監督 サム・メンデス
出演 ジェイク・ギレンホール
ピーター・サースガード
ジェイミー・フォックス
この作品も公開された結構たつけど見る機会を逸してた作品。
今週で公開が終わるとの事で慌てて鑑賞しましたが、やはり公開して日にちは経つのと平日のレイトショーて事もあり観客は私を含めて3人だった・・・この作品はところでヒットしたんかいな?
戦闘場面の無い戦争映画とか主人公が一発も銃弾を撃たない映画とか色々話題になったましたがどうなんでしょうかね~
あまりヒットしてるとは聞かないけど、同時期公開の「ミュンヘン」の影に隠れてしまった感がありますね。
オープニングから訓練の場面で始まりますが、S・キューブリックの「フルメタルジャケット」同様 教官の厳しく嫌味な言葉からして「もうお馴染みの場面やね~」と感じてしまいました。
でもこの訓練のシーンは割りとサラッ流し(さりげなく一人訓練中に死んでしまうが)イラクがクエートに進行したことにより砂漠に派遣された一人の兵士の目を通して戦争を描いていきます。
民間の旅客機でサウジアラビアに派遣される兵隊たちが空港に降り立った時の目の輝きはまるで修学旅行の学生のよう・・・何か楽しそうに感じられました。
名作「西部戦線異常なし」でも戦争に行った若者たちが戦争に参加出来て大ハシャギしてる場面が出てきますが、あの映画の若者たちはその後、地獄のような思いをするんだが、この映画に出てくる彼らは長々と続く退屈な日々・・・溜まるストレス・・・
戦争へ行って悲惨な体験をすることはいくらでもあるんだろうが(大半この部分が映画にされる)当然ながら戦闘もなく悶々とした日々を過ごす兵隊もいるはずでこの映画はそちら側にスポットを当てた作品で逆に興味深く見れましたね。
またそう言う兵隊の方が実際多い見たいです。
戦闘もなくストレスのはけ口は仲間たちとの兵舎での他愛のない会話や「地獄の黙示録」を見て盛り上がったり・・・「ディアハンター」のビデオを入れたら妻の不倫SEXビデオが出てきたりなどなど・・・しかもそれでもどんどん兵力は増加されていく!
やっと戦線に出れば広い砂漠を延々と歩いていく・・・それでも敵は居ない(それどころか味方に誤爆される始末!)
それでも戦争から家に帰れば銃の持ち方が体に染み付いている恐ろしさと悲しさ・・・たしかに相手と交戦はしなかっても彼らの内の中には戦争がしっかり存在していたんでしょうね。
例え戦闘を行わなかっても砂漠で体験した色々な出来事はまぎれもなく彼らには「戦争」であったんでしょう。
家に戻って窓から外を眺めると砂漠の風景が広がる場面は印象的でした
湾岸戦争と言えばまず頭に浮かぶのはCNNニュースなどで世界に発信された近代兵器による爆撃映像ですね。
弾頭にカメラが付いていて着弾の瞬間を茶の間のTVで見れてしまうというまるで映画のような映像が見れる時代になったもんだと良く言ってもんだが、まさに近代戦争を象徴する映像が湾岸戦争のイメージです。
だから余計にこの映画は知られざるハイテク兵器の影に隠れた{人間}たちの湾岸戦争の物語として見れました
管制塔に居る敵を仕留める為に狙撃兵が待望の初仕事をする為、管制塔に近づきスコープの照準を合わし今まさ引き金を引こうとした時に作戦の中止命令が届く。
そして一機何億ドルもするような爆撃機が一瞬で管制塔もろとも吹っ飛ばしてしまう・・・唖然とする2人・・・まさにこの戦争をまたはこの映画を象徴する場面でした
★★★ 2006.3.7(火) アポロシネマ8 スクリーン2 21:10 K-6
出演 ジェイク・ギレンホール
ピーター・サースガード
ジェイミー・フォックス
この作品も公開された結構たつけど見る機会を逸してた作品。
今週で公開が終わるとの事で慌てて鑑賞しましたが、やはり公開して日にちは経つのと平日のレイトショーて事もあり観客は私を含めて3人だった・・・この作品はところでヒットしたんかいな?
戦闘場面の無い戦争映画とか主人公が一発も銃弾を撃たない映画とか色々話題になったましたがどうなんでしょうかね~
あまりヒットしてるとは聞かないけど、同時期公開の「ミュンヘン」の影に隠れてしまった感がありますね。
オープニングから訓練の場面で始まりますが、S・キューブリックの「フルメタルジャケット」同様 教官の厳しく嫌味な言葉からして「もうお馴染みの場面やね~」と感じてしまいました。
でもこの訓練のシーンは割りとサラッ流し(さりげなく一人訓練中に死んでしまうが)イラクがクエートに進行したことにより砂漠に派遣された一人の兵士の目を通して戦争を描いていきます。
民間の旅客機でサウジアラビアに派遣される兵隊たちが空港に降り立った時の目の輝きはまるで修学旅行の学生のよう・・・何か楽しそうに感じられました。
名作「西部戦線異常なし」でも戦争に行った若者たちが戦争に参加出来て大ハシャギしてる場面が出てきますが、あの映画の若者たちはその後、地獄のような思いをするんだが、この映画に出てくる彼らは長々と続く退屈な日々・・・溜まるストレス・・・
戦争へ行って悲惨な体験をすることはいくらでもあるんだろうが(大半この部分が映画にされる)当然ながら戦闘もなく悶々とした日々を過ごす兵隊もいるはずでこの映画はそちら側にスポットを当てた作品で逆に興味深く見れましたね。
またそう言う兵隊の方が実際多い見たいです。
戦闘もなくストレスのはけ口は仲間たちとの兵舎での他愛のない会話や「地獄の黙示録」を見て盛り上がったり・・・「ディアハンター」のビデオを入れたら妻の不倫SEXビデオが出てきたりなどなど・・・しかもそれでもどんどん兵力は増加されていく!
やっと戦線に出れば広い砂漠を延々と歩いていく・・・それでも敵は居ない(それどころか味方に誤爆される始末!)
それでも戦争から家に帰れば銃の持ち方が体に染み付いている恐ろしさと悲しさ・・・たしかに相手と交戦はしなかっても彼らの内の中には戦争がしっかり存在していたんでしょうね。
例え戦闘を行わなかっても砂漠で体験した色々な出来事はまぎれもなく彼らには「戦争」であったんでしょう。
家に戻って窓から外を眺めると砂漠の風景が広がる場面は印象的でした
湾岸戦争と言えばまず頭に浮かぶのはCNNニュースなどで世界に発信された近代兵器による爆撃映像ですね。
弾頭にカメラが付いていて着弾の瞬間を茶の間のTVで見れてしまうというまるで映画のような映像が見れる時代になったもんだと良く言ってもんだが、まさに近代戦争を象徴する映像が湾岸戦争のイメージです。
だから余計にこの映画は知られざるハイテク兵器の影に隠れた{人間}たちの湾岸戦争の物語として見れました
管制塔に居る敵を仕留める為に狙撃兵が待望の初仕事をする為、管制塔に近づきスコープの照準を合わし今まさ引き金を引こうとした時に作戦の中止命令が届く。
そして一機何億ドルもするような爆撃機が一瞬で管制塔もろとも吹っ飛ばしてしまう・・・唖然とする2人・・・まさにこの戦争をまたはこの映画を象徴する場面でした
★★★ 2006.3.7(火) アポロシネマ8 スクリーン2 21:10 K-6