自己満日記

最近疎遠になっている方への情報発信のため、
また、低下した自分の記憶力補助のために気づいたことを記録します。

「かなぐり」じゃなくて「かなくり」です!!(GW九州旅2019報告 その3)

2019-05-10 06:10:36 | キャンピングカー
【2019/04/29(月)】

■山鹿温泉さくら湯
この日も朝5:00に起きて早々に移動開始。
向かった先は、「山鹿温泉さくら湯」です。


朝6:00から温泉に入ることができるので、朝風呂を頂くつもりでした。
実はこちらには、隣接したRVパークがあるのですが、前日電話したところすでにいっぱい。残念です・・・

駐車場は温泉の隣にある「温泉プラザやまが」にあります。


ちなみに、駐車券をさくら湯の受付に持参すれば、2時間まで駐車料金が無料となります。
駐車場からは、温泉がよく見えますね。


朝6:00のオープンと同時に、地元の方を中心に数名が入っていきました。


泉質はアルカリ性単純温泉で、かけ流しだそうです。
料金は大人1人300円。
料金が安いこともあり、石鹸やシャンプー等は持参する必要があります。
ロッカーは10円で、返却はされません。
今まで100円の返却式が多かったのですが、九州では他でも10円という場所がありました。
九州に多いんでしょうかね。

温泉へは脱衣所から少しだけ階段を降りることになります。
扉を開けた途端、眼下に広がる浴槽はなかなかの迫力でした。

こちらの温泉は、1640年に肥後細川藩の山鹿御茶屋として誕生し、その後数回の改修が行われました。
1898年には道後温泉の棟梁による大改修が行われたそうです。
昭和48年(1973年)にいったんは解体されましたが、平成24年に再生されました。
九州最大級の木造温泉と言われるだけあり、なかなかの迫力でした。


いわゆる「総湯」や「元湯」と言われる、もともとは共同浴場として登場した温泉は、温度が高めのところが多い印象ですが、こちらはお湯の温度もそれほど高くなく、地元の常連の方々は半身浴のように浸かりながら世間話を楽しまれていました。

■金栗四三生家記念館
朝風呂を頂いた後は、この日のメインイベントである「金栗四三(かなくりしそう)」氏の関連施設を巡ります。
まずは、金栗四三生家記念館です。


この日の朝食は、タケルくんで朝ごはんを炊きましたが、炊き上りまで40分程かかるので、炊きあがるまでに移動しました。
開館時間の9:00迄は時間あるので、駐車場に車を停めてゆっくりと朝食を食べながら待ちました。
やはり朝から炊きたての温かいご飯が食べられるのは良いですね。
今回の旅でも、タケルくんが大活躍しました。

タケルくんに関しては、過去に記事を書いていますので、興味のある方はこちらをご覧ください。

現在の大河ドラマ「いだてん」の主人公でもある「金栗四三」氏ですので、ご存知の方も多いと思いますが、ここで簡単にご紹介。
「金栗四三」氏は、日本で最初のオリンピック選手(マラソン選手)であり、その後若手の育成や、箱根駅伝の創設、女子体育の振興等を行ったことから、日本マラソンの父とも呼ばれています。
ちなみに、ドラマの中のセリフにもありますが、「かなぐりではなく、かなくり」ですよ。

こちらの建物は、「金栗四三」氏が実際に住んでいた建物で、大河ドラマの撮影も行われました。
大河ドラマで生家を使った撮影を行ったのは今回が初めてだそうで、それを係の地元の方が嬉しそうにお話されていたのが印象的でした。
今までは人が通ることも少なかった山間の地に、これだけ多くの方が訪れることに感謝されているようでした。
本当に良かったですね。





ドラマの中に登場する「金栗四三」氏のために作られた小さな勉強部屋も、ガラス越しに見ることができます。


■金栗四三ミュージアム
少しだけ移動して、今度は「金栗四三ミュージアム」です。



こちらでは、先ほどご紹介した「金栗四三」氏に関してのいろいろな展示があります。
恥ずかしながら、自分はドラマを観るまで「金栗四三」氏に関して、知識がなかったのですが、おかげでかなり詳しくなりました。

■いだてん大河ドラマ館
こちらは、大河ドラマ「いだてん」に関しての展示があります。
ドラマに関しての説明や、衣装等の展示があるので、ドラマ好きな方は、こちらの方が楽しいかもしれませんね。




駐車場から向かう道には「ぎゃん行って」という文字も。



■熊本駅
せっかく熊本まで来たので、なにかお土産でも探そうかと、駅前に車を停めて熊本駅にも行くことにしました。
その途中お腹が空いたので、偶然見かけた料理屋さんに入ることに。
自分は、熊本グルメでもある「太平燕(たいぴーえん)」を頼みました。


一見すると、ちゃんぽんのようですが、麺が春雨麺となっています。
相方は、かた焼きそばを頼みましたがどちらも美味しかったですよ。

■万象の湯(ばんしょうのゆ)
前回訪れた「長湯温泉」が良かったので、寝る前に温泉に入るため移動です。
この頃はずいぶんと雨と風が強くなり、まるで台風のよう。
さらに阿蘇山の周辺は、数メートル先しか見えない濃霧が発生して大変でした。
確か前回、熊本県を訪れた際にも雨が降っていました。
なかなか阿蘇周辺の綺麗な景色が見られないですね。

今回は前回入らなかった「万象の湯」にしました。


長湯温泉は高濃度炭酸泉で有名ですが、こちらもナトリウム・マグネシウム-炭酸塩素塩泉です。
どうやら当日はずいぶんとお客さんが多かったそうですが、我々が訪れた時間は夕食時で、ラッキーなことに数名のお客さんだけでした。

浴槽は内湯が二つと露天風呂が一つ。
堆積物も多く、見た目のインパクトも大です。

露天風呂からは、すぐ下を流れる川が見えます。
露天風呂は温度も低めなので、自然を眺めながらゆったりと入浴できますね。

内湯の一つは、「ブクブク水風呂」と名付けられています。
水風呂と名付けられているだけあって温度はかなり低く、他の浴槽と違い透明な風呂です。
底からは小さな気泡が湧いており、中に入るとみるみる間に体が小さな気泡に包まれます。
まるで「ラムネ温泉」のようですね。
きっと当日「ラムネ温泉」は大混雑だったでしょうから、なんだか得をした気分です。

■道の駅 竹田
温泉で温まった後は、少しだけ移動をして「道の駅 竹田」で車中泊。
(例によって、写真は翌朝に撮ったものです)


夕食は、途中で買った馬刺しと総菜を頂きました。
さすが熊本、馬刺しが美味しかったです。

停まっている車も少なく、カエルの鳴き声が聞こえる静かな道の駅でゆっくりと休ませてもらいました。

さて日は、天孫降臨の地、高千穂に向かいます。
天気が回復してくれれば良いのですが。

下のバナーをポチッとして頂けると、更新頻度とやる気が上がっていきますので、宜しくお願いします。
コメントも大歓迎です。


にほんブログ村 旅行ブログ 車中泊の旅へ
にほんブログ村

にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村

最新の画像もっと見る

コメントを投稿