MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.053 「アローン・イン・ザ・ダーク」 (2005年 独/加/米 98分 シネスコ)

2006-05-31 00:00:22 | 2006年劇場鑑賞
監督 ウーヴェ・ボル
出演 クリスチャン・スレイター
    スティーヴン・ドーフ
    タラ・リード



前夜、天六シネ5ビルで見た「僕の大事なコレクション」があまりにも単館アート系な作品と深夜にも関わらず女性客の多い場内の雰囲気で、天六らしさが感じられない鑑賞だったが、今日は1階のメイン劇場(?)のユウラク座でのB級ホラーアクションて事で本来のこの劇場らしい映画を鑑賞することに・・・
でも意外と見てる人が多いのは意表突かれましたね。
いつも寝てるオッちゃんがほとんどなのに・・・珍しく数組のカップルが居たりします。
デートムービーとしてはホラー映画は打ってつけだと思いますが、この作品はどうかな?

「ブラッドレイン」とこの作品で「ヴァンパイア&悪魔GO!GO!まつり」と言うイベントでの上映ですが、監督も「ブラッドレイン」と同じウーヴェ・ボルってことはウーヴェ・ボル映画祭でもある訳です。
しかし某雑誌でこの作品を見るとウーヴェ・ボルが監督し悪評をほしいままにした「ハウス・オブ・ザ・デッド」が傑作に見えてしまう・・・と書いてたが、まさしくその通りな出来ですね

超常現象調査員のカーンビー(クリスチャン・スレイター)は、古代アビカニ族の遺物を偶然手に入れ、それを狙う何者かに襲われる。ある日、彼と同じ孤児院で育った19人全員が失踪し、彼は恋人で人類学者のアリーン(タラ・リード)に遺物の解析を頼む。そしてアビカニ族と悪魔軍団、そして失踪事件の恐るべき関連を知るが……。

元々は「ハウス・オブ・ザ・デッド」「ブラッドレイン」同様にTVゲームの映画化らしいが、私はこのゲーム知らないんだが面白いのかね~?
映画を見てる限りはイマイチ面白くなさそうな・・・「バイオハザード」の原点らしい(広告に寄るとだけど)

モンスターが出てきますが種類も1種類てのがまず寂しいですね
それこそ昔は、いにしえのTVゲームファミコンで出てそうな単調なキャラで、しかも結構引っ張って出てきます。
こういうB級ホラーアクションは勿体つけずにモンスターなどは最初からバンバン登場させれば良いものの、出てくるまで時間がかかったので怪物出る頃には睡魔に襲われてましたわ・・・この辺は監督の技量が出てますな~

「ヴァンパイア&悪魔GO!GO!まつり」として「ブラッドレイン」との連続公開だったけど企画倒れですね。
これは配給会社の「在庫処分映画祭」と言った方がしっくりきたりして・・・



★★ 2006.5.27(土) 天六ユウラク座 22:30 最後列