対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

W杯準々決勝予想

2006-06-30 22:51:18 | スポーツ
W杯準々決勝。
今日からなんですね。
7/1というのを、現地時間と早とちりして明日からだと勘違いしていました。

準々決勝がW杯で一番面白いと言われています。
つまり大トロ。
ここまでW杯熱に乗っかってきた人は、ここだけは見逃してはなりませんよ!

そこで予想だけ。

アルゼンチン対ドイツ…。
決勝T1回戦で調子を落としているようにみえたアルゼンチンと、尻上がりに調子を上げているように思えるドイツ。
開幕前ならアルゼンチン一点張りで文句無かったのですが、今はかなりわかりにくい。
ポイントは疲れているようにみえたリケルメが、どの程度回復しているか。
リケルメの出来云々で、試合の趨勢が決まってくるような気がします。

もう一つはセットプレー。
ここまでアルゼンチンは2失点しかしていないので、あるいは問題ないのかも知れませんが、アルゼンチンは全体的に高さはない。
それが問題点として顕在化しないかどうか。
185cmあるルイス・ゴンザレスなどが怪我で引っ込んでいますし、ドイツは2トップのクローゼとポドルスキーに高さはないものの、クローゼが空中戦を得意としているのは周知の事実だし、何と言っても後方のプレーヤーがデカイ。

どちらにせよ双方のDFの問題点や攻撃力を考慮すると、無失点というのは考えにくく1-1からどちらがもう1点を上乗せできるかが、勝敗の分け目とみます。

結局、アルゼンチンの出来次第。
希望も込めてアルゼンチン勝利と予想。

イタリア対ウクライナはイタリア。
ここまでの戦いからイタリアは万全にないにしても、色々なフィールド外のゴタゴタから生じた結束が凄まじい。
普通にやってもウクライナはしんどいのですから、ウクライナが勝つ要素を何かさらに上乗せできないと苦しい。
全体として「ここまでで十分」的な雰囲気になると、イタリアが2-0ぐらいであっさり抜けてしまいそうです。
シェフチェンコもここまでの戦いぶりからすると、試合をひっくり返すような力はないとみます。

オススメインタビュー

2006-06-30 17:15:55 | 雑談
W杯の喧噪の陰で、面白いモノを見落としていた。
ほぼ日刊イトイ新聞」で、NHKの刈屋アナウンサーのインタビューが行われていたのだ。
アナウンサー「を」インタビューするんですよ。

http://www.1101.com/kariya/

トリノ五輪期間中にも紹介したが名実況、名セリフで有名なアナウンサー。
そしてその名を知らしめた「栄光への架け橋」や「オリンピックの女神は、荒川静香にキスをした」、「マリリンショット(?)」らの誕生秘話を、ここで読むことが出来る。
数々の名セリフには、意外な裏側や意味が!

アテネやトリノを楽しんだ人には、必ず面白い発見があるはず。
強くオススメ。

棋道戦士0088

2006-06-30 05:55:55 | 棋道戦士
「君に戦略をうんぬんする資格はない」(ワッケイン)

<解説>
第4話より。
上官に盾突くブライトに、ワッケイン司令官が浴びせた言葉。
いいですねぇ。
私も上手の立場で、こんなセリフをいつか吐いてみたい。
「え、でも定石だとここは…」
「君にぃ定石をうんぬんする資格はないぃぃぃ」
嫌われるでしょうが(笑)。

<今日の一局>
白11は「右上の方が弱いから、そちらを強化しよう」という腹づもりだった。
が、右上の白はどうとでも捌けるので、必要以上に怯えていたかも。

あるいは図のように逆にハネるべきだったかもしれない。
こうすれば右下がより豊かにフクらむし、黒を狭い方に押しやっている。
恐らく黒は図のようには打たないだろうが、それでも石の方向は実戦より良い。

白53を手抜いたのは作戦。
ただ右下の黒をハッキリ生かしてしまったので、善悪はどうかわからなかった。

そういう意味で白61は痛恨。
もちろん着点がわからなかったり、白59の石を諦めたわけではなかった。
考慮中、コップ水滴がマウスパッドに落ち、慌てて拭く。
で、画面を見たら、手番が何故か相手に移っていた…というのが真相。
つまりミスクリックだったというわけ。

図のように打てば勝負が一気に決まるので、本当にガッカリ。
もっともミスクリックにしては、不幸中の幸いという位置ではあるが。

仕方なく仕切り直し。

黒70からの手順は上手く打てているのかわからないが、相手が逃げ腰なのがわかったので、それに乗じてコウモドキで脅かした。
手順に上辺の発展性を阻害して、結果的にはまずまずかなと。

白135や白187は緊張感が切れたのか、読み飛ばし。
こちらはクリックミスでなく、ブレインミスである。
何しろ、この辺は盤十ぐらいで勝っていると誤認していたので。

それがつくってみれば、盤面3目しか勝っていない…。
私の楽観恐るべしというべきか、二子の効力が恐るべしなのか、はたまたクリックミスの威力かくの如しというべしか…。

(;GM[1]HA[2]KM[3.5]
RE[W+6.5]SZ[19]FF[4]
AB[dp][pd];W[qp];B[dd];W[fq];B[cn];W[kq];B[jc];W[qf];B[nc];W[pj];B[qj]
;W[qi];B[qk];W[qm];B[pi];W[ph];B[oi];W[qh];B[ok];W[rd];B[qc]
;W[cf];B[fc];W[bd];B[cc];W[ci];B[jd];W[dr];B[cq];W[fo];B[nq]
;W[pq];B[lr];W[kr];B[lq];W[kp];B[mo];W[pl];B[pk];W[mm];B[ln]
;W[jn];B[lm];W[ml];B[ks];W[js];B[ls];W[ir];B[or];W[pr];B[ps]
;W[qs];B[os];W[cr];B[qr];W[qq];B[rr];W[cl];B[br];W[bp];B[bo]
;W[ho];B[dq];W[eq];B[cs];W[ds];B[bs];W[er];B[bq];W[bc];B[ch]
;W[bh];B[bi];W[cg];B[cj];W[dh];B[dj];W[el];B[bk];W[cb];B[db]
;W[cd];B[dc];W[rc];B[rl];W[rm];B[rj];W[bl];B[fj];W[gl];B[di]
;W[fh];B[ch];W[hd];B[gd];W[he];B[hc];W[ci];B[hj];W[ai];B[ch]
;W[qb];B[pb];W[ci];B[bj];W[jk];B[ch];W[hh];B[eh];W[ci];B[eg]
;W[ef];B[dg];W[ch];B[fg];W[gg];B[ff];W[qd];B[pc];W[ee];B[fe]
;W[fi];B[gi];W[gh];B[ei];W[jh];B[sg];W[rb];B[se];W[pe];B[le]
;W[pa];B[oa];W[qa];B[nb];W[md];B[me];W[ne];B[nd];W[nj];B[oj]
;W[nf];B[rq];W[rp];B[sq];W[bb];B[de];W[df];B[re];W[qe];B[sm]
;W[da];B[ea];W[ca];B[fb];W[sn];B[sl];W[ke];B[kd];W[je];B[lg]
;W[hi];B[gj];W[ek];B[ej];W[np];B[mp];W[no];B[mn];W[nn];B[ol]
;W[om];B[oq];W[op];B[hl];W[hm];B[il];W[im];B[ij];W[ji];B[jj]
;W[li];B[kj];W[lh];B[kg];W[an];B[ao];W[bn];B[bm];W[co];B[am]
;W[do];B[cp];W[dn];B[al];W[cm];B[bn];W[nh];B[oh];W[og];B[mg]
;W[ng];B[id];W[ie];B[jl];W[kk];B[lj];W[lk];B[mk];W[mj];B[nk]
;W[ll];B[mi];W[mh];B[ni];W[rg];B[sh];W[sd];B[sf];W[ri];B[si]
;W[ep];B[ce];W[be];B[so];W[rn];B[sp];W[km];B[ql];W[pm];B[kl]
;W[ro];B[po];W[pn];B[ik];W[nm];B[gk];W[fk];B[aj];W[ah];B[ed]
;W[jg];B[ld];W[ck];B[dk];W[dl];B[kn];W[jm];B[ko];W[jo];B[gf]
;W[hf];B[ii];W[ih];B[kf];W[od];B[oc];W[oe];B[jf];W[if];B[mf]
;W[lp];B[mq];W[rf];B[sj];W[rh];B[tt];W[tt];B[tt])

ガンダムセリフ参照サイト

新刊棋書情報「高尾の力学」

2006-06-29 15:15:21 | 棋書
正々堂々 高尾の力学」(日本棋院)が発売した。

「複雑な変化や難解な戦いに、なるべく足を踏み入れない打ち方について解説」(まえがきより)
がコンセプト。
本因坊自身の実戦を題材に、20のテーマ図を解説している。
作りは次の一手形式で平凡だが、テーマ図までの手順も載せてあり、「小林光一の囲碁上達塾」に似た構成。

加えて第4章には、本因坊獲得までの道程をプレーオフから全6局、1局辺り12譜から24譜に分けて細解。
待望の自戦解説だ。

1ページに全局図を2つ掲載。

やや値段がネックだが、いつか購入する予定。
シリーズ続刊も楽しみ。

W杯第19日

2006-06-29 01:55:19 | スポーツ
今日はW杯もお休み。
燃え尽きるように、更新が遅れた。
普通、逆だと思うのだけど。

ブラジル対ガーナは予想通り。
もう少しガーナの抵抗があるかと思ったが。

審判の質の悪さはもう何も言いません。
ブラジルの2点目はオフサイドくさいし、ギャンのイエロー2枚での退場も厳しすぎ。
あれで試合は終わった。

よく考えてみるとガーナ代表。
みんな忘れていると思うが、アテネ五輪で日本代表が勝っているんですよね。
それを考えると、相当に妥当な結果なのかも知れない。
穴だらけの三段論法なのは承知。
それをいうならブラジル代表にもコンフィデ杯で日本代表は引き分けているわけで。
もっともここでボコられていれば、もう少し今の状況が変わっていたかも知れないが。

ちなみに忘れていたといえば、ツェフもいたチェコユース代表に、いわゆる「谷間の世代」01年ユース代表も勝っている…。
やっぱりどこか方法論で間違ったのが、今回の結果である感じが否めない。

スペイン対フランスは予想と逆になって残念。
しかし良いゲームだったし、フランスは勝者にふさわしいプレーをした。
特にリベリーは
「突破は上手いけど、シュートが下手だし大したことないな」
と思っていたら、大爆発。
私が過小評価するプレイヤーは結構皆大成していて、ジダンとかリバウドとかロナウジーニョとか。
リベリーもその系列に加わるか?

スペインは健闘と期待に満ち溢れながら、ここで負けてしまうのがスペインたるゆえん。
まぁアラゴネス監督が嫌いだし、歴史を変えるに相応しい人と思っていなかったので予想の範囲内ではあるが。
次の監督はデル・ボスケかな?
それくらいしか人材がいない。
あるいはアルゼンチン人に任せるとか選択肢があればいいが。

残念といえば、ラウルが結局W杯でさしたるインパクトを残せず去りそうなこと。
それだけが心残りといえば心残りだ。

この後の日程はお休みが必ず挟まれるので、今日までのような焦燥感とはもう無縁。
観戦は大分楽になる。
残りはマッタリと、笑いに満ちた観戦にしたいと思う。

W杯モードの私に辟易している人もいるだろうし。
これでも抑えているんですが。
ダラダラゲラゲラいきまっしょい。

「孫子」と「三十六計」

2006-06-28 05:15:42 | 雑談
「孫子」と「三十六計」の違いについては、他の方にはどうでも良い些細なこと。
この二つの書については中高生の頃だったか、興味を持って読んだので、ついついキーボードを叩いてしまったというわけ。

「孫子」は海音寺潮五郎氏の著作がキッカケだったと思う。
孫武とその子孫、孫濱を題材にした小説。
以前は孫武の存在には疑いの眼が向けられていたのだが、この本を読んだ後にどこかから竹簡か何かが発掘され、その存在が認められたニュースに大いに興奮した。
それまではもう少し後の、戦国時代に活躍した孫濱が「孫子」の本当の作者で、孫武は伝説に過ぎないのだと言われていたのだ。
ちなみに三国志の「呉」を建国した孫堅は、この末裔とされている。

三十六計第二計「囲趙救魏」は孫濱の発案…、というのが小説の中のワンシーン。
そこから「三十六計」にも興味が広がった。

このように三十六計の方は、中国の有名な戦史が多く題材に含まれているので、そのエピソードを読むだけでも楽しい。
「連環計」なんて三国志が好きな人はニヤリとするはずだ。

どちらも人生に役立つ教訓に満ちていて、読んでいて飽きない。
「論語」より実際的だし平易。
下手なビジネス書より、ずっと普遍性に富んでいる。

解説した本は多く出版されているし、囲碁にも役立つので機会あれば読んでいただきたい。

W杯第18日

2006-06-27 22:00:41 | スポーツ
日韓大会よりの審判問題は改善されていないようだ。
今日の試合もまた退場でゲームが壊れた。
マテラッティのプレーは、退場に値するようなファールだったかなぁ?
イタリアはああいう形でしか点が取れそうな雰囲気がしなかったし、最後のPKは審判が第2のモレノ氏にならないための筋書きだったような気がしてならない。
これもまたスッキリしない結末だった。

一方、スイス対ウクライナは本当に地味ながら、試合がよくコントロールされているし、攻守の切り替えも早く、スコアレスドローながら結構見応えのあるゲームだった。
かなりマニアックな試合ではあるが。
結果ウクライナの団結がスイスの組織を上回ったが、さすがにこちらの結果は運不運の話だろう。
どこまでこのアウトサイダー、ウクライナが勝ち抜くか注目。

今日はブラジルとスペインの勝ち抜けで決まり。
エッシェンが出場停止のガーナはさすがに無理だろうし、私はフランスのドメネク監督を評価していない。
アラゴネス監督も好きではないが、今大会のフランスは問題点が勝ち上がるには問題点が多すぎると思う。

囲碁必殺技

2006-06-27 06:57:46 | 雑談
hidewさんの着目した
手筋を『必殺技』と呼んではどうか
というのには脱帽した。
私も発想のヒントとなった横内氏の著書は知っていたが、hidewさんのように発展しなかった。

しかし残念ながら、従来の「ゲタ」や「シチョウ」といった囲碁用語では、メインターゲットと思われる子どものハートはキャッチ出来ないだろう。

喰らえぇ!ゲタ。」
では、格好悪くてシマらない。
「鶴の巣ごもり」なんかは名付けた人を誉めたいくらい、優雅な名前ですが。

大体傾向としては、
「訳分からない、難しい漢字の集まり」

「意味不明(子どもには?)だが、音の響きが良いカタカナの羅列」
が、子ども心を擽る気がする。
前者だと「爆霊地獄」だとか「竜巻旋風脚」だとか。
後者だと「ギガデイン」とか「ティルトウェイト」だとか「メテオ」、果ては「メギドラオン」…。
元ネタわかります(笑)?
ちょっと古いか(汗)!?

せめてゲタも「方形呪縛陣」みたいな名前じゃないと…。
シチョウだと「竜縛幻影網」とか…。
それに数も少な過ぎる。
せめて48程度の必殺技は欲しい。

子どもっぽい話ですね(汗)。

W杯第17日追記

2006-06-26 22:10:58 | スポーツ
日本代表に集中して予選リーグしか観ない人は、マグロで言えば赤身しか味わっていないことになる。
それでも今大会は比較的良いマグロなので、十分に美味しいが。
今の1回戦がいうなれば中トロ。
これほど良い中トロも珍しい。

ポルトガルは勝ち抜いたが、ダメージが多すぎ。
デコとコスティーニャの出場停止、C・ロナウドの退場などが不安材料。
しかしイングランドもFWに決定打がなく…。

さて今日の予想を書くのを忘れていたので、追記。
こういうのは後出ししても面白くないし。

ここまで驚くべきことに、予選リーグA-D組の各1位が綺麗に勝ち上がっている。
この傾向はE-H組でも踏襲されそうだが…。

そこを敢えて、イタリア対オーストラリアをオーストラリアの勝ちと予想。
前回大会で韓国を率いて、イタリアを破ったヒディングの魔術の再現というわけ。

スイス対ウクライナは、1回戦では一番地味なカードか。
しかしこれが一番地味というのも凄い。
組織力のスイス対、シェフチェンコと団結力のウクライナ。
スイスの組織力の方が一段上だと思う(私はこういうチームが好き)のだが、流血大王DFンデロスが怪我で大会を去ってしまったのがどう響くか。
でも、期待も込めてスイス勝ち抜きと予想します。

W杯第17日

2006-06-26 19:30:17 | スポーツ
ポルトガル対オランダは「争碁に好局なし」というような試合。
サッカーだけど。
まるでカードの数を争っているかのようで、試合としてはカオスだったが、滅多に観られないものを観たということで、あれはあれで楽しめた。
16枚のイエローカードと4人の退場者。
ポルトガルは、全ての選手がイエローを貰うんじゃないかという勢いでしたよ。

喧噪を余所に、退場した4人のうちポルトガルのデコとオランダのファンブロングホルスト、ボラルースの3人がベンチ横で談笑していたのが、何だかおかしかった。
まるで悪夢から醒めたかのように。