Cafe de Kerm ~毒味ブログ~

物言いにも、珈琲にも、もれなく毒が混入している可能性が無いこともないです。

eneloopに新製品・・・ブランド統合後も残るか?

2011-06-10 23:59:59 | Thinkings
 2011年3月29日、三洋電機は株式の上場を廃止し、パナソニックの完全子会社としての新たな一歩を踏み出しました。2011年3月31日をもってSANYOブランドの新製品出荷を停止し、パナソニックブランドに統合するという話でしたが・・・大ヒットしたお米からパンを作るホームベーカリー、GOPANなどはそのまま残すとか。これまで形成してきたネームバリューを消してしまうのは惜しいですからね。

 その例にもれず、充電池としての確固たる地位を築いたeneloopも、今後も存続する模様です。パナソニックのEVOLTAとの兼ね合いで統廃合も議論されているようでしたが、ここに来て新製品が出てきましたから。
高容量タイプと、高信頼性タイプの充電池「eneloop pro」「eneloop plus」を新発売 三洋電機株式会社
三洋電機株式会社は、“くり返し使うライフスタイル"を提案する充電池「eneloop(エネループ)」のコンセプトを踏襲し、お使いの用途に合わせて更に進化させた新しい充電池「eneloop pro(エネループ プロ)」、 「eneloop plus(エネループ プラス)」、および、それぞれの電池を同梱した充電器セットを発売します。


 今回発表された新製品のうち、proは従来に比べ25%分容量がアップしたタイプ。plusは誤使用時の発熱を抑制する機能を加え、より安全性に配慮した製品で、主に子供のおもちゃへの使用を想定している模様です。
 充電池は長く使うものなので、安全性に配慮されたPLUSには要注目ではないかと。一時期ノートパソコン用バッテリーパックの異常発熱が問題になったこともあり、このような仕様は、特に子供が使用する用途ですと歓迎できますね。

 さて、先に出ていたパナソニックブランドへの統合の話です。
 リンク先のニュースリリースにはパッケージ写真も出ているわけですけれど、その表にはパナソニックの名前はなく、従来通りの「SANYO」ロゴがバッチリ入っております。これはeneloopについてはSANYOブランドは存続、EVOLTAとの差別化を図っていくという意思表示なんでしょうか?
 とはいえ、製品として完全にかぶる2ブランドをどう扱っていくか。今後のパナソニックの決断はどうなるんでしょうね。


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