Cafe de Kerm ~毒味ブログ~

物言いにも、珈琲にも、もれなく毒が混入している可能性が無いこともないです。

渋滞を回避する為に

2006-04-29 00:35:23 | Thinkings
 そろそろGW。職場によっては明日から休みと言うところも多いんではないでしょうか。私はカレンダー通りです、チックショウ・・・

 大型連休と言えば、日本ではもはや風物詩となっている大渋滞。普段は2キロも続けばうんざりしてしまう大渋滞ですが、こういうときには「10キロ」とか「20キロ」とか。
 「ま、一日つぶしちゃってください」
 と言わんばかりの、まさに拷問ですよ。

 そんな渋滞ですが、何とかなくそうと、努力しているえらい人がいるみたいなのです。

マル秘「渋滞回避術」…最新の研究成果明らかに (夕刊フジ) infoseek

 いよいよ29日から突入するGW。車で行楽地に出かけたり、帰省する際、イライラさせられるのが渋滞だ。誰もが「仕方がない」と諦め、長時間の車内監禁に耐えることになるが、渋滞はどうにかならないのか。日本で唯一「渋滞学」を研究している東京大学工学部の西成活裕助教授が、最新の研究成果を明かしてくれた。

 日本に一人しか、渋滞についての研究者っていないのか・・・確かに、ETCなどの「渋滞を解消しそうな物」を開発、研究している人はたくさんいそうですけれど、渋滞そのもについて研究している人というのは聞いたことが無い・・・というか、そもそも興味が向かないから「考えたことも無いのですけれど」。

 その西成氏によると、信号などがなにも無いところで起こる自然渋滞と言うのは、

ドライバーが無意識にアクセルを緩めたり、速度が落ちて車間距離が詰まるために、誰かがブレーキを踏み、それが連鎖的に後方に波及するから

ということらしいです。
 じゃあ、「どうやったら渋滞を回避できるのか」というと、その当たりは研究中と言うことらしいです。どうやって起きるかがわかっても、どうやって起こさないかとはまた別の問題。それに、対処するにも工事の施工が必要になったりしますので、すぐには目に見える変化は無いでしょう。
 とは言え、確実に研究は進んでいます。数年後にはある程度の成果が見込めるかもしれませんね。

 さて、我々にとって当面の課題である、このGWを少しでも快適に移動するためのヒントも提示されています。

 西成氏は「皆が知ってしまうと意味がなくなりますが…」と前置きしながらも、「渋滞中、追い越し車線と走行車線でどちらが速いのか悩む人もいるでしょうが、渋滞中は確実に走行車線の方が平均速度が速い」

 意外な気がしますが、KeepLeftで行きましょう。多分、ちょっとは快適ですよ。

 もっとも、一番快適なのはGW中に出歩かないこと何でしょうけれどね。ちなみに私は・・・引きこもっているのは無理そうです。


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