黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『グーテンベルクの黄昏』後藤均(東京創元社)

2005-12-06 | 読了本(小説、エッセイ等)
二次世界大戦末期のヨーロッパ。
ドイツ占領下のガーンジー島で、3つの他殺体が発見された。日本海軍の元軍人、島の屋敷で働くメイド、そしてゲシュタポ……接点のない三者の間で一体何が起こったのか?
フランス在住の青年画家・星野は、義兄が軍人であったことから事件の調査に携わるが、事件の関係者が密室で変死を遂げるに及んで、2つの事件の背後にヒトラーの切り札、“ロムルス”の存在がある事を知る。星野はその行方を突き止める為、崩壊寸前のベルリンに決死の潜入を試みるが……。

流れに乗るまでにちょっと時間がかかって、眠くなってしまいましたが(爆)、乗ってしまえば、それなりにさくさく読めたような……でも人の名前はかなり頭の中を素通りしてます;
デビュー作である前作『写本室の迷宮』を読んでいると、より楽しめるかと思うのですが……未読なので今度読んでみたいと思います(笑)。

<05/12/6>