呑んベエSTING

ロック、やきとん、丼、ERをこよなく愛するオヤジのたわ言

高いところから鎌倉を識る

2013-05-03 13:35:40 | 家の日常・旅・レジャー
いつもと違う鎌倉に行こうということで、
山の方に行ってみた。



鎌倉で一番古いと言われている二階堂の名刹「杉本寺」

いい感じの石段だけど通行はできません。

天平時代の創建というが、
今の建物は源頼朝が再建したらしい。
それでも900年ほど前か。。。


そして浄明寺方面に向かって禅寺の「報国寺」の先に、

それはあった。

「巡礼古道」は「坂東三十三ヶ所巡礼道」で、
第一の札所「杉本寺」から第二札所逗子の「岩殿寺」に向かうために、
古くから使われていた切り通しの道。



鎌倉ならではの山肌の岩場をくり貫いた「やぐら」にあった仏様。

いつからここに鎮座されているのか。


さらに逗子方面に新興住宅地として開発された「ハイランド地区」を横目に
ぐんぐん登っていくとなんとも見晴らしの良い展望台に到着。

逗子の海が見える。


左手は稲村ガ崎だろうか。


さらに高いところまで登ると、

うむ、稲村ガ崎越しに江ノ島も見えたぞ。



風が強い日で寒かったけど、
鎌倉の街に降りてまた高いところに行こうと
北鎌倉方面に向かって知る人ぞ知る「浄光明寺」へ。

ついてることに、
日ごろは公開されていない山頂のエリアに入ることができた。


ここにも岩穴に仏様。

山上には冷泉家の祖「冷泉為相」の墓があり、
その日に限ってさらにその上まで行けた。


以前、この地にあって室町時代初期に廃寺となったらしい
「多宝寺」の高僧「覚賢」の五輪塔が奥深い山の中にあった。

3メートルぐらいある巨大な安山岩の石塔で、
往年の「多宝寺」がかなり大きな寺だったことが偲ばれる。


ここの山からも由比ガ浜が見えるんだよね。


その後、
御成町経由で長谷に行き、
お茶してから海沿いに歩いて鎌倉駅へ。


よく歩いたなぁ。。。


次は、
山ノ内から台峯の谷戸や
天山からの尾根道をあるいてみたいなぁ。


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