ちびずマムのマイペースな育児・料理・翻訳日記

2007年生まれの1号くんと2010年生まれの2号くんに振り回されつつ、自分の夢もなんとか追っていきたい、ちびたちのマム

憧れとコンプレックスでできています。

2015年06月25日 | お仕事にまつわること
次男の通う幼稚園には、時間外に某英語学院の英会話クラスがあります。
もちろん有料ですが、卒園児のクラスもあるので、今年から長男と次男を
通わせることにしました(お試しに参加したら、「楽しい!」と言うので)。

うちの近所には公立の幼稚園がなく、私立に通っているのですが、私立間の競争が
激しく、各園が正規の預かり時間内外に英語クラスや体育クラス、サッカークラスなどを用意しています。

ネイティブの講師が来て楽しく歌やアルファベットを教えてくれるのです。
なんともうらやましい。

自分から翻訳をやっているとはあまり言わないのですが、たまに話の流れで仕事のことになり
「在宅で翻訳やってます」と答えると、「じゃあ、バイリンガルなの?」って訊かれます。

悲しいかな、その答えはずばり「いいえ」です。

私の場合、英日翻訳なので「調べてナンボ」「英語力以上に日本語力」と言われます。
その通りで辞書ソフトはいくつもパソコンにインストールしてます(串刺しソフトでさくっと
検索)。

「子どもを見ながらできるからいいよね」と言われますが、その答えも微妙かも。
子どもがいる時間にパソコンに向かっていると邪魔されるので、やっぱり
子どもがいない時間、寝た時間しか仕事ができません。

しかも、1ワードいくら、1枚(200ワード)いくらの実務翻訳ですので、
どれだけがんばっても収入はある程度以上増えません。ボーナスもありません。
納期が開ければとたんに無職になるという、不安定な仕事でもあります。

それでもやっているのは、英語が好きだからです。

なぜ好きかというと……なんでなんでしょうね。
たぶん、子どもの頃、父に買ってもらったデスクマットの影響が大きいと思います。
世界地図のデスクマットで、「世界にはたくさん国があるんだ、行ってみたい」と
毎日のように思いました。それで一応世界の共通語の英語に興味が出たんでしょうね。

家庭の事情で長期留学できなかったので、バイトをして貯めたお金で短期留学するということを
何度かやりました。翻訳は社会人しながら翻訳学校に通って学びました。

そういうわけで、外国人観光客に道を訊かれて教えてあげることはできますが、
字幕なしで映画を見ても、理解できるのは8割くらいでしょうか。

でも、もしバイリンガル級に英語が理解できたら、たぶん翻訳者になっていなかったと思います。
英語が好きで、もっと英語がわかるようになりたい、英語に関わる仕事をしたいと思った結果、こういう選択になりました。

つまりは私は憧れとコンプレックスでできているようなものなのかも。
そしてやっぱり、英語も日本語も日々勉強なのです。

だから、今の仕事もありがたくがんばらなければ。
腱鞘炎だとか、スペルミスが多いとか、プンスカしてちゃいけませんね(と自戒)。

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