がまんの子

どこのわんこもそうだとは思いますが、暮らして行く中でいろいろがまんを覚えて行きます。

この日のくるみは朝からがまん大会でした。１週間ほど前から何やら身辺が慌ただしい事になっていて、察しのいいくるみはちょっとナーバスになっていました。前日は夜遅くまでお父さんとお母さんが準備をしているので、くるみはてっきりおでかけだと思ってしまいました。

でも、朝からお客さんがやって来て荷物をたくさん運び出しています。くるみは荷物のなくなったお部屋でずっと待っています。

お引っ越しでした。だいぶ前にも、前のお家からこの家にお引っ越しして来ましたが、今度はどんな所でしょう？

せっかく新しいお家に来たのに、くるみはまたまたサークルに入れられてずっとこの状態です。お父さんが近所の公園までお散歩に連れて行ってくれましたが、あとはがまんの一日でした。

電車タイム

昨日授業で扱った共通テストの問題で、学校をやめて電車に乗らなくなった女の子に対して「それは幸せですね」と女の人が話しかける場面が出て来ました。

そこで、はたと考えてしまいました。僕はこの人生でどれくらいの時間電車に乗って来たのだろうと。学生時代からその後の就職してからは、長い時は２時間弱かかっていた時もあります。毎日のことですし、何しろこの年齢なので、積算したらえらいことになりそうです。人生の何分の一かは電車に乗っていたことになります。

ただ、車内では音楽を聴きながら読書していたわけで、僕にとってはなくてはならない大事な時間でもありました。

現在は人生で初めて小田急線に乗って通勤しています。遅延が多いのが困り物ですが、沿線の景色は気に入っています。

軽井沢高原ビールセッションレッドエールと伝説のホップソラチ1984

軽井沢高原ビールセッションレッドエールを飲みました。

軽井沢高原ビールは、地ビールの中でも草分けの一つで、初期から飲んでいます。水がいいのか、爽やかで透明感のあるビールが多いです。このセッションレッドエールは、しっかり濃いビールで、なかなか責めていました。カラッとドライなタイプでしっかり辛くて苦いです。後味がすっきりしているので飲みにくくありません。ただこれだけ濃いと飲み手を選ぶタイプだと思います。

こちらは以前何度か出会った伝説のホップソラチ1984です。割と普通のビールで、ややホップの香りが高いようにも感じられますが、透明感のあるすっきりしたタイプです。苦味、コクも控えめでバランスのいい飲み口です。国産ホップは岩手県の遠野と北海道の富良野近辺が有名です。空知地方だとどの辺りなのか考えて飲んでいたら飲み終えていました。

司馬遼太郎が考えたこと４

『司馬遼太郎が考えたこと４』を読みました。

司馬遼太郎が書いた随筆、あとがき、新聞、雑誌への寄稿などをまとめたシリーズも昭和４４年から４５年あたりまで来ました。このあたりでは、司馬さんは、『竜馬が行く』を終えて、『街道を行く』の連載を開始し、さらに『坂の上の雲』に取り掛かっている頃になります。作品には書かれなかった、ちょっとしたエピソードや、登場させなかった人物について書かれているところはとても面白いです。

この時代、学生運動が盛んで、東大が入試を取りやめたり、安田講堂が学生に占拠されたりしていました。司馬さんは、歴史的な視点から彼らの活動を見て、何の大義も感じられないと一刀両断にしています。そもそも当時の日本には、打ち倒すべき権力という物が存在していないというのです。まるで自己陶酔であると言っています。５０年経って見るとまさにその通りであったと思います。

この時期大阪では万国博覧会で盛り上がっていたわけですが、司馬さんがどう見ていたのか知りたいと思ったのですが、この巻にはちょっとしか出て来ませんでした。

エビグラタン

エビグラタンを作りました。

玉ねぎをオリーブオイルで炒めます。牛乳、小麦粉を入れてホワイトソースにします。バター、パルメザンチーズ、胡椒を加えます。茹でたペンネと解凍したエビを加えます。

耐熱容器に入れて、チーズをトッピングします。今回はスライスチーズの上に３種チーズのシュレッドチーズを加えました。

オーブンで焼きます。余熱などが面倒なので、今回はオーブントースターで焼きました。上手に焼けました。火傷注意です。