呑んベエSTING

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第四回 暗渠歩こう会 「地元のこんなところにも暗渠が!編」

2021-09-28 23:37:38 | 家の日常・旅・レジャー
「幻の和泉川巡り」の第三回から2年ちょっと、

番外編の「玉の井(東向島)~京成立石」からも1年半以上経っていました。



杉並区内でよく見かける「金太郎」の看板。

これが杉並区内の「暗渠」の目印なのです。



高度成長期、生めや育てやのベビーブームでたくさん生まれた子どもたちには遊び場が足りませんでした。

そこでドブ川に蓋をした「暗渠」の上を簡易的に児童公園にしたんですね。

もちろん、歩行者の優先道路にもなったわけです。



なんと!地元の新高円寺駅近くで五日市街道の始点近く、

杉並区梅里1丁目8番地13あたりを起点とする暗渠があったのです。

その日の「暗渠歩こう会」はその暗渠をいつもの3人のメンバーでたどってみました。

ロケハン無しのぶっつけ本番です。



最初はいわゆる生活道路。

しかし、随所にここが暗渠だという痕跡が・・・



ん?



ヤバ!

立ちションさせないためにしめ縄って・・・



ほぼほぼ直線の道を行くと「堀ノ内斎場」の脇に出ました。

そして暗渠は周辺に多数点在する寺の中でも一番大きな「天羅山養善院 真盛寺」の境内に吸い込まれました。



寺の中までは入れなかったけど、垣根越しに覗き込むと暗渠の様子が見えました。



苦労して寺の裏手にまわると、境内から出てきた暗渠をハケーン!

これで続行できそうだ。



寺の裏手はここが杉並の街中かと思うぐらい大木やら朽ち果てた家屋があった。

メンバーは廃墟の方にも興味があるようだ。



環七にぶつかった!

暗渠はふたたび環七の下に隠れてしまう。



環七を渡ってみた。



あった!

環七から階段で降りたかなり低いところに暗渠の形跡をハケーン。



おお、いかにも暗渠らしい道だわ。

暗渠は元々は川だから蛇行していて、まわりの家が建っている土地よりも一段低くなっていることが多い。



暗渠に面している古いアパートの裏側が剥き出しっていうのも、いかにもだね。



ジワジワ来ますねぇ。

やたらとマンホールが多いのも暗渠の特徴のひとつ。



そして車両が侵入しないようにバリケードされてます。



なんと、高南中学の裏手を通っていた。

知らなかったよ。



まだまだ続きますよ。



だんだん街の風景に溶け込んできたな。



「和田中央公園」

このあたりは「女子美大学」の附属高校の裏手になります。



川だったので道と並行していることも多いんですよね。



次第に高低差のある脇道のような風景に。



地元の人しか通らないような抜け道って感じですね。



そしてまた生活道路っぽくなって、



ひらけてきました。



おっ!



通りにぶつかった。

立正佼成会の商店街というか「救心」の本社がある通りだ。



昔住んでいた中野富士見町の見覚えのある景色。



メチャ懐かしい。



昔、4年間住んでたアパートをハケーン!

まったく変わってない。



そして暗渠は神田川にぶつかって終点です。



以前は暗渠から神田川に流れもあったんだろうけど、今はそのような様子は無さそうだ。

川の向こう側には中野富士見町駅が見える。



川の対岸にも元暗渠からの注ぎ口跡があるけどコンクリートで固められてるもんね。



怪しかった雲行きが雨になり、雨になったと思ったら神田川の流れも激しくなった。

さあ、暗渠も終点まで着いたので、雨宿りがてらお疲れさんの一杯やりますか(笑)


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