4月。京都の大学から、能登半島にあるという、クラゲの研究施設・能登鹿島臨海実験所へ送られた大学院生・守田一郎は、日々の無聊を慰めるべく、文通武者修行と称し、身近な人々に手紙を書き綴る。
ある時は、三枝嬢への片思いに悩むマシマロの如き体型の友人・小松崎に助言をし、ある時はかつて家庭教師をしていた間宮少年の、新たな女性家庭教師・マリ先生への恋の相談に乗る。
大学の先輩である作家・森見登美彦氏に、恐るべき女史・大塚緋沙子に、本質をずばりとつく愛敬のない妹・薫に……。
果たして、修行の成果で彼は恋文を書く技術を会得することができるのか……
彼が周囲の人々に書くお手紙で構成されている、書簡小説。
その行間から垣間見える、慣れない状況下で奮闘する“文通弁慶”な彼と、その周囲の人々の日常が楽しいです~v
メール全盛な世の中ですが、やはりお手紙というのは格別な気がします。
ラスト以降の彼らがどうなったのか、気になりますね~(笑)。
<09/3/22>
ある時は、三枝嬢への片思いに悩むマシマロの如き体型の友人・小松崎に助言をし、ある時はかつて家庭教師をしていた間宮少年の、新たな女性家庭教師・マリ先生への恋の相談に乗る。
大学の先輩である作家・森見登美彦氏に、恐るべき女史・大塚緋沙子に、本質をずばりとつく愛敬のない妹・薫に……。
果たして、修行の成果で彼は恋文を書く技術を会得することができるのか……
彼が周囲の人々に書くお手紙で構成されている、書簡小説。
その行間から垣間見える、慣れない状況下で奮闘する“文通弁慶”な彼と、その周囲の人々の日常が楽しいです~v
メール全盛な世の中ですが、やはりお手紙というのは格別な気がします。
ラスト以降の彼らがどうなったのか、気になりますね~(笑)。
<09/3/22>