ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




深く静かに、深海に・・・というわけではないのですが、

僕の海月は、こうして書いているすぐそばにはあるのですが、なかなか皆様の前には姿を現せないでおります。

なんといっても、「ク〇重たい(失礼いたしました)」ですので・・・どうかあしからずです。

 

でもね、その分、新品同様のピッカピカのままなのですよ。

時折、更新の為にお預かりしている緑ちゃん倶楽部の会員証とかが上に載っていたりはしますけどね(笑)。

 

実は今さらなのですが、ボリュームペダルが欲しくなりまして、

Voyagerさん、そして、もう一人、ハモンドマニアのOさん(本業はコンサートの照明屋さん)と、色々と連絡を取り、

一番の目的は、世界に一つだけのオリジナルペダル・・・なのですが、

まずは、海月に積んであるプリアンプ専用のものを試す必要がある、ということになりまして、買ってみました。

 

……アメリカから

 

これね、日本では売ってないのです。

ペダル自体は、アーニーボールという、ギター用のものなのですが、中の部品が専用の回路に改造されたものでして、

アメリカの、ハモンドの改造部品を作っているTREKllという会社のオリジナルなのです。

 

ということで、先日、メールで「これください」と連絡をしましたところ、

あちらから

「これ、専用のものだけど、そもそもウチ(TREKllの)プリアンプは持ってるのか?」

と訊かれたので、上の海月のサイトのURLを送って「これがあるよ!」と書いたら、

「Amazing!」

と返ってきました(笑)。

 

ということで、支払いにあまり慣れてないペイパルを使ったり、住所の書き方を間違ってしまったりして(日本とは順番が違うので、ややこしいんですよね)、

時差がある中、4回ほどメールのやりとりをしまして、今日、ようやく送られてきたのです。

なんだか、ちゃんと送られてきてくれて、嬉しかったです。

 

すぐに、これを使って海月を弾いてみました。

実は、これまでは、コルグのペダルを使っていたのですが、

先日、金子雄太さんのお宅にお邪魔した際、本物のハモンドのペダルでちょっと弾かせてもらったら、あまりの違いに「こりゃいかん」と思い、買うことにしたのです。

 

本物のハモンドのペダルって、写真をご覧になって頂くとわかるのですが、角度が凄く深いんですよ。

座って弾かないと、音量を下げた時には足首が曲がりきらないくらい、可変幅が大きいのです。

 

でも、このペダルには、角度以上に独特の秘密があることがOさんからの情報でわかり、

これを再現するペダルを、今、特注でOさんに作ってもらっているのですが、

(海月は改造してしまっているので、本物のペダルはつかないんです)

その前に、お二人と相談して、TREKllのペダルでの可変幅を体感して、それを元に、改造を薦めてもらうことになっているのです。

 

と、マニアックな話ですので、もう多くの方は眠くなっておられるかと思いますので、お話はこのくらいにしますね。

とにかく、さすが、専用のペダルだけあって、可変幅は(本物に比べるとだいぶ)小さいのに、コルグとは全然違って、かなりグッドでナイスでありました。

 

そして改めて思った事は、

ハモンドはボリュームペダルが、めちゃくちゃ大事なんだな、ということです(今さらすみません)。

まあ、ハードロックのキーボーディストはあまり使わないので、僕もそれに倣ってしまっていたところがありまして、

一方、ジャズやゴスペル、ブルースなんかだとめちゃくちゃ使うんですよね。

で、やっぱりもっとペダルを使わないとな、と思ったのであります(45歳にして、ガーンと気づくこともあるのですよ。何事も、出会いが大切ですね)

それはね、本物のペダルが最高ではありますが、それを言っても仕方ないので(どうしてもなら、もう一台ハモンドを買うしかない・・・という)、

まずは、年内か、来年初めくらいには上がってくるでありましょう、オリジナル改造ペダルが、楽しみです。

 

……って、ほんと、海月関係は、自分だけの楽しみにしてしまっていて、どうもすみません。

でも、ずっとずっと欲しかったので・・・。やっぱり、触ると、ドキドキします。

「本物だあ」って。

 

いつか、きっと、また皆様にもご覧になって頂きたいと思っておりますので、どうぞお楽しみにです(だいぶ先かもしれませんけど・・・かならずや)。

 

ではー。



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