監督 アレクサンドル・アジャ
出演 アーロン・スタンフォード
ヴィネッサ・ショウ
ダン・バード
かねてから評判を聞いていた作品がようやく公開されました。
関東では昨年中に公開された作品ですが、遅れながらも関西での公開が実現したのが「ヒルズ・ハブ・アイズ」
ウェス・クレイブン監督の「サランドラ」のリメイクですが、駄作と誉れ高い旧作は、その過剰なまでの宣伝(ジョキリショック!とか全米38州上映禁止など)により、過剰に期待しての鑑賞により、その作品とのギャップに皆ガッカリきてのものだったんではないでしょうか?
後にビデオで割り切って見るとそこまでツマラナイ作品でもないけど、ついつい残酷シーンなどの視覚的に刺激のあるものを連想しながら鑑賞すると「思ってたのと違う・・・」とガッカリしてしまうんでしょうね~
そしてこのリメイク作は核実験での被爆により産まれた奇形児が人里はなれた荒野で殺人鬼として成長し、人肉を食って生活をしていた・・・何かと日本ではナーバスになるようなテーマの為、お蔵入り間違いなしと言われていたが、まさに奇跡の公開・・・それもパート2と一挙に公開!
当然のように2作セットで2千円の前売りを買っての鑑賞ですが、残念ながら時間が合わず2作を一気に見ることは出来ない(パート2から先に見れば一気に見れたが)ので2週間に分けての鑑賞です。
(あらすじ)
25年間勤め上げた警察を退職したボブ・カーターは、トレーラーで家族旅行に出た。
その途中、人里離れた砂漠を移動中に車が故障、一家は荒野の只中で立ち往生してしまう。
家族をトレーラーに残し、ボブと娘婿のダグが助け呼びに向かう。
やがてカーター一家は、彼らのいる場所が政府の核実験場で、そこに潜む恐るべき謎の怪物一家が彼らを餌食にすべく罠を仕掛けて誘い込んでいた、という戦慄の事実を思い知らされるのだった…
オープニングタイトルからしてこの映画は一筋縄で行かない作品と思わせてくれます。
巨大なキノコ雲に、核実験による強烈な爆風!それらの場面に所々挿入されるビーカーに入ってる奇形児たちの映像・・・もうそれだけでも充分ショッキングなんだが、この映画は単に怪物と化したフリークスが人を殺しまくる悪党として描くだけでなく、これらの衝撃的な映像を見せることにより核実験による犠牲者であることも強調している(セリフでもその辺は押さえられてる)
前半はトレーラーで家族旅行に出かけてるカーター一家の描写が時間を裂いて描かれるんだが、このへんは見ていてやや疲れましたね~ やけに長く感じてしまったけど、フリークスたちがカーター一家に襲い掛かってからの展開のスピードの速さは今までの展開とガラッと変わるだけに一気にスクリーンに釘付けになりました。
旧作以上にバイオレンス&スプラッター度が増してることもあり、これは旧作を超えたリメイクと言ってもいいかもね~
悲しくもおぞましいまでのフリークス一家たちの容貌とそれと対峙するカーター一家たちとのバトルはホラー映画でありながらバイオレンスアクションとさえも思ってしまう。
ショットガンにピストルや巨大なナタ、更には星条旗の小旗etc・・・あらゆるものを凶器として渡り合う壮絶な死闘は、こいつは早々に死ぬやろな・・・と思ってた奴がしぶとく生き残ってたりして、先が読めそうで読めないとこもあり、ラストまでテンションが下がらない。
旧作はホラーと言うよりバイオレンス映画って感じで、あまり怖さは感じなかったけど、今作はドキッ!とさせる恐怖演出も秀逸で、終って見れば前半と後半の強弱の違いが実に効果的だった・・・パート2も期待しますが果たして?
☆☆☆☆ 2008.1.10(木) シネマート心斎橋 スクリーン1 19:20 I-3
出演 アーロン・スタンフォード
ヴィネッサ・ショウ
ダン・バード
かねてから評判を聞いていた作品がようやく公開されました。
関東では昨年中に公開された作品ですが、遅れながらも関西での公開が実現したのが「ヒルズ・ハブ・アイズ」
ウェス・クレイブン監督の「サランドラ」のリメイクですが、駄作と誉れ高い旧作は、その過剰なまでの宣伝(ジョキリショック!とか全米38州上映禁止など)により、過剰に期待しての鑑賞により、その作品とのギャップに皆ガッカリきてのものだったんではないでしょうか?
後にビデオで割り切って見るとそこまでツマラナイ作品でもないけど、ついつい残酷シーンなどの視覚的に刺激のあるものを連想しながら鑑賞すると「思ってたのと違う・・・」とガッカリしてしまうんでしょうね~
そしてこのリメイク作は核実験での被爆により産まれた奇形児が人里はなれた荒野で殺人鬼として成長し、人肉を食って生活をしていた・・・何かと日本ではナーバスになるようなテーマの為、お蔵入り間違いなしと言われていたが、まさに奇跡の公開・・・それもパート2と一挙に公開!
当然のように2作セットで2千円の前売りを買っての鑑賞ですが、残念ながら時間が合わず2作を一気に見ることは出来ない(パート2から先に見れば一気に見れたが)ので2週間に分けての鑑賞です。
(あらすじ)
25年間勤め上げた警察を退職したボブ・カーターは、トレーラーで家族旅行に出た。
その途中、人里離れた砂漠を移動中に車が故障、一家は荒野の只中で立ち往生してしまう。
家族をトレーラーに残し、ボブと娘婿のダグが助け呼びに向かう。
やがてカーター一家は、彼らのいる場所が政府の核実験場で、そこに潜む恐るべき謎の怪物一家が彼らを餌食にすべく罠を仕掛けて誘い込んでいた、という戦慄の事実を思い知らされるのだった…
オープニングタイトルからしてこの映画は一筋縄で行かない作品と思わせてくれます。
巨大なキノコ雲に、核実験による強烈な爆風!それらの場面に所々挿入されるビーカーに入ってる奇形児たちの映像・・・もうそれだけでも充分ショッキングなんだが、この映画は単に怪物と化したフリークスが人を殺しまくる悪党として描くだけでなく、これらの衝撃的な映像を見せることにより核実験による犠牲者であることも強調している(セリフでもその辺は押さえられてる)
前半はトレーラーで家族旅行に出かけてるカーター一家の描写が時間を裂いて描かれるんだが、このへんは見ていてやや疲れましたね~ やけに長く感じてしまったけど、フリークスたちがカーター一家に襲い掛かってからの展開のスピードの速さは今までの展開とガラッと変わるだけに一気にスクリーンに釘付けになりました。
旧作以上にバイオレンス&スプラッター度が増してることもあり、これは旧作を超えたリメイクと言ってもいいかもね~
悲しくもおぞましいまでのフリークス一家たちの容貌とそれと対峙するカーター一家たちとのバトルはホラー映画でありながらバイオレンスアクションとさえも思ってしまう。
ショットガンにピストルや巨大なナタ、更には星条旗の小旗etc・・・あらゆるものを凶器として渡り合う壮絶な死闘は、こいつは早々に死ぬやろな・・・と思ってた奴がしぶとく生き残ってたりして、先が読めそうで読めないとこもあり、ラストまでテンションが下がらない。
旧作はホラーと言うよりバイオレンス映画って感じで、あまり怖さは感じなかったけど、今作はドキッ!とさせる恐怖演出も秀逸で、終って見れば前半と後半の強弱の違いが実に効果的だった・・・パート2も期待しますが果たして?
☆☆☆☆ 2008.1.10(木) シネマート心斎橋 スクリーン1 19:20 I-3