自己満日記

最近疎遠になっている方への情報発信のため、
また、低下した自分の記憶力補助のために気づいたことを記録します。

三国志男

2009-02-08 07:12:01 | Weblog
先日「三国志男」なる本を購入しました。

昨年の年末、映画「レッドクリフ」が公開され、さらには「三国志検定」なるものまで登場し話題となっている三国志。
小説では吉川英治の「三国志」、マンガから入った人は横山光輝のマンガ「三国志」と非常に有名な作品があり、昔から誰でも知っている有名なお話です。

ちなみにPCやファミコン以降のゲーム機にも、光栄(メーカ)の「三国志」というシミュレーションゲームがあり、詳しい人も多いはず。
かく言う自分も、昔ファミコンの三国志をするために、吉川英治の小説(全8巻)を読破したという過去を持ちます。
とにかく登場人物が多い上に似たような名前の人が多くて、一度本を呼んでおかないとゲームを進める上でどんな人物なのかさっぱり解らないなですよね。
そこで三国志にハマってすでに20年。あれから何冊三国志関連の本を読んだことでしょう。

と前置きが長くなりましたが、先に登場した「三国志男」なる本。
タイトルの「男」から解るように、所謂オタクっぽいと呼ばれる、かつてはひきこもりの筆者が体一つで中国の三国志ゆかりの地を旅するという内容です。
この本、三国志好きな人が読むと思わず「ぷっ」と吹き出してしまうような文章が満載。
文章も決して難しくなく、いやむしろ好き勝手な感想が綴られているため、何も考えずに読むことができます。
逆に三国志を知っている人でないと、どこが面白いのかさっぱり解らないくらい。(ゲームの三国志を知っていると更に笑えます)

内容はというと、まず冒頭のチェックに「山に登るとふもとを敵に囲まれて水の手を絶たれないか心配である」なんて文章があったりして、
思わず「馬謖(ばしょく)じゃん」なんて笑ってしまいます。
この文章の意味がすぐに解った人、間違いなく三国志好きですね。 (ちなみに「泣いて馬謖を斬る」の元となった戦いです。)

という訳で、普段読んでいる推理小説や歴史小説と比べると全く異質の本ですが、たまには何も考えずこんな本を読むのも面白いものです。


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