先日、アリプロのNEWアルバムが発売されました♪
某所には一応感想を書いていたのですが、ここに載せ忘れてたので、今更ながらUPしてみたり(汗)。
今回は恒例のストリングスアルバムですが、いつもと違い、ピアノも追加。
華麗に、そして優雅に響くストリングスとピアノの中で、アリカさんの歌声の美しさが際立った素敵なアルバムでした。
最初にタイトルを知った時には、北欧神話?はたまたワーグナー?と思っていたら、1曲目のインストにその名のある、ルキノ・ヴィスコンティ氏(の作品『ルードヴィヒ 神々の黄昏』※ワーグナーの庇護者であったルードヴィッヒ2世のお話)にちなんでいるようですね。寡聞にして存じ上げなかったのですが、この機会に是非探して(近くのビデオ屋にはありませんでした;)観てみたいと思っていたり。
今回は、『蜜薔薇庭園』(マリみてのED『sonata blue』の歌ありヴァージョン)、『百合と夜鶯』、『神の雪』といった新たな曲の他にも、『アンジェノワールの祭戯』や『マリーゴールドガーデン』といった、懐かしく大好きな曲を新アレンジで聴けたりと、とても嬉しい内容でした。
ちなみに、今のところの個人的にお気に入りなのは『神の雪』♪
薔薇や百合、マリーゴールド…と『花』が言葉としては結構登場してはいますが、むしろ過去を懐かしむような雰囲気の内容(すべてではないですが;)でもあり、また、儚くうつろいゆく『花』のイメージと、『黄昏』という言葉の持つイメージ“無常"さが、冬という季節のイメージと重なる印象を受けました(…単に、発売時期の所為もあるかもしれませんが)。
このところ、アニメタイアップのシングル曲での、インパクトのあるハードな曲のイメージが定着しつつあるアリプロですが、個人的にはそれら一辺倒ではなく、今回の収録曲のような作品も創造できる、奥行きの深さをアリプロの魅力のひとつと感じているので、是非、最近のアリプロの曲しか知らない人たちにこそ聴いて欲しい一枚だと思いました。