函館中央郵便局長が函館市長へ郵便創業150年特殊切手を贈る
明治期の郵便局作業などを84円切手10枚に
函館中央郵便局(本田美晴局長)はこのほど、函館市に切手趣味週間・郵便事業150年特殊切手を贈りました。函館市役所を訪れた本田局長と渡島地区連絡会統括局長の田中宏明函館東富岡郵便局長が、工藤寿樹市長にアクリルフレームに収めた切手を手渡しました。
明治4年に東京と京都、大阪に郵便役所が創設され、近代日本の郵便制度が始まりました。以来今年で150年を迎えたのを記念し、日本郵便株式会社は切手趣味週間に合わせて特殊切手を発行しました。
特殊切手は、明治17年に米国・ニューオリンズで開催された万国博覧会に出展した「郵便取扱の図」、同26年に同じく米国のコロンブス世界博覧会に出した「郵便現業絵巻」から図柄を採用しています。明治初期の郵便局における差立区分や郵便馬車、東京郵便電信局の作業風景などが84円切手10枚で紹介されています。
贈られた特殊切手を手に工藤市長(中央)と本田局長(右)、田中局長(左)