黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『鳥と雲と薬草袋』梨木香歩(新潮社)

2013-05-07 | 読了本(小説、エッセイ等)
地名とは歴史の厚みや地勢的な経験が凝縮されたシンボリックな記号である、という。
まなざしからついた地名、文字に倚り掛からない地名、消えた地名、正月らしい地名、新しく生まれた地名、温かな地名、峠についた名まえ等々……49の土地の名や場所にまつわる思いや記憶を綴った葉篇集。

土地にまつわる短めのエッセイ(掌篇ではなく葉篇というのが梨木さんっぽい)。
「西日本新聞」に掲載されていたこともあり、取り上げられている場所は西日本多め。
新潟は「星峠」だけでした。残念~。

<13/5/7>