ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




今日は、昼間はレッスン等あり、夕方から、玉置さんのソロライブに向けた、リハーサル二日目がありました。

(機材のガムテープは、ローディ会社さんが、リハーサルやライブで使うレンタルの品に貼るもので、貸出日=リハーサル初日であります、昨日の日付になっています。)

 

いやいや、本当に、凄いです。

もう、昨日と今日とで、アレンジがまるで違うものになった曲が、半分以上にもなりましたでしょうか。

玉置さんの“ひらめき”で変わったものもありますし、

僭越ながら、僕が、今日のスタジオでヘッドアレンジ(譜面を使わずに、“頭=ヘッド”で考えて、リハーサルなどのその場でアレンジすることを、こう呼ぶんですよ)をさせて頂いた曲もありました。

玉置さんも「いいねえ!」と喜んで下さり、ひとまずは一安心。

 

でもね、勿論、明日のリハーサルでも、まだ進化すると思うんですよね。

あと、きっと、……ライブをやりながら、変わっていくと思うんですよ。

もう、ドキドキもしますが、それを上回って、楽しみなんです。

なんたって、玉置さんのアイデアが実現されるときというのは、“間違いなく、前よりも良くなる”のですから。

玉置さんは、本当に音楽の天才だと思うのですが、今回改めて思ったこと。

 

 

僕たちは、リハーサルの録音を持って帰ります(音響さんにチェック用に録ってもらうのです。)。

で、それを聴いて、全体を見たうえで、修正ポイントとかを取り出してチェックするのですが、

玉置さんは、リハーサル音源は、基本的にいつも、持って帰りません。

 

「お疲れね!じゃあね!またね!」

 

と、スーっと帰って行かれます。

 

……が、

 

夜とか、翌日とかにメールで、

 

「〇〇(曲の名前)の、あそこなんだけどさ、今日、△△だったよね。なので、“ホニャララホニャララ”にしたら、もっと良くなると思うんだけど、ケンはどう思う?」

 

なんてことが、数曲にもわたって書いてあるわけですよ。

 

 

……正直ね、なかなか信じられないことなんですが、

 

歌いながら、こんな(本当に)細かいところまで聴いてて、しかも、それを、夜とか翌日でも、全部覚えてる……

 

凄いんですよ、本当に。

 

 

こういう方は、本当に初めてです。

 

僕、今日、

 

「ねえ、玉置さんって、リハ音源って持って帰られてないよね?」

って確認しちゃいましたら(笑)。

 

もちろん

「持って帰られてないですよ」

と。

 

 

うーむ

 

 

凄すぎるので、僕は、

 

……明日に向けて、少し眠るとします。

 

。(←寝ると、色々なことを忘れる人。寝なくても忘れるんですケンども。)

 

ではー。



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