坊っちゃん入るべからず・・・南四丁目発by Ken's Channel

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「北海道山日和」

4年ぶり開催 洞爺湖マラソン2023 ・・・ペーサーとして走ってみた

2023-05-26 15:27:44 | 洞爺湖マラソン

5月21日の日曜日。

4年ぶりのフルマラソン開催となった洞爺湖マラソンを走ってきました。

もちろんフルマラソンで。

洞爺湖マラソンも今回で49回目となり、来年開催されれば50回という記念大会になりますね。

 

コロナ禍もあって洞爺湖マラソンもだいぶご無沙汰になってしまったので、ここで私自身の参加歴と結果を調べてみました。

古い順から並べてみると・・・・(グロスタイム)ランネットのマイページ調べです。

1️⃣ 2008年  3時間41分14秒 フルマラソン 総合780位 種目別(年代別)214位

2️⃣ 2009年  3時間30分01秒 フルマラソン 総合470位 年代別160位

3️⃣ 2010年  3時間01分29秒 フルマラソン 総合125位 年代別52位

4️⃣ 2012年  2時間51分13秒 フルマラソン 総合80位  年代別24位

5️⃣ 2013年  2時間52分23秒 フルマラソン 総合81位  年代別26位

6️⃣ 2014年  2時間48分36秒 フルマラソン 総合45位  年代別22位

7️⃣ 2017年     36分26秒 10km     総合3位   年代別1位

8️⃣ 2019年     37分36秒 10km     総合10位   年代別4位

9️⃣ 2023年  3時間04分45秒 フルマラソン 総合187位 年代別38位

2018年はレッドブル400への挑戦で取りやめ、2011年、2015年、2016年が怪我でDNSしてました。😆

こうみてみると、2018年以外は計12回のエントリー(うち2回が10kmですが)と9回の完走で完走率75%ですね。

書いているうちに思い出してきました。

2010年はサブスリーへの挑戦で、1分半足りなく悔しかったこと。同じ年の10月、別海パイロットマラソンで

初サブスリー達成(2時間48分43秒)で別大への切符も手に入れたこと。

これだけ出場している大会となると、他では北海道マラソン、利尻島一周マラソン、大阪マラソン、別海パイロットマラソン

などなどありますが、北海道マラソン、利尻島一周マラソンと並んで最多出場大会の一つだったんですね。

これはもう来年の記念大会?も出場して、とりあえず10回完走目指してみようかな?😃

 

さて、前置きが長くなりましたが、今年の洞爺湖マラソンです。

今回は2月の大阪マラソンに一緒に出場したチームメンバーが洞爺湖でサブフォーに挑戦するというので、

そのペーサーを頼まれたのですが、体調が思わしくないのと多忙で、3月、4月、5月とほとんど練習が出来なかった

ということもあり、そのサポートは取りやめ、急遽同じくチームのコーチが3時間7分以内を狙うためのペーサー企画を

立ち上げていたので、そのサブペーサーとしてお手伝いすることとしました。

元々、洞爺湖マラソンの2週間後の利尻島一周マラソン、そして6月末のサロマ湖100kmウルトラマラソンに照準を合わせて

いたため、ロング走の一環として走るつもりでしたので、若干ペースが速いかなという不安もあったのですが、

行けるとこまでとお話をして入れて頂きました。

 

3時間7分以内を目指すというのは、毎年1月に開催される大阪国際女子マラソンのフルマラソンでの参加標準記録となります。

今回は女性ランナーさん5名と1名の男性ランナーさんがこの企画に参加されるということで、

サブペーサーとはいえ、やはり緊張感はあります。

企画に参加されるランナーさんは信頼してついてくるわけですから。

ペーサーとして重要なのは、まず一番に設定ペース(イーブンペース)で走ることですが、コースはフラットではないので、

状況に合わせて情報をランナーさんに伝えながら調整する必要もありますし、コース自体の情報、給水情報、時には励ましたり

することも必要になってくるので責任重大です。

 

天候・気温はというと、前日は札幌でも23度くらいとその前日と比べても急に暑くなったのですが、

運が良いのか悪いのか、天候は雨ですが、気温はマラソンにはちょうど良い感じとなりました、

ただ心配なのは雨による冷えです。実際、低体温症になったランナーさんもいたようです。

 

コースですが、いわゆる「りんごのへた」部分(22kmから28kmの往復部分)がなくなりました。

昨年までのコースからそれより前のコースに戻った感じでしょうか。

下記が昨年までのコースです。

スタートして洞爺湖を反時計回りに走るのですが、前述したようにスタートからちょうど洞爺湖の反対付近の中間点過ぎから、

山側に行って帰ってくる往復部分がありました。

そして今年はというと、

スタートからまずは時計回りに約3kmほど走り、折返して再度スタート地点を通り過ぎ、あとは反時計回りに走るコースに変更されました。

「りんごのへた」がなくなったことによって、標高差が大きく減少し、記録が出やすくなったと言えるでしょう。

コースレビューの動画をYoutubeで紹介しているので、来年の参考にしてみてください。(そう簡単にコースは変更されませんので)

 

【2023洞爺湖マラソン】1ヶ月前 洞爺湖1周36km走ってみた(前編)コースレビュー

 

【2023洞爺湖マラソン】1ヶ月前 洞爺湖1周36km走ってみた(後編)コースレビュー

 

レースプランはというと、

3時間7分以内がターゲットなので、平均ペースにすると、4’25”91/kmです。

5kmのラップタイムが、22分09秒

ハーフの通過タイムが、1時間33分30秒

となります。

もちろんこのペースでは全く余裕がありませんから、実際の1kmのペースは4’22/km前後で行くプランとなります。

 

ということで、先に私のゴールタイムを書きますと、これはメインペーサーも一緒にゴールしたので同じとなりますが、

3時間04分45秒(4’22/km)でした。

そして、5km毎のラップタイムはというと、

<form action="https://runnet.jp/record/parts/userResultRaceResultShowAction.do" method="post" name="partsUserResultRaceResultShowForm">
計測ポイント スプリット ラップ
Start 00:00:07          
5km 00:22:03 0:21:56 (4'23/km)
10km 00:43:53 0:21:50 (4'22/km)
15km 01:05:56 0:22:03(4'24/km)
20km 01:27:59 0:22:03 (4'24/km)
中間点 01:32:49 (4'24/km)
25km 01:49:59 0:22:00 (4'24/km)
30km 02:12:07 0:22:08 (4'25/km)
35km 02:34:11 0:22:04 (4'25/km)
40km 02:55:47 0:21:36 (4'19/km)
Finish 03:04:45 0:08:58 (4'05/km)

これをみると、ハーフで約40秒の貯金ができて、後半はそれを維持しながら、最後はペースアップをしてゴールをしています。

特に40kmの5kmラップが上がっているのは、35km以降ターゲットペースでいけたランナーさんが一人となり、

このランナーさんがロングスパートをかける力が残っていたため、それに合わせていったという感じです。

 

レースですが、スタートはメイン・サブペーサーともにAブロック、参加ランナーさんは女性が確か全員Bブロック、男性ランナーさんが

Dブロックです。(残念ながらこの男性ランナーさんはブロックが離れ過ぎていて追いついて来れませんでした)

ペーサーといっても大きな大会によくいる大会公認ペーサーではなく、自身も参加費を払って参加しているランナーですので、

ブロックの位置どりは重要です。

ということで、Aブロックの最後列、そして女性陣はBブロックの最前列で、予定通り一緒にスタートすることができました。

 

スタートのロスタイムは約7秒。幸先良いです。

スタートからかなり大きな一団となってました。多い時は15人から20人くらいいたかもしれません。

私も経験がありますが、ペーサーにつくと大きな一団となります。

自身でペースを管理しなくいいので、走りに集中することができる反面、うまく位置どりをしないと

逆に走りに集中できなくなってしまいますし、接触による転倒や、給水を取り損ねるといったことも起こり得ます。

 

</form>

最初の2kmほどは混雑もあって接触を気にしながら走るという展開でしたが、折り返してからは前も空いて走りやすくなりました。

10km付近から雨が降り出し、徐々に強くなってきました。ハーフくらいまでかなり降られたと思います。

 

20km過ぎくらいで一名が徐々に後方に離れ、27km付近でまた一名が集団から離れて行きました。

30kmまでで5名いた女性ランナーさんは2名まで絞られました。

ゴールしてから分かったことは、やはり雨が原因で体が冷えてしまったようです。一時的かなり強く降られましたので。

 

30kmを過ぎてからは1名が自分で頑張ると言って前に出て行きました。

とは言ってもちょっと前に出たくらいでその距離はほとんど変わりませんでしたので、35km過ぎくらいで再び吸収する

ことになるだろうと思ってました。

そしてもう1名が33km付近から徐々に遅れ始め、34kmあたりでさらにペースが落ちたので、

メインペーサーがその人につくということにしたので、私は前で頑張っている一人を追いかけ一緒に走ることを選択。

この方はほぼ一緒にゴールし、見事7分を切って、・・・どころか4分台でゴールし見事目標をクリアされました。

 

そこか遅れること約9分で34km付近でペースダウンした1名も無事ゴール。

目標タイムこそクリアはなりませんでしたが、ここまでの2名が総合で10位に入るという快挙。😃

他のランナーさんも無事にゴールしてくれました。

 

初めてフルマラソンの本番レースで、ペーサーという形で参加した今回の洞爺湖マラソンでしたが、

付いてきてくれるランナーさんの息遣いや、足運び、コース取りなど、自分がタイムを狙って走ること以上に

緊張感を持って走ったような気がします。

そして明確な目標を持って走っいる皆さんの真剣な眼差しから刺激や勇気をもらいました。

そういえば、ここ数年は必ずと言っていいほどレース中にトイレに寄っていたのですが、

今回は中盤で少し尿意を感じましたが、皆さんの集中力に助けられ、行かずに済みました。😀

 

4年ぶりのフルマラソン開催となった地元開催の洞爺湖マラソン。

今回の企画とはまた別のところでも、多くのラン友さんたちにもそれぞれのドラマがあり、

天気こそイマイチだったものの、逆に記憶に残る大会だったと思います。

 

このような荒天の中でも開催していただいた主催者、大会関係者の方々、寒い中給水、給食に携わっていただいた

ボランティアの皆さん、コースで声援を送っていただいた地元の皆さん、友人たちに感謝です。

ありがとうございました。

 

次回50回記念大会はぜひ自分のレースとして参加してみたいと思います。

追伸:見出し画像は女子総合入賞者の表彰式ですが、一番右端の優勝者が入っていません。ごめんなさい。😆

ちなみに総合優勝者は今回大会新記録を塗り替えました。すごい!😀おめでとうございます。

 

 

 


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