対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

新刊棋書情報「基本の知恵これだけは」

2008-01-31 22:15:55 | 棋書
誠文堂新光社「~これだけは」シリーズの最新刊は、「基本の知恵これだけは」。

知恵?
何、ソレ?
智恵子抄?
ジャリンコちえ?

中身は月刊「囲碁」かどこかで掲載された、プロの「私の上達法」的なものをまとめたもの。
後半は中国や日本の古典から、囲碁の心構え的な部分を抜粋し、やはりまとめただけだ。

正直な気持ちを書くと、営業妨害になりそうなので書かない。
ただ余白が多く、四六版で出す意味を感じなかったということだけは、言わせていただこう。

詩集じゃあるまいし。
文庫サイズで十分な内容量である。

新刊棋書情報「李昌鎬のヨセ(上)」

2008-01-30 23:55:55 | 棋書
新刊「李昌鎬のヨセ(上) 」は、端的にいえばヨセ問題集である。

目次に「プロローグ」とあるが、これは有体にいえば日本語版に向けた前書き。
李プロのヨセ勉強法が数行記されているものの、理論的な話はない。

問題もあまり数字が、出てこない。
数字がなくても成功、失敗のわかる形ばかりということか?
どちらかというと手筋の形を学ぶ本。
ヨセに関する基礎知識は、他の本で学ぶ必要がある。

問題はやや大柄で、実戦的な印象。
そこが特色といえば特色か。

あまり期待していなかったが、大体予想通りの内容だった。
ヨセの問題集は少ないので、これはこれでニーズはあるとは思うが。
A5サイズ、1800円で出す意味はあまり感じない。

個人的には下巻に期待と言うところである。

ハンドボールを観戦して

2008-01-29 21:15:15 | スポーツ
面白そうな番組もなかったので、食事の傍ら女子ハンドボール北京五輪アジア予選、日本対韓国を観戦。

なんというか…切ない気分だった。

GKの驚異的なセーブや粘り強い守備で、何とか喰らいついていく日本だが、折角流れが来てもミスでみすみす手放してしまう。
あんなに沢山インターセプトされるのも、やはり実力差故なのだろうか?

横パスばかりでちっともシュートにいけない姿は、サッカー日本代表のダメダメな時を見ている気分で、落ち込んでしまう。
初めて見た感じでは、サッカーよりもバスケットに近いように思ったが。

あるいはその状況は、囲碁における日本の状況にも似ていないこともない。

ただ囲碁は過去に日本の方が強かった時代があるのだから、バレーと同じくまだチャンスがある方ではないか?
要は選手一人一人の工夫や、統括団体…つまり両棋院の努力次第。
「まだ」巻き返しの余地はあると信じたい。
ただし猶予もそんなにないだろう。

前田○級詰碁、復刊へ

2008-01-28 22:15:15 | 棋書
方円書庫によると創元社の「前田○級詰碁」が、復刊ドットコムで復刊しそうな流れになっている。
100部予約が入れば、復刊決定。
あと2669部(29日21時現在)。

前田詰碁ファンを自認する身としては、大変喜ばしい。
ただ3冊で4200円は、「定価より高いものは買わない」私の金銭感覚からはオーバーしているけれど…。
水を差すようで申し訳ない。

それでもヤフオクやアカシヤ書店では、状態に関わらず2000円以上で取引されているのだから、新刊と思えば許容範囲か?!
新装ケース入りなのも、セールスポイント。

ただ復刊したからといって、ずっと買えるわけではない。
実際将棋棋書「寄せの手筋168」は、数年前に同じく復刊ドットコムで復刊されたが、現在は注文を受けつけていない。
予約が溜まれば刷るのかも知れないが、欲しい人は早めの決断が必要かも。

dasさんの仰る「絶滅危惧種」というのはちょっとオーバーで、まだ古書店でもたまに見かける。
しかし図書館にはこの手の新書サイズ古棋書は、まず置いていないと思って良い。

この本は問題や解答の形式に取り立てて工夫があるわけではないが、選題の良さが魅力。
1冊150問。
表記されている対象棋力よりずっと上向きとされるが、作図が小さいので低段者でも十分取り組める。
趙治勲プロは自分の弟子に、この「前田○級詰碁」3冊と「基本死活事典」を携帯させていたそうである。

囲碁格言カルタを求めて

2008-01-27 21:55:55 | 雑談
日本棋院に「囲碁格言カルタ」があると聞いて、寒い中いってみましたよ。
デジカメ握り締めて。




中田大輔(トランポリン)。
関西棋院監修の「囲碁ダイアリー」(1000円)というのはあったけれど。
秘かに期待したMYCOMの新刊も中田。

理由として考えられるのは…

1. あまりの人気に売り切れた(もう正月から随分経つし)。
2. ヨーダ様の「言いたい放題」と、同じ末路を辿った。

1だと思いますが、ま、まさか…!?

久々にカーリングのお話

2008-01-26 22:23:31 | スポーツ
ミーハーファン宣言をしている、女子バレーボールと女子カーリングだが、ご無沙汰して久しい。

女子バレーは時々テレビで放送されているのを見たり、記事をチェックしたりするものの、ほとんどアテネ以来あってねぇ。
なんちて。

女子カーリングもパシフィック選手権を観にいって以来、1年以上ここで触れていない。
その間既に、パシフィック選手権をもう一回催されていた。
そこでチーム青森は準優勝だったとのこと。

そういった情報が入ってくるのも、チーム青森公式サイトがオープンしていたからだ。
全く遅いご紹介で、恐縮。
もう結果を探して、ネットをうろ烏鷺しなくていいのね。

チーム内に関しては、主将を務めていた寺田桜子選手が休養、そしてチームを離れることに。
しばらくみない間に激震やん!
結果しか知らないので、詳しい事情はわからない。

代わって石崎琴美選手が加入。
先のパシフィック選手権にも出場したそうだ。

またマリリンこと本橋麻里選手が、9月にブログを開設している。
同じgooユーザーだ。

これが中々ユーモラスで気に入った。
特に去年のクリスマスイブの記事など、秀逸ではなかろうか?
本橋選手のサービス精神と、上手くマッチしていると思う。
公式サイトmotohashi-mari.comは今、何故かつながらないけれど…。

さ、これからまたミーハー熱を復活させなくては。
とりあえず次は世界選手権で、それに向けて武者修行中とのことである。

新刊棋書情報「実戦の死活」

2008-01-25 22:50:03 | 将棋
平野正明碁スクール」シリーズもついに、第10巻目が登場。
題して「実戦の死活」。

注目すべきは、巻頭で平野プロが
詰碁を解いても、死活に強くはなれません
と喝破している点。
死活で悩んでいるアマには、福音ともなりそうな甘い囁きである。

大半のプロ棋士は全く、逆のことを言いそうだ。
しかし平野プロの言が正しいどうかはともかく、新しい一つの考え方として面白い。

代わりに本の中で解説されているのは、隅や辺の「板六」の死活研究だけきっちりやるという手法。
実戦ではこれらの形を目標に打ち進めていけば、勝てると主張する。

ちゃんと読んでみれば、いろいろ疑問点は出てきそうではある。
チラッとみたページには、
「これが本当に出来るようになる?」
というような形もあった。

ともあれ分量はそれほどないので、気を引かれた方は一度、書店で手にとってみるのがいいかもしれない。

新刊棋書情報「大人のためのらくらく囲碁入門」

2008-01-24 21:15:05 | 棋書
店頭で見つけた「大人のためのらくらく囲碁入門」(日本棋院)を手にとってみた。
ライターは伊瀬英介氏。

ちなみに日本棋院のサイトでは、まだ「発売」のアナウンスはない…。

リング」の作者として著名な、鈴木光司氏が推薦文を寄せているのが目立つ。
しかし肝心な中身の方はどこが、「大人のため」になのか、チラッと眺めただけはよくわからなかった。
よって論評は控えたい。
「大人が買っても恥ずかしくない装丁」=「大人のため」というような構図か?

一応最初は、9路盤を使ってルールや手筋の解説からスタート。
最後に9子局を解説して締めくくる。
息抜きとしてコラムも挿入されている。

価格が1000円に設定されているのは、評価出来ると思う。
初心者が入門書の値段にたじろいで、回避してしまうのはもったいない。
今後の入門書に見習って欲しい部分だ。

はじめ画伯に肝胆感嘆

2008-01-23 21:25:19 | 雑談
つづき

香炉が欲しいなと思った時、はじめ画伯が粘土で、グッズを作ったという記事を思い出したんです。
モノを作ることで、癒しにもなるかなという考えもありました。
で、100円ショップの粘土を買ってきたのが、失敗だったかな?

もう既に長く使っています。
でも着色は一昨日(汗)。
写真ではわかりにくいですが一応、ごっくんが浮き彫りになっています。



この香炉。
インドのスティックタイプのアロマも使えるようにと、ご覧の通り縁を高くしたら、コーンタイプのが使えないでやんの。
短いスティックタイプも無理そう。
二酸化酸素が溜まるせいか、途中で火が消えてしまうんですよね。

あぁ、不器用。
穴でもあければいいのかな?
改めて画伯の創作能力の高さを実感しました…とさ。
やっぱり囲碁グッズ制作は、画伯に任せましょう。

はじめ画伯に敗北宣言…

2008-01-22 20:55:55 | 雑談
つづき

そして出来上がったのが此方!



ブッ、不細工(器がね)!
そしてタラコ唇!?

作ったのは、どこの猿人?
猿酒
猿 we GO !?
猿十番碁!!

…て、猿に失礼!
可愛い子をこんなにして画伯、すみません!

一応、「香炉」です。
ぁんや香炉。

ちょっとアロマに包まれたくなって、探していたのですが適当なのがみつからず。
で、どうせなら自分で作ってしまおう、と思ったのがキッカケ。
1年半前の話ですがね。

(つづく)