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ゆうちょ銀行「ゆうちょエコ・コミュニケーション」事業

2018年02月09日 13時00分42秒 | その他
㈱ゆうちょ銀行の環境支援プログラム「ゆうちょエコ・コミュニケーション」寄付に
北海道からNPO法人サロベツ・エコ・ネットワーク




 株式会社ゆうちょ銀行(池田憲人取締役兼代表執行役社長)は、環境保全団体を支援する「ゆうちょエコ・コミュニケーション」事業に全国13団体を認定、活動に役立ててもらう寄付を行ないました。北海道からは、特定非営利活動法人サロベツ・エコ・ネットワーク(吉村穣滋代表理事)が選ばれ、2月6日、天塩郡豊富町のサロベツ湿原センターで贈呈式がありました。

 同銀行は、2016年3月から無通帳型総合口座「ゆうちょダイレクト+(プラス)」の取扱いを開始、利用者が拡大することによりそれまで通帳や郵送していた各種お知らせの紙が削減され、その浮いた経費で翌年同事業を創設しました。この事業は、環境保全活動に地域の人々とともに取り組む団体を支援し、地域社会や住民との相互コミュニケーションを深め、地域社会の持続的発展に貢献することを目指しています。第一号として全国13の都道県から環境保全団体を選び、総額650万円を贈ることを決めました。

 2004年創立のNPO法人サロベツ・エコ・ネットワークは、利尻礼文サロベツ国立公園のうちのサロベツ園地で環境美化や自然環境調査、環境教育活動などを続けています。さらに地域参加型の事業として住民と一緒に現地産ミズナラの植樹を行い、稚咲内海岸砂丘林の再生を図るなど、多彩な取組みを行なっています。

 午前10時からの贈呈式には、同ネットワークから田中美恵子副代表理事、嶋崎暁啓事務局次長、吉原努地域環境教育部主査、同銀行北海道エリア本部の松原宏明副本部長、同本社広報部の田中晶子担当部長、泉純一豊富郵便局長が出席しました。

主催者を代表して松原副本部長が「今回の寄附金は、ゆうちょ銀行が初めて行なうもので、広大なサロベツ原野とその中心にあるサロベツ湿原の自然環境を守る取組みに役立てて欲しいと思います」とあいさつ。さらに泉局長も「家族で植樹に参加しており、今後も地域活性化のためにご協力を」とエールをおくりました。松原副本部長から田中副代表理事に50万円の寄附金目録が贈られ、田中副代表理事が「地域に根差した環境の保全活動、地域活動、環境教育活動を続けており、寄附金を有効に活用させていただきます」と感謝を述べました。

この後、吉原主査がプロジェクターを使いながら活動状況を説明、地域住民をはじめ道内外に約200人の会員を有し、自然と人間の共存のため地道な環境保全活動に取り組んでいる現況に触れていました。




松原副本部長から寄附金を受け取る田中副代表理事

サロベツ湿原の現状などを説明する吉原主査

贈呈式後の記念写真=前列右から松原副本部長、田中副代表理事、泉局長、後列右から田中部長、嶋崎事務局次長、吉原主査

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