対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

さらば暗黒の5月

2007-05-31 01:55:55 | 雑談
♪アムロ~(アムロ~)♪
♪振り向かないぃで~♪
♪宇宙の~かなたにぃ輝く星ぃは~♪
♪アムロ~(アムロ~)♪
♪お前の捨てた~黒Mac~♪

という2番があるのをご存知ですか?
勿論、黒Macは「故郷だ~」がオリジナル。

最近、「大人にも通用する」アニソンに逃避中のGO!です。
「ルパン三世」とか…。

上記の黒Macとの別れに始まり、低調だった5月も終わり。
6月が良いJuneになりますように…。

「悪力」とも違う(力があるようには思えない)、あまり綺麗じゃない打ち方を綺麗に退治する方法はないものでしょうか?
「綺麗に」と考えている時点で、間違っているのかなぁ。
「負け方」が「つまらない」ことが多い。
時間に追われてミスしたり…。
感覚がボロボロで、読みも大局観も信じられない。

冗談じゃなく「杭碁」(打てば打つほど下がる)状態で、また碁を打つのが嫌になるサイクルに突入しました。
だって何を指針に打てば良いのか、わからないのですもの。
「助けてぇ」

おかげでブログも低調さ。

こんな時は碁からしばらく離れて、私淑する高川先生や加藤先生を並べ、詰碁を解くに限る。
精神修行も含めて山篭りして、6月に備えようかと思っています。

山から戻ってきたら、どなたかスパーリングでもよろしくお願いします。

基本定石事典(下)(棋書評)

2007-05-30 01:55:55 | 棋書
基本定石事典(下)」(日本棋院:石田芳夫著:田村竜騎兵編集)

下巻は「星、高目、目はずし、三々」をまとめている。

買った当初は気づかなかったが、使っていくうちに上巻以上に、色々不満を感じるようになった。
石田プロは「星、三々に定石なし」(臨機応変に打ちなさい)という立場なので、こういう構成になったのだろうか?
内容が不十分なのだだ。

特に星の両ガカリは、この本が最後に改訂された後、日進月歩の勢いで変化しているので、
「あれも載っていない、これも載っていない」
という気分になる。

(1図)

この定石はハサミのない、単独の形では記されていない。
Aの二間高バサミがあるケースを、応用せよということらしい。

(2図)

この加藤定石も全く触れられていない。
確かに地に甘いので、最近は打つ人が少ない形ではあるが、数年前に流行した形。

(補足:勘違い
 少ないながらも紹介されていました。
 しぇーどさん、ありがとうございます)


(3図)

また高目に関しても、最近流行の手抜き定石は3図のように、白に挟まれた時の対応策として記されている。
見つけにくかったのは、私だけだろうか?
またハサミの有無では、条件が違ってくるはずだが…。

それやこれやということで、星に関しての定石は他の本を薦めたい気がする。
どうせなら前に紹介した「基本置碁事典」の方が良いだろう。

とはいえ高目、目はずしには他に手頃な「基本事典」的本がない。
その辺りも含めてどうするか難しい。
敢えて定石に頼らないために、「定石」の本を「買わない」というのも一つの手かも。

とにかく本書は、そろそろ更なる改訂増補が強く求められている。

基本定石事典(上)(棋書評)

2007-05-29 01:55:55 | 棋書
基本定石事典(上)」(日本棋院:石田芳夫著:田村竜騎兵編集)

全部キッチリ読み終えるのを待っていると、いつまで経っても紹介出来ないので、見切り発車での評を許して欲しい。

本書は「定石集」としての定番中の定番。
現在書店で入手出来るものは、1975年初版の本を1996年に増補したもの。

題名の通り、実戦や打碁に出てきた変化を事典的に調べるのに使う本で、巻頭に索引がつけられている。
ただ、あまり使い勝手は良いとは言えない。
目的の変化が、見つかりにくいところに掲載されていることも。
実戦例はそれなりに豊富。

「基本」とあるが小目について扱った上巻は、これ一冊で必要十分という内容だと思う。
他に日本棋院からは「定石大事典」という数万円の、それこそ百科事典みたいなのも刊行されているが、あれはマニア向け。
ましてや最新定石なんて使う機会もないし、いらねぇいらねぇ(笑)。
気になる方は、MYCOMの「アマの知らない最新定石」などをどうぞ。

小目打ったり打たれたりするようになったら、是非「気休め」のためにも、手元に置いておきたい。
ただ想定棋力は有段者以上。
例えば定石後の狙いとなる利き筋について、ただ
「ある」
とだけしか記されていなかったりする。
自身による研究や経験による修正など、読者に求められているものが結構多い。

購入するならば、その辺りは覚悟すべきだろう。

下巻についてはまた明日。

棋道戦士0098

2007-05-28 01:15:55 | 棋道戦士
「ま、間違いない」
「奴だ、奴が来たんだ」
(アムロ)

<解説>
というわけで予告通り棋道戦士」再開。
セリフも相応しいように決めてみました。

第29話。
「ジャブローに散る!」より。

ネット碁だと相手の打ち方から、こんな気分になることもあります…。
ほとんどがマイナスな印象なのが、ツライところですが…。
作品は違いますが、「ヒカルの碁」でsaiと対局した時のアキラの心境はまさしくこれだったでしょう。
良い記憶に残る、個性的で強い打ち手になりたいものです。

<今日の一局>
再開ということで、「ジェットストリームアタック」でいってみましたよ。
しかし気にしていた対策、白4を相手に打たれ
「コヤツやるなっ!」
の気分。
やっぱり高目の方向が、逆でないと使えないかな?

それでも白20や44、46、そして右辺を白が囲いにいった辺りは
「やれる」
気がしていたのですが、白56と微妙にハズされてここから転落。



黒57はAぐらいでしたか。
三子の強度を軽視していました。
それでなくても弱いほうに押し付けるのはなかった…。

捨てるのも狙ったのですが、ちょっと大きすぎかと。
この後の仕留め方は、タイゼムでの打ち手らしいです。

負けましたが相手の韓国の方も方も、対局前後にちゃんと挨拶してくださったし…。
案外終局後は、挨拶なしの人がほとんどなんですよ。
残念なことに。
そういう意味では気分良く、スタート出来たのは良かったです。
後は相手に惑わされず、慎重に棋道を貫くだけ。

(;SZ[19]AP[MultiGo:4.3.0]KM[6.5]
RE[W+R]
;B[qd];W[dp];B[de];W[pp];B[kd];W[ec];B[cc];W[hd];B[qn];W[pn];B[pm];W[on];B[qp];W[qo]
;B[ro];W[po];B[rm];W[qq];B[rp];W[oq];B[om];W[md];B[oc];W[od];B[nc];W[nd];B[mc];W[qe]
;B[pd];W[pe];B[ld];W[og];B[fq];W[hq];B[cq];W[dq];B[cp];W[do];B[dr];W[er];B[cr];W[eq]
;B[cn];W[fp];B[jp];W[jq];B[ip];W[iq];B[kp];W[ql];B[qm];W[re];B[rd];W[qj];B[nn];W[mo]
;B[mn];W[lo];B[jn];W[ln];B[lm];W[km];B[ll];W[kl];B[lk];W[im];B[no];W[np];B[kn];W[hl]
;B[hn];W[fm];B[gp];W[gq];B[fn];W[en];B[gm];W[gl];B[fo];W[fr];B[ko];W[lq];B[hp];W[hm]
;B[gn];W[io];B[in];W[ho];B[kq];W[lp];B[lr];W[jr];B[mq];W[mp];B[nq];W[op];B[kr];W[or]
;B[ns];W[nr];B[mr];W[rq];B[os];W[ms];B[ls];W[ps];B[pr];W[ms];B[qr];W[rr];B[qs];W[rs]
;B[os];W[ns];B[sq];W[pq];B[em];W[fl];B[eo];W[dn];B[ep];W[co];B[bo];W[cm];B[bn];W[bm]
;B[el];W[ek];B[dl];W[dk];B[cl];W[bl];B[ck];W[cj];B[bk];W[ak];B[bj];W[bi];B[ci];W[dj]
;B[bh];W[dm];B[ai];W[fj];B[es];W[fs];B[hr];W[js];B[hs];W[fq];B[am];W[ds];B[cs];W[al]
;B[aj];W[an];B[bp];W[jm];B[gr];W[ks];B[ir];W[jo];B[go];W[io];B[is];W[gs];B[hr];W[jo])

ガンダムセリフ参照サイト

「ライアーゲーム」観てます

2007-05-27 01:33:51 | 雑談
バンビーノ」は見逃してばかりで(観た限りでは面白かった)挫折しましたが、「ライアーゲーム」はもともとTVを観る時間帯なので、毎週見ています。

主演の戸田恵梨香さんがカワイイですね。
上品でありながらコミカルな顔も出来るし、お人よしゆえに窮地に立たされる役も似合っている気がします(汗)。
最近は雑誌などの表紙でも、よくみかけるようになり気になって仕方ありません。

もう一人。
マイナーですが「ライアーゲーム事務局」事務局員のお姉さんエリーがお気に入りです。
クールビューティーを装いつつ、秘かにナオ(戸田さん)を気にかける姿がとても良い。
吉瀬美智子さんと仰るのですか。
CMとかで拝見したことがあるのか…な?
原作にない、存在感が光っています。

他の役者さんたちも、癖のあるところや大仰な演技が内容とマッチしていて良いです。

ただ第1話から気になっていたのですが、ストーリーの分量が足りるのでしょうか?
来週に「リストラゲーム」が終わるとすると、その次からは「週刊ヤングジャンプ」で、「今」進行中のゲームに突入してしまいます。
あるいは原作にない、ドラマオリジナルゲームが登場するのか。
エリーさんの存在感は、その辺りと関係するのか?

1年で片手に余るぐらいしか連続ドラマは見ませんが、来週は見逃せなさそうです。

新刊棋書情報「2つの形勢判断法」

2007-05-26 01:55:55 | 雑談
結城聡プロの新作、「2つの形勢判断法」はMYCOMより刊行。

「2つ」とは「武宮の形勢判断」=「感覚、形」、「形勢判断の決め手」=「目算」の2種。
本書はこの二つの方法の、統合を図った一冊。

もっとも統合といっても、そう難しいわけではない。
本書を手にとって、それを確認していただきたい。
どちらかというと、やや「感覚」のウェイトが高い。

題材はアマの実戦譜が主で、次の一手形式。
巻末に「口直し?」(失礼)の意味か、結城プロと坂井プロの一局が解説されている。

全体的にみて、凝り性の結城プロの持ち味があまり出ていない。
高段者には物足りない内容かと思う。
構成は甘竹潤二氏。

初段前後には有益だとは思うが、この辺りの人はまず形勢判断を「する」ことが先という人が多い。
するつもりがあっても早碁しか機会がないため、とても数える間がないというのが実情だろう。

今後形勢判断の本を刊行するならば、そういうアマの事情も考えて、
「『30秒でここまでやる目算、形勢判断』練達法」
のような内容の方が、ニーズがありそうだ。

結局は慣れるしかない、というのも事実だろうが…。

新刊棋書情報 詰碁ラッシュ

2007-05-25 00:55:55 | 棋書
今月は詰碁の本が新しく、3冊もお目見えした。

まずMYCOMからは、石田章プロの「石田章詰碁傑作選」が登場。

全120問。

C級(低段者向け)53題
B級(有段者から高段者向け)50題
A級(高段者向け)14題
S級(プロ向け)3題
という内訳。

問題は1ページに1問。
解説は1ページ(4図)から、難しいものには3ページ(10~12図)が割かれている。
まえがきに、
「私の調べた限り、全部オリジナルのつもりですが、もし似た問題が存在していたらご容赦ください」
と断り書きがあるように、平凡だが丁寧に作っていると感じた。
わざわざ断りを入れたのは、呉清源プロの「玄妙」にhexagobanさんからクレームがつけられたからか(笑)?
構成は「張栩の詰碁」も担当した、佐野真氏。

問題はシンプルかつ綺麗な形のものが選ばれており、級位者でも取り組むことは可能。
が、一応初段以上向けと思う。
テイスト的には、棋苑図書の石榑プロの詰碁に近いか?
至高の詰碁」「求真詰碁」「基本詰碁123題」「六段挑戦の詰碁」などがちょうど良い人なら、取り組みやすいはず。

後はA4版1600円というお値段を、どう感じるか次第だろう。
個人的には「玄妙」より好印象。

誠文堂新光社からは先月に続き、福井正明プロの「詰碁レベル3」「詰碁レベル4」が刊行された。

基本的に「レベル2」「レベル1」と変わらない。
つまり問題は良質、レイアウトは不良。
各118題で「レベル3」は初段から3段、「レベル4」は2段から4段が対象となっている。

棋道戦士再開

2007-05-24 01:15:55 | 棋道戦士
長らくほったらかしになっていた人気連載、「棋道戦士」を25日から再開しようかと思います。

ランクのあるネット碁会所に出入りするようになったら再開しようと思っていたのに、あまりに長く空きすぎたため忘れていました。

加えて私事も碁も上手くいかないので、心機一転の意味も込めて。
それなりにやれていると思うのですが、もう胃と胸が、痛くて痛くて…。

棋譜掲載は半年振り!!
棋道戦士」に至っては8ヶ月もご無沙汰でした。

ルールは、

1.舞台はタイゼム
2.私が「正式ID」で打った、「全ての」棋譜を掲載

というところで、いこうかと。

2番目が新ルールで、他にもIDを取得したのですが、そちらは練習用ということでご容赦を。
しかし正式HNに関しては前と変わらず、勝ち負け出来不出来に関係なく掲載します。
飾り気のない、素の姿をご覧ください。
勿論、今まで通り批評、ご助言は大歓迎です。

それではよろしく御笑読、そして叱咤ご鞭撻のほどをよろしくお願いします。

初手、右下や左上があまりないといいな…。

由香里様、発見!!

2007-05-23 01:55:55 | 雑談
店で思わぬコーナーに、由香里様のお顔(何故か変なノリ)が!!

よくみると「一時間で出来るブログ&SNS」というムック。
そりゃ、器は一時間なくても出来るさ。
難しいのは内容と継続よ!
要するにBIGLOBEの宣伝?!
そしてBIGLOBEのウェブリブログを活用している、由香里様が抜擢されたということらしい。

ちなみにgooにも同様のテーマのムックがあるけれど、人気ナンバーワンのアキラ竜王が登場するということはない…(汗)。
つまりはビジュアル(アキラ竜王、すみません)も当然、考慮されてのことなのだろう。

改めて由香里様の、棋界における重要さを認識。
そして言葉は悪いが、メディアは由香里様というキャラクターを十分以上に利用しているように思った。

しかし逆に囲碁界は由香里様を、十分に活用しているのだろうか?
あまり「由香里様→囲碁を始める」という流れがあまり見えてこないので、ふとそんなことを考える。
「由香里様=囲碁棋士」というイメージも、それほど一般にはないのでは?
いくつか入門書は出版されているが、あくまで梅沢由香里という一個人の努力に留まって、棋界全体で後押ししている印象がない。

じゃあどう活用するのかというのは難しいけれど、何か良いアイディアはないだろうか?
由香里様でなくても、万波姉妹でも構わないのだが…。