MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.001「ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記」(2007年 米 124分 シネスコ)

2008-01-04 00:44:26 | 2008年劇場鑑賞
監督 ジョン・タートルトーブ
出演 ニコラス・ケイジ
    ジョン・ヴォイト
    ハーヴェイ・カイテル



2008年度の1本目の映画鑑賞が早くも実現しました。
正月映画の話題作である「ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記」。
勿論、前作は見ていますが今となってはあまり印象が薄いですね~
たしか春の公開だったと思いますが、見た時は結構面白いと思ったと思うのですがね。

前作の続編ですが、フッと気がつくと「バイオハザード」「SAW」「ボーンアイディンティ」などなど続編がどんどん作られてるけど、昔からあったジンクスに2作目は当たらないとか、質が落ちるなど良く言われ、しかもその通りだったけど今は続編も当たるし質も落ちるどころか前作を上回る作品も多いですね。
「続編はダメ!」と言われた時代はもう昔のことなんですね・・・まぁ続編が昔以上に溢れかえってますがね。
そういう事でこの作品はどうでしょうか?

(あらすじ)

アメリカの大統領リンカーン暗殺事件は、いまだに謎に包まれているが、その犯人の日記から消えていたとされる一部が発見された。
そこには、暗殺犯の属する秘密結社の一員にゲイツ(ニコラス・ケイジ)の祖先が名を連ねていたという衝撃の記録が記されていた。
歴史に隠された真実を求め、ゲイツたちは自由の女神から、パリ、ロンドンと世界を舞台に冒険を繰り広げていく。



この2作目は普通に面白かったですね~
リンカーン暗殺という歴史的事実を上手く生かして宝探しのストーリーと絡めるというのも面白いですね。
ただいとも簡単にホワイトハウスの大統領執務室に入れたり、そこで大統領と洞窟探検したり・・・リアリティに欠けすぎる部分もあるけど、冒険娯楽活劇として。まぁ良しとしましょうか。

後半は洞窟探検での宝探しが中心となりますが、仇役のエド・ハリスがここらからただの悪役から、少し好感(?)の持てる悪役となってしまう部分は、悪役ながらも実は財宝だけでなく別の目的と意味もありゲイツに同情させてしまうほどになるのは、単に善玉と悪玉という図式で終らないのが人間的なドラマとして良かったと思いますね。


この作品もまだまだシリーズ化されるんでしょうかね~?
ニコラス・ケイジの意外な当たり役になったりしてね。

今年は本家(?)ハリソン・フォードのインディ・ジョーンズの最新作も公開されますし、またまた楽しみな冒険活劇が見れそうです。
ただ、期待は・・・どうでしょ?



☆☆☆☆ 2008.1.3(木) アポロシネマ8 スクリーン6 18:10 E-9