対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

第2次猿十番碁 第7局 後編

2009-10-31 23:35:53 | 棋譜
Trick or Treat ?

中途半端なところでスッポカシて申し訳ない。
どこまで話したっけ?



白106に黒107とツケて「間に合わせたフリ」で
黒109ととにかく広げる方針を一貫。
白122-124とこちらを取りにいっている間に、
黒125と囲えて少し希望が見えてきた気がしていた。

しかるに黒127が中途半端な手。
すかさず右下全体をいじめられて閉口。

白146となって白122-124の石まで働いてきて、
黒Aの手入れが必要なため
これは負けペースと思って諦めてしまったが…。

1週間ちょっと前(をぃ)に図を作っていて気づいたのだが
Aの手入れは不要ではないか!



実戦は黒147と打ったが、
ここで一子を継いでいれば、まだ白が10目ぐらい良さそうだが、
作り碁までもっていくチャンスがあったかもしれない。
全く頭のネジが一本緩んでいた。

白148と抜かれては、頼みの中地がなくなり、
ジ・エンド。

ヤケのヤンパチで左上に無茶苦茶をやっていったが
成立するはずもなく投了となった。

これで再び角番…。
そして…。

第2次猿十番碁 第7局 前編

2009-10-18 11:46:59 | 棋譜
本日18日9時からKGS第8局を打つ予定なので、
急ぎまだ反省していなかった第7局を振り返る。

対局前にhexaさんから
「時間制限しませんか」
と、早くも先制攻撃(笑)。
前局の最後で徹底的に時間を使われたのがやはり痛かったらしい。

元より毎回、時間を足して貰って打っているのは
こちらの甘え以外何者でもないので断ることは出来ない。
ただ「ゆっくり慎重に打とう」と思っていた私の心理に
その予定変更が微妙な影を落としたことは否めない。

ついでにhexaさんが設定された、持ち時間60分+秒読み
40秒という微妙な数字にも動揺(笑)。



とはいえ中国流で始まった序盤はいつもの通り(?)黒不満なし。
特に下辺の白がイマイチでやれると思っていたし、
白68からの動き出しは無理気味と感じたから。

しかし手拍子で打った黒69の直後、
筋を逃したことに気づいてクサった
ここは黒Aと打つのが急所であるし、
何とそれでタネ石の58と68は逃げられない(asutoronさん指摘)。

恐らく脳裏には第4局でnipparat理事長に叱られた手があったのだと思う。
その時はこのタケフの急所は急所ではなかった。
しかし今回は正真正銘のタネ石。
真剣勝負の場では1手でも有利に立てるところは逃したくないし、
ましてやすぐに打って気づくミスは打ちたくない。



その焦りに追い討ちをかけるかのように、
薄々の包囲網に見える白72が挑発的というか、
黒にチャンスがありそうな局面で心乱れた。

そんな心理状態の中「エイヤッ」と出切った黒75-77が読み不足。



黒5みたいな順で右上と見合いに出来るというのが
「当方の希望でございました」が、
白6とグズまれて攻め合い負け。
黒87と打っても一眼の足しにもならず
白82から86まで突き抜かれ、一方的に弱石をかかえ、
踏んだりけったりである。

また白90もいやらしく(笑)、
ここをツイだら右上を取りますよという意味だろう。
白92とこちらも安定すれば、
地も厚みも大差である。

黒も勝負を投げられないので黒97から黒99と、
中央を広げて頑張ったが…。

プロ棋士ペア碁選手権2010

2009-10-17 11:55:55 | 雑談
ちょっと残念なニュース。

ちあきちゃん(向井千瑛プロ)のブログによれば、
今年のプロ棋士ペア碁選手権リコー
スポンサーから撤退してしまい、
例年と形式が違う形になったとのこと。
まだアナウンスがなかったのは気になっていたが、
今年も当然見られるものと思っていた。

私と関係のない業界ではないので、
いろいろと大変であるのはわかるけれど、
ペア碁20周年という折角の節目の大会だったのだから、
何とか有料で構わないから今年だけでも続けて欲しかったなぁ…。
(でも5000万もかかるのか…)

それでもここ2回、
プロ棋士に親しむ機会を設けてくれたリコーさんには感謝!
日本棋院の努力により今年も2日だけながら、
開催されるようなので、それを楽しみにしたい。

ちあきちゃんのブログの画像から読み取れる、
出場者をまとめてみました。
ちあきちゃんのブログと合わせて参考にしてけろ。
間違っているところがあったらご指摘よろしくお願いします。



個人的に1回戦で歩様とカナボーがぶつかっているのが、
悶絶しそうになるくらいツライところ。
まぁキミィと組む歩様を応援しますが。
逆サイドからはちあきちゃん上がってきてね♪

Bブロックではイーミンちゃんとメーエンさんの、
ザ・ワールドペアが楽しみかな。
特にメーエン先生は解説会は一度いったけれど、
打っているところを観るのは初めて。
今年もサインとか貰える機会(不安)があるなら、
著作をいっぱい持っていきたいなぁ(迷惑)。

日時は12/5(土)日本棋院とのことです。

囲碁フェスティバル2009(まとめ)

2009-10-15 21:16:30 | 雑談


その他

1.伊藤園のペットボトルが販売されていた。

ゆったり気軽に寛ぐのに大変重宝しました。
結構、普段も伊藤園のペットボトル買うことが多いなぁ。

2.六本木ヒルズの甘味処、虎屋のスイーツが屋台で出店。

でも食べたかった「3種あんシュー」は2時ぐらいに売り切れで食べられず…(涙)。

3.携帯用囲碁セット(9路)を限定販売。

デニム製とフェルト製2種を25組ずつ。
デニム製は2時半ぐらいに完売していました。

こんなところかな?



今回も最後までいるつもりでしたが、
3時半の妙花決勝を前にちょっと疲れてしまって帰宅。
その後、スーパー早連碁もあったわけですが、
それを理由に残るモチベーションがありませんでした。
連碁についてのレポはこれまたさいちさんのブログで。

何度でも書きますが今回のイベントは成功だったと思います。
特に「大好きな人に囲碁に親しんで欲しい」という人には
その相手を連れて行く場としてこれ以上ない場所として強くオススメ出来ます。
ここでならカミングアウト(?)しても
よっぽど嫌われている人でない限り
「え~囲碁ぉ~」
と白い目で見られることはないでしょう。

それを強調した上で、
来年は私は参加しないかも知れない…。
というのも哀しいかな今現在、身近に
「この人に囲碁を知ってほしいな」
という人がいないので(涙)。
そういう立場の人がこのイベントに参加するのは
asutoronさんがコメントで仰っていたの
「メリットがない」とはちょっと違うけれど、
元から囲碁ファンが長く過ごすには、見所がちょっと少ない。
これは去年もそうでしたが、
私自身がイベントのターゲット層からちょっと外れているということです。

何度でも書きますが不満があるわけではなくて、
今の方向性を突き詰めていって欲しいと思います。

ただ「囲碁イベント」として過剰に気合をいれていくと、
ちょっと拍子抜けというか気合疲れして反動で寂しくなってしまうんですね。
私だけかもしれないけれど。



来年は参加するなら美術展でも行った帰りに、
「そーいえば今日囲碁フェスティバルやっているんだったな」
「ちょっと寄って囲碁をサカナに、お茶でもしていくかぁ
みたいなスタンスで取り組みたいと思います。

勿論、それ以外にお役に立てる場面があるなら労は惜しみませんよ!

囲碁フェスティバル2009(後編)

2009-10-14 19:54:41 | 雑談
妙花だけれど、我らが(?)歩様がいきなり緒戦で、
由香里センセーに敗退してしまい、
一気に関心が薄れてしまいました(汗)。
ごめんなさい。

「囲碁とっておき上達法」によると、
「9路の場合、相手に2箇所で地をもって活きられると厳しい」
そうだけれど、正にそういう碁形で、
序盤に勝負がついてしまったのが残念!

というわけで残りの対局はじっくりは見ませんでした(汗)。
申し訳ないですが詳しいレポートは
さいちさんのブログをオススメしておきます。

熱気があったのが入門教室で、
全6回だかの講座は毎回盛況でした。

講師は

プリッケツ漢傑プロや、

梢恵ちゃん(長島初段って一瞬誰かと思いました。
ご懐妊おめでとうございます)

それから妙花が終わった歩様も講師に立っていましたよ。

その中でもやはりカナボーの講師っぷりが抜群に上手く
そっぽ向きがちな子どものハートも
しっかり捕らえて離しませんでした。
真剣に聞き入る生徒…。
やっぱりアンタ、棋士じゃなくてもやっていけるよ(笑)。
早くお嫁にいっちゃえぇ(涙)!(謎)

会場にはその他観客として、
大竹英雄会長を始め、張リユウプロ、鶴山プロ、下坂プロ、
誠子センセーなどがいらっしゃいました。

意外なところでは将棋の阿久津プロ、
木村一基プロと思しき人を発見したのけれど確認は出来ず。
多分、後者は他人の空似かとも思うけれど…。

囲碁フェスティバル2009(中編)

2009-10-13 20:28:09 | 雑談
今回の囲碁フェスティバルの新企画は「プレミアム9路盤」。
平たく言えばプロ、トップアマによる9路盤指導碁なのだけれど、
やはり滅多にないチャンスなので、
9路盤について少し書かれている趙先生の
「囲碁とっておき上達法」を片手に会場にいくなど楽しみにしていました。

ところが会場到着時刻を間違えて、
第1回の申し込みに間に合わず(涙)。

第1回は

モッチー(望月プロ)、

史上最もエレガントな美人女流棋士ヤシロクミコ様(通称ヤッシー)
恐る…恐る…)他、
アマ女流棋戦で活躍されている小田さんや下田さんが
多面打ちで指導に当たってました。

第2回では下田さんに代わり、

エスキモーナルミ(大沢プロ)が指導。

第3回はヤッシーとモッチーが外れ、

ヒカルの最初のライバルの三谷君(違)
そして妙花参加棋士から、

南斗聖健が駆けつけました!
誰が来るのかとドキドキしてましたよ。

ただ結局2回応募した抽選はハズレ。
打つ機会には恵まれなかったのでした。
残念!

三谷君は棋院の写真から寡黙で神経質そうな印象があったけれど、
実際は初級者囲碁教室の講師にも立てる普通の好青年でした。

囲碁フェスティバル2009(前編)

2009-10-12 20:52:32 | 雑談
去年の囲碁フェスティバル2008に引き続き
いってきましたよ囲碁フェスティバル2009
早速レポしまーす。

(順番からすると猿十番碁第7局が先なのだけれど…、
長くは掛からないと思うので、hexaさんご容赦!)



スタッフの方々の日頃の行いが良いせいか、ご覧の通り天気は上々♪

今回は六本木ヒルズのビルから会場を、
地上のアリーナに移し、しかも無料で開催というのが大きな特徴。

やはり有料だとどうしても
「囲碁の関心がある」という人しか集まってくれないので、
よりいろんな人に囲碁に触れてもらう」という狙いを、
突き詰めた結果、こういうよりフェスティバルの名前に相応しい
イベントの形になったのだと思う。

観客である私がいうのも何だけれど、
結果的にこの方針は成功していて、
他の囲碁イベントは元より去年に比べても
ターゲットである若い男女が多く来場していたように思う。



また人工芝のカーペットを敷いた
「囲碁ピクニック」のスペースもなかなかで、
ピクニックエリアの外でも沢山の親子連れやカップルが横になったりして、
貸し出されている9路盤を楽しんでいたのは微笑ましかった。



また去年に引き続き開催された妙花も、
去年の反省からか会場全体から見えるように設営されていた。
確かに去年はずっと立ち見で、
準決勝前辺りから腰が痛くて仕方なかったということを、
このブログにも書いたけれど、
こういった無料イベントでそういう観客の要望に応えるのは
ある意味当然そうにみえて、なかなか出来ないこと。
多くがボランティアだろうにも関わらず、
年々より進化しているフェスティバル運営に感心した。

その分、対局者が遠くなっちゃって、
表情とか仕草とかはわかりにくくなってしまったが、
そこは仕方ないといえば仕方ないことで…。
欲をいえば、他のエリアも含めた全体の配置に改善の余地はある…かなぁ?
観戦した印象として。



あとこの大型モニターに対局を映すのかと思っていたのだけれど、
このモニターはあくまで看板でそのままなのね。
もっと小型のモニターを会場の各所に配置していたので、
特に問題はなかったけれど、ちょっと勿体ない気もしました。
会場を上から眺めた観客にも対局の様子を映せば良かったのに…と。

爆笑!寶酒造杯東京大会 part15(最終回)

2009-10-11 22:24:24 | 棋譜
大会初体験は4勝1敗4位相当
景品は狙い通り(?)、白壁蔵の1升瓶ということとなった。


結局、緒戦で私と当たった方がそのまま全勝で優勝
くじ(登録順)が悪かったともいえるが、
まぁ、この戦績で文句をいってはバチが当たるだろう。
でもやっぱり優勝したいという気持ちがないと、
この先はないから優勝したかったねぇ。
届かないという感じではなかったし。

大会を通しては1階の教室で打ったこともあるだろうが、
イヤな気分になることは1度もなく快適で、
主催の日本棋院および寶酒造に感謝である。

その他気づいたのは

1.対局時計は良く押し忘れた
多分1局あたり5分ぐらいロスしていたと思う。
そのせいもあってか
2.目算のタイミングがわからず一度もしなかった
まぁ、どの対局も大差だったので目分量で間に合ったけれど。
みんな、やってんの?
3.作れ(整地でき)ません
まぁ、これは予想通り。
もちっと生碁に慣れたほうがいいかな。

そして改めて思ったのは、
こういう幅広いランクの人が真剣に打てる機会がもっと欲しいということ。
目標になるので囲碁を続けるモチベーションになる。

でももしこういう大会を増やすならば、
段級位の申告がより厳密であることが大事。
それであってこと大会優勝の免状取得権もより価値が出てくるし、
まずはそこから手をつけていくのが急務だと思う。

といったことを感じた大会だった。

あ、それからこれは余談だけれど
東京大会のみ段位者の参加費が4800円なんだよね。
他の地方の大会は多分皆3500円
多分、大会の規模がやや大きいため
設営などに費用がかかるせいだと思う。
景品が違うってことはないよね?

それでも全参加者には芋焼酎「一刻者」の720mlのお土産はつくし、
何より楽しい真剣な時間が過ごせて充分、元は取ったと思う。
地方はより安い値段で参加できるのだから、
開催場所の近くの人は参加しないのは損じゃないかなぁ。
ワタシゃ、今から次の大会が待ち遠しいよ

さぁ、明日は囲碁フェスティバル2009だ。
13時から六本木ヒルズでお会いしましょう。