黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『AnotherエピソードS』綾辻行人(角川書店)

2013-08-16 | 読了本(小説、エッセイ等)
《災厄》の後。二学期が始まり、久しぶりにギャラリーを訪れた榊原。そんな彼にクラスメイトの見崎鳴は、この夏の話をする。それは賢木晃也という青年にまつわる出来事だった。
1996年の夏、海辺の町・緋波町の別荘の近所に住んでいた比良塚一家…主人・修司、妻・月穂、小学4年生の息子・想、3歳の妹・美礼…と知り合った鳴。月穂の弟である晃也は、湖畔の屋敷に一人暮らしをしていた。
その後、ひょんなことから彼がかつて夜見山北中の3年3組の《災厄》から逃れた人物であると知った鳴は、話を聞くべく彼の元を訪れたのだが、そこにいたのは彼の幽霊だった。
しかもその死は明らかにされておらず、彼はどこかにあるらしい自分の死体を探していて……

Anotherの続編というか外伝的なお話。
今回は、幽霊は出てきますが、あまり怖くないので、ひと安心(笑)。

<13/8/16>