ちびずマムのマイペースな育児・料理・翻訳日記

2007年生まれの1号くんと2010年生まれの2号くんに振り回されつつ、自分の夢もなんとか追っていきたい、ちびたちのマム

歯医者さんへの信頼

2014年11月22日 | 子育てにまつわること
10月末のこと。
滑る面が横に広い(何人も同時に滑れる)滑り台を長男が滑っているとき、
斜め後ろから滑ってきたどこかの子どもに激突され、吹っ飛ばされて反転して
顔面から落ちました。

んで、ぐらぐらしていた前歯(乳歯)が折れ(取れ)、
もう1本の前歯(乳歯)がぐらぐらに。鼻から口から出血して
滑り台に血は広がるわ、へたれの
長男は痙攣起こしそうな勢いで泣くわ、で大変。

日曜日に診療してくれる歯科を探して行ったら、そこは
待合にデスクトップパソコンが3台、タブレットも5冊ほど、
キッズルームにはうちのテレビよりも巨大なテレビ&Wii、
さらにはプラレールセットやら戦隊&ライダーの変身セットなど、
大変ゴージャスに備品が揃っている歯科でした。

んで、先生も数人いたので、日曜午後の飛び入りにもかかわらず、
それほど待たずに診ていただけました。

それは感謝、なのですが、先生に「今日は痛がっているので
レントゲンは撮りません。来週撮りますが、もしかしたら
生えかけの大人の歯が折れているかもしれませんし、
その場合は生えてきません。黒ずんできたら神経がやられている
ので、神経を取らないといけません」云々、ものすっごい
恐ろしいことを言われました(子を持つ方ならこのときの親の心境、
わかってくださいますよね?)

んで、一週間後行ったら、レントゲンの後、あっさり「あ、折れてません。
大丈夫です」で終わり。ドキビクしてただけに拍子抜け。

だったら、あんなに脅さないでよ。

必要以上に脅かされた気がしてしまったうえに、翌週から虫歯の治療も
始まり(それもよく説明されないまま進められ)、なんだか先生への信頼感が
消えてしまいました。

この治療が終わったら、いきつけの歯科に戻します。

マイクル・コナリー『エンジェルズ・フライト』

2014年11月08日 | 読んだ本(日本語)
古沢嘉通訳、マイクル・コナリー著『エンジェルズ・フライト』(上)(下)

なんか、いろんな意味で微妙な作品でした。
いや、おもしろいんですよ。いろいろ気になって、続きが読みたくてたまらなくなる感じなんですが。

ケーブルカー“エンジェルズ・フライト”の頂上駅で死体が発見され、その被害者の一人が辣腕で知られる黒人の人権派弁護士だった。犯罪加害者が取調中に刑事から暴行を受けたとかいう訴訟で、警察を相手にかなりの勝率を誇ってきた彼は、市警察の長年の宿敵。その弁護士の死に、マスコミは警官の犯行を疑い、街は暴動が起こる危機に瀕する。

そんな中、主人公のボッシュは結婚して一年の奥さんとうまくいってないし、元パートナーの衝撃の事実を知るし……やらなんやらで。世の中、不条理なことがあるのはわかるんでよ。でもね……だからこそ、すっきりした読了感がほしいのです。

奥さんは出て行っちゃうし、真犯人はあんな死に方をするし。(しかも訳者後書きで、次の本ではボッシュの新恋人がすぐに殉職するとかネタバレされてるし)。

ふぅ。