ちびずマムのマイペースな育児・料理・翻訳日記

2007年生まれの1号くんと2010年生まれの2号くんに振り回されつつ、自分の夢もなんとか追っていきたい、ちびたちのマム

ピーター・ラヴゼイ『絞首台までご一緒に』

2014年10月20日 | 読んだ本(日本語)
三好一美訳、ピーター・ラヴゼイ著『絞首台までご一緒に』

いつだったかコンクールの課題作がこの著者の作品だったような……?
で、タイトルだけ知っていたのですが、たまたま図書館で見つけて借りました。

物語の舞台は19世紀末のロンドン。電話が最新機器だと部長刑事が大興奮(笑)。

それはさておき、夜中にテムズ川で水遊びをしていた女学生が、
ボートに驚いて、素っ裸で下流に流されてしまいます。
どうにか陸に上がったとき、イケメンの巡査が彼女を発見!
(きゃ~)

とはいえ、そのボートに乗っていた男たちが殺人事件の犯人らしいということで、
スコットランド・ヤードの部長刑事さんに連れられ、その男たちを
追いかけていくことに。

途中で犯人が何となくわかります。でも、それと平行して、女学生ハリエットと
イケメンお巡りさん(まあ当時のイケメンなんで、髭生やしてますが)ロジャーとの
恋にもドキドキ。

なかなかかわいらしいお話でした。

マイクル・シアーズ『ブラック・フライデー』

2014年10月06日 | 読んだ本(日本語)
北野寿美枝訳、マイクル・シアーズ著『ブラック・フライデー』を読みました。

不正行為を働いて服役した元花形トレーダーが、ウォール街の証券会社の
責任者から、事故死した若手社員の取引を調査するよう依頼されます。

冒頭は人が死ぬシーンから始まります。まあ、ミステリではたまにありますよね。
おもしろいのがその次。主人公のジェイスンが出所するシーンから
ストーリーが進んでいきます。

ださいおじさんかと思いきや、さすがは元花形トレーダー。
頭が切れます。しかもオツトメのせいで、筋力UP!(笑)

証券会社の取引の調査、ということで、難しい内容を想像していたのですが、
専門用語がときどき出てきますが、別に知らなくても読んでいけます。

それに、事件に絡む謎、ジェイスンの元妻、その恋人、自閉症(と思われる)
息子、新しい魅力的な女性の登場……など、いろいろな要素がてんこ盛り!

真っ黒な表紙とタイトルから、お堅いシリアスなミステリかと思っていたのですが、
とてもおもしろく読めます。

ただ、登場人物が多いので、黒幕がわかったとき、「誰、こいつ?」となって
しまいました(もっと注意しながら読めよ、私)。いや~、ロマンスの方ばかり
気にしてたもんで。

でも、おもしろかったですよ!
シェイマス賞(アメリカ私立探偵作家クラブ賞)最優秀新人賞受賞作だそうです。

ああ、疲れた

2014年10月03日 | お仕事にまつわること
小学校と幼稚園で風邪がはやっていて、長男も次男も
風邪ひきくんでした。そして例に漏れず、母も感染。それも
一番症状が重いのは、私に体力がないからか、ウィルスが
強くなってしまったからか……(笑)。

そんなしんどい状態で夜中に仕事をしていましてね、
英文に日本語を上書きするという仕事を終え、
ちゃんと保存しました。いや、したはずだったんです!
それなのに、朝見たら、ファイルは半分日本語、半分英語……。

ぎゃー! 途中から保存されてないーっ!

うちのワード2013さんは、なぜかときどき上書き保存が
できなくなるんです。うんともすんとも言わなくなり、
そうなったときは保存してないまま終了しようとしても、
「保存してないけどええのん?」とは訊いてくれません(ひどい)。

ファイル名を変えれば保存できるんですが……。
なんかよくわからんエラーのようで調べて直さなければいけませんが、
なにぶんこういうのにはうとくて……。

風邪なのにファイルが保存されていないというダブルの衝撃でした。

ふぅ。