呑んベエSTING

ロック、やきとん、丼、ERをこよなく愛するオヤジのたわ言

陣馬山に行く

2011-10-16 23:52:12 | 呑んだり喰ったり語ったり
前日深夜までの酒と「タンタン」のヘビーなラーメンで
ゲロゲロになりながらも、
10月3連休の中日は予定通り「陣馬山」へ。

夫婦の23回目の結婚記念日でもあったのでの。

中央線で高尾まで行き、
そこから中央本線のローカル電車に乗り換え。



ちょっとだけ旅行な感じ。

たった2駅だけど、
すごく田舎に来たと言う感じの藤野駅で下車。

バスもあるらしいけど滅多に来ないらしいので、
歩いて「陣馬山登山口」へ向かう。


途中、アホな看板を見つけて思わずパシャリ。


40分ほど歩いて登山口に到着。

高尾山ぐらいの感覚でやってきた軽装のオトボケ夫婦は、
その後思いっ切り後悔する羽目になるのだが・・・

登山口で
「こっちの方が楽ですよ」と
楽じゃないコースから下山してきた3人組に
教えてもらったコースを登りだす。

全然車道です。

どこから山になるの??



金木犀の樹も都会のと違って大きくて花の色も濃い。
香りもすごいや。



ダサダサな温泉を発見。

こういうダサダサ感が好きだなぁ。

もっと時間にゆとりがあるときに温泉にも来てみよう。


カミサンは珍しい花を見つけてはパシャリ。
物見遊山とはこのことか。

ノンビリと登っていったのだが・・・・

すると途中で道が閉鎖されている場所に到着。

どうも途中から登山道があったのに無視して登り続け、
林道の行き止まりまで来てしまったようだ。

30分以上の時間のロス。。。。。

急いで戻り、正規の登山道に。

ようやく山道らしい道に出て、
道も険しくなり、
昨日の酒と鉛ラーメンがジャブのように効いてきた。

バテバテ、ゲロゲロでカミサンに遅れること著しくなる。

歳は取りたくない。

このオレが山道にへばるなんて。。。。



そうこう考えてる間にも、
どんどん登っていきます。

途中下ってきた登山者に
「頂上まであとどのぐらいでしょう」と訪ねたら、
「1時間ぐらいで着くかなぁ・・・・?」

持つのか?オレ。

そこからは
少し尾根道っぽいなだらかな道もありながらも、
やはり二日酔いにはつらい行程。

しっかりした装備でやってきている人ばかりで、
すれ違うたびに肩身が狭い思いで、
「こんにちは」の声も小さくなってしまう。

七転八倒しながらも、
初心貫徹して頂上に到着。



360度
パノラマの風景に
白馬らしいモニュメント。

「こいつは元気だなぁ」と不謹慎なことを言いながらも、
青空と白馬のコントラストに惚れ惚れする。

あ~
苦労して登ってきた甲斐があったわ。



そこに山があるから登るんだねぇ。


頂上は茶屋も3軒あって、
呑んだり喰ったりもできる。

芝も生えてたりして、
高尾山の狭くてゴミゴミして岩ばかりの頂上よりも
ずっと良かった。

下界から持ってきた
おにぎりとビールをいただきながらノンビリすれば、
ヘロヘロ、ゲロゲロが嘘だったように元気回復。

すっかリ絶景といい空気を満喫して、
じゃあ下りますか。

行きと同じコースじゃつまんないので、
別コースで下山することにしたのだが、
これがまたビックリすることに。

下山に選んだコースは尾根伝いの道で、
行きのコースよりもずっと楽だった。

なんだよ!
行きもこっちだったな。

しかし、
驚いたのは
やはり1時間半以上かけての下山だったのだが、
誰一人とすれ違う人がいなかったこと。

もちろん、
下りて行く人にも会わなかった。

あまりにも誰とも会わないので、
道を間違えてさらに奥地に行こうとしてるのかと
とても心配になったが、
なんとかふもとまでたどり着いた。



もうすっかり日も暮れかけて、
下山途中に見える山々も次第にシルエットに。

足もパンパンになってたが、
また駅まで歩いて行き
電車に乗ったら爆睡した。

でも、
天気も良く
湿気も無く、
風も爽やかで、
いい感じだった。

山は元気をもらえるからいいね。

また行こう。


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