坊っちゃん入るべからず・・・南四丁目発by Ken's Channel

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「北海道山日和」

サブスリー

2017-02-08 21:19:32 | マラソン大会

今年の別大の完走者データ。
特にサブスリー達成者に注目してみました。



あまり統計などは得意ではないのと、データが多すぎて大変(ようはめんどくさい)なので
つまむ程度ですが・・・・




エントリー数 3905人

完走者は2942人。

うち、
男子完走者 2811人

女子完走者 131人



男子サブスリー 1153人(男子内 41% 全 41%)

女子サブスリー   8人(女子内 6.1% 全 0.27%)


とこんな感じです。
今年はカテゴリーが4つになりましたが、3時間30分以内が参加条件は変わらないですね。

それにしても参加条件が厳しいだけに、通常のマラソン大会とはレベルが違います。



このサブスリーランナーさんをもう少し細かく見てみます。
完走者の40%以上がサブスリーというハイレベルな大会ですので、
サブスリー(サブ3)を2時間59分59秒~2時間55分00秒としてみます。
割合はサブスリー内のものです。

サブ10(2時間10以内) 1名(優勝者ですね) 0.1%

サブ20 31名 2.7%

サブ30 39名 3.4%

サブ40 119名 10.3%

サブ50 314名 27.2%

サブ55 263名 22.8%

サブ3  386名 33.5%


そして、上記386人のサブスリーランナーさんの、
30km地点の通過タイムに注目してみました。

30km通過タイムデータ(男子サブ3のみ)        
  人数 割合(%) 累計人数 割合(%)
2:00:00未満(4’00/km未満) 26 6.7% 26 6.7%
2:01:00未満(4’00-4’02/km) 9 2.3% 35 9.1%
2:02:00未満(4’02-4’04/km) 21 5.4% 56 14.5%
2:03:00未満(4’04-4’06/km) 37 9.6% 93 24.1%
2:04:00未満(4’06-4’08/km) 53 13.7% 146 37.8%
2:05:00未満(4’08-4’10/km) 78 20.2% 224 58.0%
2:06:00未満(4’10-4’12/km) 69 17.9% 293 75.9%
2:07:00未満(4’12-4’14/km) 59 15.3% 352 91.2%
2:08:00未満(4’14-4’16/km) 30 7.8% 382 99.0%
2:09:00未満(4’16-4’18/km) 3 0.8% 385 99.7%
2:10:00未満(4’18-4’20/km) 0 0.0% 385 99.7%
2:10::00以上(4’20/km以上) 1 0.3% 386  


99%のランナーさんが、2時間8分未満で30kmを通過しています。




もちろん2時間8分未満で通過しても、サブスリーに手の届かないランナーさんはもっといます。




しかし、このデータからは、サブスリーを達成する権利を得るためには、
2時間8分台で30kmを通過する必要があるということ。




コース戦略は、前半突っ込み気味、平均ペース、後半追い上げ型(ネガティブラップ)とありますが、
平均ペースにして、4’15/km前後で30kmを押せる走力がないと、チャンスはないということですね。(きびしいぃ~)




さらにハーフや35km、40kmなども見てみたら面白いかもしれません。





エントリー3905名のうち、招待選手を含め、カテゴリー3(サブ3)までのエントリー数が1720名。
カテゴリー4(3時間30分以内)が2185名。
サブスリーが男女合わせて1161名ですから、カテゴリー3以内の人がすべてサブスリーを達成しているわけではありません。
今回設定したサブスリー(2時間55分から59分59秒)の386名に
はいるためのしのぎ合いは、ものすごいものがあると想像できます。



2時間59分台が89名(386名の23%)



59分50秒台(59秒が2人もいます)が13名。




そして、惜しくも達成できなかった3時間1分以内が29名、
そのなかでも本当に惜しい10秒以内が7名。




ゴールである大分市営陸上競技は、マラソンゲートから競技場にはいり、
バックストレートから、第三、第四コーナーを走り、メインスタンド前を走ってゴールと記憶していますが、
サブスリーの境であっても、トラックはランナーで数珠つなぎですから、
目の前で3時間を超えていく瞬間たるや、その悔しさは相当です。




完走者の40%がサブスリーという別大であっても、
サブスリーを達成することが、いかに厳しいかがわかります。




改めて、挑戦した全ランナーさんに敬意を表したいと思います。

 


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