MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.105 「16ブロック」 (2006年 米 101分 シネスコ)

2006-10-30 00:54:53 | 2006年劇場鑑賞
監督 リチャード・ドナー
出演 ブルース・ウィリス
    モス・デフ
    デヴィッド・モース



この日は「ファイナル・デッドコースター」の後、この「16ブロック」とのハシゴの予定だったんですが、この日は他にも見に行く予定の作品が目白押しという事もあり何と強引に3本ハシゴすることに決定!
2本の映画をハシゴするときはよくありますが、あまり3本見るという事はしない・・・と言うよりした事ないですね~ 少なくとも大人になってからは・・・
時間的な問題もさることながら、集中力と体力的な事を考えると3本はムチャかと思うからなのです。
で、そういう訳でこの日2本目の「16ブロック」を鑑賞しに今は大阪市のお荷物となった都市型複合遊園地の中にあるミニシネコン(?)とも言うべきシネフェスタ4へ・・・

(あらすじ)

張り込み明けの刑事ジャック(ブルース・ウィリス)は、仮釈放中に悪事を犯した囚人エディ(モス・デフ)を16ブロック先の裁判所まで護送し、証言させることに。
しかし、その途中、何者かに襲撃された2人は近くのバーに身を潜め、応援を待つことになる。
やがて、ジャックの元相棒フランク(デヴィッド・モース)が現れるが……。

16ブロックという短い区間の護送中に襲撃されると言う物語で、ちなみに広告によると16ブロックはどれぐらいの区間と言うと大阪で例えると梅田~淀屋橋の間らしいです。
そう言われると何となく雰囲気がつかめそうで、この広告の説明は良く出来てますね~
東京では東京のどこかの区間を例に書いてるんでしょうけどね。
たしかに短い区間での物語ですが、ただアメリカの土地勘がよくわからないせいもあって、劇中はそんな短い区間のドラマって感じがしませんでしたね。
証人を裁判所へ護送する設定といい、それを阻止しょうとするのが証言されると困る汚職警官だったりと目新しい事はそんなに無いだけに16ブロックの距離感があまり感じなかったのが残念でした。
それと証人役のモス・デフの声が何とも耳障りな感じもマイナスだったかな~

でもしょぼくれた刑事が板に付いてきた感のあるブルース・ウィルスとお約束的な汚職警官デヴィッド・モースの2人のキャラはこれまた目新しくないけど、ピッタリ役柄にハマッていて良かったんではないでしょうか?
それぞれ知恵を振り絞っての裏の裏をかく頭脳戦も見応えありましたし、バスジャックしての銃撃戦は懐かしいクリント・イーストウッドの「ガントレット」を思い出しましたよ。

何ともホンワカさせてくれるラストシーンも後味良くて好きですよ。
スタンダードな出来の作品だけど、大きく期待しなければ結構面白い作品であります



★★★ 2006.10.26(木) 動物園前シネフェスタ4 シネマ4 18:45 中央座席付近