千手院のBlog

タイトルそのまま・・・お寺の紹介・生活日記!冬期は墓地の積雪状況もアップしています。

素敵な贈り物。。。

2009年02月02日 | 教えられたこと
毎年、星祭り祈祷をされる湯沢町の方から奉納いただきました。

趣味のひとつとして活動されていると、前に来寺いただいた時にお話しを聞き、私が「見てみたい」と言ったのを覚えていて下さって、わざわざ届けに来てくださいました。

「生かされて 生きる命を大切に」とは、千手院でお年始の際に配布しているマッチに書かれている標語です。上には天女が舞って「ひとつ咲く」と打ってあります。素朴さと情のこもった姿に感動ものです。

趣味を持つことの大切さ・・・、亡くなった老僧からよく言われた言葉です。
「明るく、大らかな心を育てたいと思うなら、趣味を持ちなさい。趣味を通じて表現力が高まり、中立的な偏らない視野が広がるよ。」

最近のワタクシ、趣味の時間が減っています。もしかしたら視点が偏ってきているかも・・・。

期待してます、多聞青年団!

2009年02月01日 | 行事・お祭り
チラチラと雪が舞う程度のお天気・・・もう少し降って欲しい・・・勝手な言い分なのですが。

魚沼に春を呼ぶお祭り、3月3日の浦佐毘沙門堂での日本三大奇祭「裸押し合い大祭」が近づいてきました!このお祭りには多聞青年団という若者組織の活躍が欠かせません。1年間を通して準備をし、お祭りに備えてくれていますが、この季節になると青年団の法被姿が頻繁に見られます。

私はお坊さんとしてお祭りに参加する立場ですが、同級生が幹部を務める年には「できる範囲で協力したい」という思いから、法被を着させていただきました。
内務進行係といって、お祭りを支える講中(こうちゅう)の方たちへの対応、お祭りには福餅を撒きますので、お餅の管理などを担当する係りです。

この内務進行係のOB会が昨日ありました。
現在の幹部方からのお話を聞くと、多聞青年団の人数や講中が年々減ってきていること聞きました。私が現役の時も少なくなっていましたが、今はさらに拍車がかかってきているようです。

高齢化と跡継ぎの問題で致し方ない面もあるのかと思いますが、こんなときこそ若者の発想、創造力で智慧を絞っていきたいものです。良いものには人は集まってくるはずですから。

もちろん私もできることは協力します。
楽しんで、素晴らしいお祭りになりますよう・・・、頑張れ多聞青年団!