29日だったと思うんですが、夜のNHKで『納得!私のお葬式』という番組を見ました。
お葬式の疑問をいろいろとやってました。戒名のこと、費用のこと、作法のこと、散骨や樹木葬など、とても興味深い情報がたくさんありました。
インタビューの中で「私らしい葬儀」という言葉が多く出てました。
「現在の仏式のお葬式、大丈夫かなぁ?」学生の時からの思いが年々危機感に変わってきた中で、さらに追い打ちをかけられる内容でした。
檀家制度は江戸時代に徳川幕府から強いられた制度。それにあぐらをかいてしまった寺院と僧侶。もちろん全部がそうではないにしても、全体的にはその感が強い。
「檀家数」の多いお寺は、やはり過去に立派な僧侶がいたんだと思う。けれど世襲制になってきている今は「檀家数が多い」=「立派な僧侶がいる」とは限らない。亡くなった師匠がよく「下座行」ということを言っていました。立派な僧侶ほどほうきを持って庭を掃き、ぞうきんをかけ、汚くなる仕事をやるもんだ・・・と。
番組でも「葬儀はした方が良い・したい」という方が多かった。しかし、仏式でお坊さんにお願いしたい、という感想はほとんどなかったのが残念でした。それだけ魅力を失っているんだと思います。
「私がもし死んだら、このお坊さんに仏式のお葬式をあげて欲しい」そんな風に言っていただけるような坊さんになりたいなぁ。
お葬式の疑問をいろいろとやってました。戒名のこと、費用のこと、作法のこと、散骨や樹木葬など、とても興味深い情報がたくさんありました。
インタビューの中で「私らしい葬儀」という言葉が多く出てました。
「現在の仏式のお葬式、大丈夫かなぁ?」学生の時からの思いが年々危機感に変わってきた中で、さらに追い打ちをかけられる内容でした。
檀家制度は江戸時代に徳川幕府から強いられた制度。それにあぐらをかいてしまった寺院と僧侶。もちろん全部がそうではないにしても、全体的にはその感が強い。
「檀家数」の多いお寺は、やはり過去に立派な僧侶がいたんだと思う。けれど世襲制になってきている今は「檀家数が多い」=「立派な僧侶がいる」とは限らない。亡くなった師匠がよく「下座行」ということを言っていました。立派な僧侶ほどほうきを持って庭を掃き、ぞうきんをかけ、汚くなる仕事をやるもんだ・・・と。
番組でも「葬儀はした方が良い・したい」という方が多かった。しかし、仏式でお坊さんにお願いしたい、という感想はほとんどなかったのが残念でした。それだけ魅力を失っているんだと思います。
「私がもし死んだら、このお坊さんに仏式のお葬式をあげて欲しい」そんな風に言っていただけるような坊さんになりたいなぁ。