対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

困った末に近況

2007-02-28 23:55:49 | 雑談
いろいろな部分でお休み中です。

ネット碁もそうだし、プロ囲碁界も棋聖戦が終わって十段戦まではオフ。
…というか十段戦っていつから(汗)?

サッカーなどのスポーツも、今週末スタート。
今日は五輪代表の試合がありましたが、対香港では一ファン的には盛り上がりに欠けるのは否めないところがあります。
それに仮に盛んだとしても、このブログで扱うつもりはないんですよね。
「不幸のブログ」の威力発動で、贔屓が負けると嫌だから。

棋書も「棋書評」という形でキチンと紹介できるほど、責任をもって読んだものがない。
書くのもリンク貼りもしんどいし…。

さまざまな提言に至っては、もうどうでも良い感じもしてきました。
昨日も書きましたが全体的に、意欲が碁などに向いていないのが現状です。

明日からどうしよう。

【囲碁替え歌】『浪漫飛行』

2007-02-27 23:55:55 | 雑談
米※クラブ『浪漫飛行』改メ、


 取りたいと思うことが 何よりも大切だよ
 苦しさの裏側にある 石に眼をつくれ
 夢をみてよ どんな時でも
 全てはそこから始まるはずさ
 囲碁と出逢ってから
 いくつもの夜を打ち明かした
 はちきれるほど My Dream
 星打ち一つだけで 浪漫飛行へ In The Sky
 飛びまわれこの My Heart

 Wow Wow Uh Wow Wow Wow Wow
 Wow Wow Uh Wow Wow Wow Wow

 そこから 逃げだすことは
 誰にでも 出きることさ
 あきらめという名の筋じゃ 石はしのげない
 何もかもが 知らないうちに
 形を変えてしまう前に
 
 いつかその模様 中(なか)までも
 取られぬように Right Away
 おいかけるのさ My Stone
 星打ち一つだけで浪漫飛行へ
 In The Board
 飛びまわれこの My Heart

 Wow Wow Uh Wow Wow Wow Wow
 Wow Wow Uh Wow Wow Wow Wow

 忘れないであのときめき
 一人じゃないもう一度宇宙(そら)へ

 その胸の中までも
 取られぬように Right Away
 おいかけるのさ My Stone
 星打ち一つだけで浪漫飛行へ
 In The Board
 飛びまわれこの My Heart

 時が流れて誰もが行き過ぎても
 You're Best My game! この胸に
 星打ち一つだけで浪漫飛行へ
 In The Sky
 飛びまわれこの My Heart

 Wow Wow Wow Wow Wow Wow
 Wow Wow Wow Wow Wow Wow


『宇宙飛行』でした(捻りがねぇ…)。
歌詞の中の英語が、おかしい気もする…。
最初に変換したときに出てきた『浪漫非行』の方がツボでした(汗)。
純情ヤンキー?

ちょっと囲碁にまた倦んできたので、気持ちを震い立たせる意味で久々に替え歌やってみました。
あまり効果ないけれど(笑)。
『浪漫飛行』はカラオケに行くと歌いたくなる、大好きな持ち歌の三つのうちの一つです。

改題再販した棋書

2007-02-26 23:55:55 | 棋書
先に「どんなに良い古い棋書でも、現在入手の棋書で代用が利く」と書いたが、実際に過去に刊行された棋書の中には、再版されているものも多い。
うち、タイトルが改題されているため、再版とわかりにくい棋書のリストを作ってみた。
左が現在のもので、右が旧題。

「定石がわかる本」(日本棋院)←「定石以前」
「あなたは石を捨てられるか」(日本棋院)←「捨て石の魔術」
「物語り囲碁英傑伝」(MYCOM)←「物語り囲碁史」
「手筋の魅力1」(日本棋院)←「次の妙手」
「手筋の魅力2」(日本棋院)←「強くなる手筋」
「勝てる囲碁の法則」(日本棋院)←「囲碁学入門」
「コウは怖くない」(日本棋院)←「コウの魔力」
「すべての囲碁ファンに捧げる本」(MYCOM)←「碁キチに捧げる本」
「続・すべての囲碁ファンに捧げる本」(MYCOM)←「続・碁キチに捧げる本」
「 発想転換の囲碁」(MYCOM)←「逆転の囲碁」?
「ひと目の詰碁」(MYCOM)←「一手の詰碁大集合」
「ひと目の手筋」(MYCOM)←「一手の手筋大集合」
「パワーアップ 定石・序盤」(MYCOM)←?
「パワーアップ 中盤・終盤」(MYCOM)←?
「パワーアップ 置碁・構想」(MYCOM)←?
「すぐに役立つ実戦次の一手」(MYCOM)←?
「定石・自由自在」(山海堂)←「戦いの中の定石」

不十分なデータで申し訳ない。
くれぐれも同じ本を購入しないよう、ご注意のほどを。
大体、目次の後ろか巻末に、それと書いてあるので大丈夫だとは思いますが。

再版したものも既に絶版なりかけのものもあるが、やはり比較的オススメが多い。

第24回女子カーリング日本選手権+

2007-02-25 23:55:55 | スポーツ
北海道の妹背牛町で、カーリング日本選手権が行われていたようです。

ついこの間開催したような感触もあるけれど、前回はまだ小野寺選手や林選手がチーム青森にいたとき。
一応昨年の3月中旬だから、1年近く経っているのか…。
新生チーム青森としては、最初の日本選手権となる。

結果はチーム青森が、チーム長野を下して優勝
おめでとうございます。
10戦負けなしということですから、盤石。
準決勝の対登呂中との対戦では、後輩である相手チームに声を掛けるゆとりすらあったようです。
貫禄が出てきたといえるかな?
といっても決勝は3点差を追いつき、延長で勝利するという際どいものだったようですが。

次はいよいよ世界選手権。
段々チームとして勢いもついてきた感じなので、期待しましょう。
世界で活躍してこそ、カーリング人気が続くというものです。

世界といえば札幌で行われている世界ノルディック選手権ジャンプ団体で日本が久々の銅メダルだとか。
昨日の個人戦をみて全然アカンと思ったのですが、キッチリ地元の期待に応えるのは凄いですね。
お見それしました。

新刊棋書情報「アマの気づかない4つの錯覚」

2007-02-24 23:55:55 | 棋書
MYCOMから「アマの気づかない4つの錯覚」が発売。
武宮正樹プロの著作(構成は守屋真紀)である。

題名の通り、1年ほど前に刊行した「アマの強くなれない4つの理由」の続編のようだが、特に繋がりがあるわけではなさそう。
第1章で概論、2章目以降は「錯覚」1つごとに章を一つ設け、次の一手問題形式でその矯正をはかる。
題材とされている図が、武宮プロの実戦から取材したものかどうかは不明。

4つの錯覚とは
「力の入れどころ」…アマは深入りしすぎ
「地の錯覚」…地にこだわるな
「石の方向」…厚みに近寄るな、厚みはどこか
「打った石の方向」…石の流れには必然性が必要

どれも「ああ、そうだな」とすぐ気づくが、なかなか実行が難しい分野で、矯正出来れば有益と思う。
ただその手段として、本書の形式が適切、十分かはわからない。

級位者から有段者まで、上記の錯覚を起こしている人はレベルを問わず存在すると思う。
理知的な碁を目指している人、行き詰まりを感じている人は、レベルを問わず皆手にとってみるべきか?

【囲碁新格言】目算するやつ、強いやつ

2007-02-23 23:55:55 | 雑談
趙治勲プロが著書「囲碁とっておき上達法」の中で、
「序盤について細かくいう上手より、中盤以降の手所を検討してくれる上手に習いなさい」
というようなことを書いていたように記憶している。
その意は「読みを疎かにして、知識に頼っているような上手は伸びない」ということかと。

また田村竜騎兵さんの「すべての囲碁ファンに捧げる本」で紹介されていた古川柳、
「碁会所で黙ってみている強いやつ」
というものがある。
つまり本当に強い打ち手は、対局中の口出しをグッと堪えられる人間だという意味。

それらを複合して作った、粗雑なイミテーションが今回の格言。

仮に「しっかりと読み、計算している」下手と、「20目以上の差でも平気で打つ」上手の二通りの碁敵がいたとしたら、私は前者の方が怖い。
後者に対しては思い上がりかも知れないが、いずれは追いつくという気がする。

きちんと計算、目算することや、死活を正確に読もうとするのは、あるレベルに達するまでは、ほとんどの打ち手にとって地味で苦しい作業。
出来ればそういうのはやりたくない…はず。

にもかかわらず、必ずしも勝利に結びつかなくてもそれらに取り組む。
その真摯(?)な姿勢に、「将来の強さ」を感じてしまうのだ。

囲碁は定石だけでは駄目だし、死活だけでも、形勢判断力、計算力だけでもダメなゲームだと言われる。
それらが均等にあるグレードに達しないと、効果が出てこない。
一般的に普通の碁客が疎かにしている部分を、率先して取り組んで身につければ、後は楽しい作業しか残っていない。
こんな人は後はグングン伸びるだけのような気がするのだが、どうだろう?

NHK杯記事に感心

2007-02-22 23:15:55 | 棋書
「NHK囲碁講座」2006年11月号掲載、NHK杯観戦記を並べていて感心した。

昨年9月7日放送の、依田紀基プロ対黄イ祖プロの対局。
この対局は比較的単手数で依田プロが勝った。
しかし大先輩の依田プロと解説の王銘エンプロに囲まれて、黄プロは感想戦でほとんど口をきけなかったそうだ。

それだからか、当対局の担当記者はわざわざ黄プロが参加している研究会まで後日出向き、その研究に加わって黄プロの感想をキチンと聞きだしてきている。
加えてその研究会での、研究内容もしっかり取材。

ある意味当然とも言えるが、昨今こういう綿密な取材を疎かにし、ただ対局後の感想をそのまま書いただけ記者も多いので、ここに特に書き記した次第。

お名前は千喜良忠記者。
聞き慣れないが読売新聞の記者のようだ。
これからもその姿勢を大事にしていただきたい。

NHK杯の観戦記はコンパクトなのにも関わらず、他誌に比べて手所をわかりやすく、かつしっかり解説した記事が比較的多いように思う。
個人的には早碁が一番アマが学ぶのに適していると思うので、何かの折りに今までの観戦記をまとめた、「NHK杯全集」というような本を刊行して欲しい。

碁ワールド3月号

2007-02-21 22:55:38 | 棋書
今更世界王座戦の解説を読んで風邪を悪化させたくないので、「碁ワールド」3月号はパス。

風邪といえば、「詰碁のエッセンス」の中での山田規三生プロも風邪を引いている。
以心伝心!?
もっとも彼が引いたのは、原稿を書いているであろう1月の始めだが…。

「棋道賞」選考座談会も掲載されているが、謝イミンプロの女流賞受賞以外は元気の種がない。
各新聞社の記者達が勝率や勝ち数、タイトル獲得数といった数字を弄んでいるだけで、タイトルのオマケの域を出ていない。
これなら読者投票でも同じ。
勿論スポンサーの代表だからこうして選べるのだろうけれど、実際に対局を見続けた者なら、内容などからも切り込んで欲しい。
だがそれとみられる談話がないということは、観ていないんでしょうね。
毎日の担当の人は欠席しているし。

女流賞の謝プロは、中ページのグラビアにも登場。
正官杯で勝った万波プロや加藤プロ、女流棋聖戦に挑む梅沢プロ達とともに、このページだけが癒され(?)た。

余計なお世話だけれど、謝プロは髪をまとめた方が映えると思う。
現在のザンバラ頭(?)は勿体ない?
もっとも外見を気にせず、碁に集中しているともとれ、好感ももてるが。

基本詰碁123題(棋書評)

2007-02-20 23:55:55 | 棋書
基本詰碁123題」(棋苑図書:石榑郁郎)

先に紹介した「六段挑戦の詰碁」の姉妹編。
ただこちらが先に出たので、姉ということになる。

姉妹揃って、内容に相応しいタイトルが付けられていないのが悩みの種。
外見がキツそうなため周りに敬遠されている妹に反して、姉の方はヤサしそうな顔。
しかしそれに誘われて近寄ってきた男達は、そのキツイ中身に、ガツンと一発喰らわされるだろう。
正式タイトルは「(県代表の)基本詰碁123題」かと。

解いた感触としては、むしろ「六段挑戦の詰碁」より少し難しい。
姉妹を同時に解き始めたのに、問題数の違いもあるが、終了が3週間も遅れてしまった。
級位者は手を出すべきでない。

ただ難度とタイトルの相違を除けば、キレイな問題が揃っており、「詰碁アレルギーのない」段持ちの人なら満足出来るはず。
妹と同じく「至高の詰碁」、「求真詰碁」と併せて解いてみたい。
CランクからBランクの問題が揃っている。

余談だが「基本詰碁123題」の第107問と、「求真詰碁」のCランク第31問が、ほとんど同じ問題。
解いていてデ・ジャヴに襲われ、
「アレ、前に問題をとばして解いちゃったのかな?」
と戸惑ってしまった。
まぁ隅の形が違うし、この程度は許容範囲内と思う。

【囲碁新格言】読めない棋書ほど面白い

2007-02-19 23:15:42 | 棋書
古くからの囲碁ファンが、
「昔、日本棋院が発行していた『棋道』は良かった…」
「『月刊碁学』という幻の雑誌があって…」
「『前田詰碁』『加田詰碁』は名著」
などと言っているのを聞くと、今の本はとんと使い物にならなく感じる。

しかし人の記憶というものは、往々にして美化されがち。
騙され(?)てはいけない。

実際、私がそれらの本を一通り発見して目を通した結果、「確かに現在より面白いのだ」(をぃ)けれど、「棋力向上の目的」ならば、現在の棋書をしっかり活用すればカバーできると考える。
特定の棋士の打碁でもないかぎり、代用が利かない本というのはそんなにないはずだ。

「加田詰碁」がいくら良いという評判を聞いたからといって、定価の数倍もするようなお金を出して買い求めるのは効率が悪い。
それならば1800円の「張栩の詰碁」新刊を買って、しっかり研究した方が棋士の収入にもなる。
売れれば「『加田詰碁』も再版しようか」という流れになるかもしれない。

というわけで皆さんもっと、新刊棋書を購入しませう。