MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.046 「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」(2007年 米 101分 ビスタ)

2008-05-24 00:38:38 | 2008年劇場鑑賞
監督 マイク・ニコルズ
出演 トム・ハンクス
    ジュリア・ロバーツ
    フィリップ・シーモア・ホフマン



今日はなんばパークスシネマへ2本立てのハシゴでの鑑賞です。
しかし時間がギリギリな上に少しでも安く映画を見ようという考えから、金券ショップで前売り券を買わなければいけない・・・そのままダイレクトに劇場に行けば間に合うんだがね~

車を駐車場に入れて、映画館を素通りして、なんばの街を走る!走る!(もう予告は始まってる!)・・・金券ショップでこの映画のチケット(1290-)を手に入れて再び映画館へ戻り、また走る!走る!
何とかスクリーンに飛び込むとちょうど、映画会社のロゴが出たところ・・・おお、間に合うもんやね~
何とか席に着いたけど汗は流れるわ、息は切れるわ・・・



(あらすじ)

酒と女が大好きだが信念もある下院議員チャーリー(トム・ハンクス)は、反共産主義者で大富豪の恋人ジョアンヌ(ジュリア・ロバーツ)にパキスタンに行くことを薦められる。
現地に赴いたチャーリーはソ連軍の侵略から逃げる大量のアフガニスタンの難民たちの姿にショックを受け、ソ連軍と戦うゲリラたちに武器を密輸してしまう。

予告を何度も見たけど、その時は軽いお気楽なコメディタッチの実話のドラマ化という印象でしたが、たしかにお気楽なタッチやマイク・ニコルズ監督らしい雰囲気は感じれますが、冷静に見るとゲリラに武器を渡してしまうと言う現在のご時世で考えればヤバイ話でもありますね~
チャーリーのおかげでアフガニスタンの難民はソ連の侵攻から開放されるんだが、アメリカ万歳!チャーリーさんに感謝、感謝~の彼らが後に十数年後にその武器の力でアメリカに牙を向くの承知の事実・・・
皮肉めいた映画を作ったもんだな~と思ったもんでした。

しかし普通に見てる限りはこの映画、気楽に見れる映画でもある。
トム・ハンクス、ジュリア・ロバーツといったハリウッドスターの豪華競演というのがあまり難しいことは考えさせず、エンターティメントとして楽しませてくれる要因ではないでしょうか?
シリアスな配役でオリバー・ストーンあたりが監督してたら、もっと社会派ドラマ色が強かったかもね。



ジュリア・ロバーツがこの映画では結構年増(失礼!)に見えたのが印象に残りますね。
役作りでそう感じたのか?それとも実際に老けてきたのかよくわかりませんがね~
実際のチャーリー議員は知らないけど、トム・ハンクスはよく似合ってたのかな?
まぁお人好のいい人ぶりなキャラはいつもの事ですがね。
でもやはり一番存在感あったのはフィリップ・シーモア・ホフマンでしたね。
この方はホントに上手いですね。



☆☆☆ 2008.5.22(木) なんばパークスシネマ シアター4 16:30 E-14