(つづき)
前置きが長くなりました。
大垣会の会長さんのご挨拶と、発案者の大垣プロのご挨拶で開会。
さて三村プロとの対局ですが、碁罫紙には無理だったものの、
帰宅してPCにその時の気持ちや考えを思い出しながら入力したら、
何とか終局図まで再現できました。
ただ手順前後があると思いますので、
看過しがたい間違いや誤解がありましたら、三村先生ご指摘ください(笑)。
テーマは「つながる」。
七つ置いた置石の連絡に注意して打てば、
「一石碁に負けなし」の格言の通り、そうそう負けないという考え。
またチャリティーにふさわしいテーマでしょう。
戦略としては「天下五目の必勝戦略」の「思想」(だけ)をベースに
細かいところはマイコー先生の「攻め・守りの基本」を心の支えとして出陣です。
【実戦図1(1~13手まで)】
よって黒4は当然で、黒6までは予定通り。
黒8ではこれまた黒Aだと予習はしていたのですが、
何だか見ているうちに白B黒C白8のデギリが気になった白8と妥協。
冷静にみれば黒Dとオサえて、ほとんど白トラレなのでやってこないはず。
やはり緊張は隠せない模様。
黒10までは何だかダメを打っているようで、
黒がひどく不恰好に感じていました。
実際は方針は一貫しているので、そんなにひどくはないのでしょうが、
上辺と右辺に響きが薄いのがちょっと不満。
黒12は補強しつつ力をためて、右辺の白にプレッシャーをかける意味。
よって多子局の白としては仕方ないのでしょうが、
白13が何だか薄く感じられ、何かやっていきたくなりました。
今みればEとかその辺りにふんわりやって
包囲するのがテーマに沿っていたかなと思うのですが、
やはり戦いを起こさないとリズムが出ないようで我慢できず。
【実戦図2(14~39手まで)】
黒1白2黒3の交換に白4をみて、また逡巡。
このまま思いついた手を実行すれば、
黒△天元の石がクサるのは容易に読めます。
しかし白石を左右に切り離せるのも魅力。
結局、小考の末「いったれぇ」と、
黒5からのデギリを決行してしまいました。
これで置石ひとつ分減った勘定でしょうか。
白12に黒13は下辺の置石をサポートしつつ、
遠く右辺の白石の退路を先回りする意味。
白14では15と出てくるのかなと思っていましたが、
白14だったので黒15と包囲を完成させました。
将来、包囲した白石をいじめるのが楽しみです。
また白Aのところの切り味も生かしたい…。
白20の両ガカリにもマイコー先生の助言通り、カタをツイて出ます。
正直どちらのカタをツクものか、よくわかりませんでしたが…。
黒23の包囲に三村先生、白26とツケて策動してきました。
いよいよ戦いの予感です。
(つづく)
前置きが長くなりました。
大垣会の会長さんのご挨拶と、発案者の大垣プロのご挨拶で開会。
さて三村プロとの対局ですが、碁罫紙には無理だったものの、
帰宅してPCにその時の気持ちや考えを思い出しながら入力したら、
何とか終局図まで再現できました。
ただ手順前後があると思いますので、
看過しがたい間違いや誤解がありましたら、三村先生ご指摘ください(笑)。
テーマは「つながる」。
七つ置いた置石の連絡に注意して打てば、
「一石碁に負けなし」の格言の通り、そうそう負けないという考え。
またチャリティーにふさわしいテーマでしょう。
戦略としては「天下五目の必勝戦略」の「思想」(だけ)をベースに
細かいところはマイコー先生の「攻め・守りの基本」を心の支えとして出陣です。
【実戦図1(1~13手まで)】
よって黒4は当然で、黒6までは予定通り。
黒8ではこれまた黒Aだと予習はしていたのですが、
何だか見ているうちに白B黒C白8のデギリが気になった白8と妥協。
冷静にみれば黒Dとオサえて、ほとんど白トラレなのでやってこないはず。
やはり緊張は隠せない模様。
黒10までは何だかダメを打っているようで、
黒がひどく不恰好に感じていました。
実際は方針は一貫しているので、そんなにひどくはないのでしょうが、
上辺と右辺に響きが薄いのがちょっと不満。
黒12は補強しつつ力をためて、右辺の白にプレッシャーをかける意味。
よって多子局の白としては仕方ないのでしょうが、
白13が何だか薄く感じられ、何かやっていきたくなりました。
今みればEとかその辺りにふんわりやって
包囲するのがテーマに沿っていたかなと思うのですが、
やはり戦いを起こさないとリズムが出ないようで我慢できず。
【実戦図2(14~39手まで)】
黒1白2黒3の交換に白4をみて、また逡巡。
このまま思いついた手を実行すれば、
黒△天元の石がクサるのは容易に読めます。
しかし白石を左右に切り離せるのも魅力。
結局、小考の末「いったれぇ」と、
黒5からのデギリを決行してしまいました。
これで置石ひとつ分減った勘定でしょうか。
白12に黒13は下辺の置石をサポートしつつ、
遠く右辺の白石の退路を先回りする意味。
白14では15と出てくるのかなと思っていましたが、
白14だったので黒15と包囲を完成させました。
将来、包囲した白石をいじめるのが楽しみです。
また白Aのところの切り味も生かしたい…。
白20の両ガカリにもマイコー先生の助言通り、カタをツイて出ます。
正直どちらのカタをツクものか、よくわかりませんでしたが…。
黒23の包囲に三村先生、白26とツケて策動してきました。
いよいよ戦いの予感です。
(つづく)