MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.051 「ダ・ヴィンチ・コード」 (2006年 米 150分 シネスコ )

2006-05-29 00:25:33 | 2006年劇場鑑賞
監督 ロン・ハワード
出演 トム・ハンクス
    オドレィ・トトゥ
    イアン・マッケラン



今年度最大の話題作と言っていいでしょうこの作品は・・・
カンヌ映画祭では失笑が起こったとか、スタンディングオーベーションが起こったとか、何かと話題に事欠かない映画がいよいよ上映されました。

私も珍しくこの映画を見る前に原作を読んでいて、予備知識もハッチリでした。
ただ原作を読んでる段階で、この物語は絵画やキリスト教に関する知識があるのとないのとは大分差が出るだろうな~とは感じてました。
私は正直、そちらの方はまったく知識がないので、本文中にダビンチの絵の話題が出てもいまいちピンと来ず(モナリザと最後の晩餐は知ってたけど)、挿絵で入れてくれてたらな~と思ったもんでした。
そう言う意味では今回の映画化は画面にそういった絵が映像で出てくるので本よりかは幾分わかり易いでしょうね。
後、やはり原作を読んだ時は主人公のラングルトン教授役はトム・ハンクスと知ってたのでどうしても読みながらトム・ハンクスを想像しながら読んでしまいました。
ホントは白紙で読むほうが想像力が働いて良いんですけどね。

本を読んでた時から感じてたんですが、話としては映画化するにしては地味かな?と感じてましたが、いざ映画を見るとやはりその印象は変わりませんでしたね。
原作に大方忠実に映画化されてるので余計にそう思います。
あまり動きがそんなに無く会話が中心の150分の「静」のドラマは、ある程度の予備知識がないと一歩間違えればチンプンカンプンの可能性も多いにあると思いますよ。

何かと賛否両論の論争になってる物語のテーマが我が国にはあまり馴染みがないだけに余計、絵画やキリスト教に関しての予備知識を雑誌等の特集記事で頭に入れておく事をオススメします。
私は原作読んでましたが、まったく原作も読まず、何の予備知識なしで見た方はどう感じたか?興味ありますね。

雑誌にやたらこの映画でのダビンチが絵に残した秘密の数々が紹介されてますが、オチでは無いと言え、劇中だんだん明らかになっていく所が面白いのであって最初から、その辺をネタバレするのはいかがなもの?と感じておりましたが、でもその辺を予め知っておいた方が映画を見た時にわかり易かったりするんですね~
やはり馴染みのないテーマだから仕方ないかな?

ほぼ原作通りに展開していき本では分かりにくかった部分は映像で見せてくれるので、私は結構面白かったです。
まぁ100%理解は出来てないですが・・・



★★★★ 2006.5.25(木) 布施ラインシネマ10 北館 シネマ1 19:15 L-12