世界的にタブレットの販売がブームになっている中、日本ではオンキヨーと東芝、シャープが発売・もしくは発売を表明している状態です。これに先日NECが「モバイルギア状の何か」を発表して加わりましたが・・・どうやら二社ほどメンバーが足りなくないですか?
その足りない一社ことソニーが、とうとう参入するという「噂」が聞こえてきました。
ソニーがAndroid搭載の「プレステタブレット」開発か ITmedia
ソニーがiPadに対抗する「プレイステーションタブレット」を開発していると報じられている。情報筋によると、このタブレットは「S1」というコードネームでAndroid 3.0「Honeycomb」、9.4インチディスプレイ、Tegra 2プロセッサ、デュアルカメラを搭載し、価格は600ドル程度。「PlayStation Certified」認定を受け、プレステ用ゲームをプレイできるという。9月に発売予定とされている。
プレステ携帯ことXpreria Playが発表され、他のAndroid端末にもプレステ用ソフトを提供していく事が分かった今、プレステタブレットといわれても特に驚くべきところはありません。また、スペック的にも目新しいものがないため、600ドルという価格が逆に割高に見えてしまうほどだったのですが・・・Engadgetの報道によると、どうやら最大のキモはその「形」のようです。
ソニーのAndroid 3.0タブレットは " S1 "、9.4型でQriocityやプレイステーション対応 engadget
最大の特徴は雑誌を折り返したような " wrap " デザイン。バッテリーなどを折り返しの膨らみ部分に収めることで:
といった利点があるとされています。(タブレットではありませんが、形状としてはアップルの Magic Trackpad を想像すると分かりやすいかもしれません)。
- 片手でも持ちやすく、重心がグリップにあるため軽く感じる。
- 主要な内部部品やコネクタ類は折り返し部分に集中しているため、画面部分を薄くできる。
- テーブルに置いたとき、画面を見やすくタッチタイプもしやすい傾斜がつけられる。
すげーよソニーさん・・・。前にコンセプトで終わったネットブックの局面デザインもすごかったけど、こんどこそ現実なんですよね?
とりあえずものすごく実機を見るのが楽しみになってきましたが、これがコンセプトで終わらなかったとして・・・どうしてNGPは普通のデザインで落ち着いてしまったのかが残念でなりません・・・。