ちびずマムのマイペースな育児・料理・翻訳日記

2007年生まれの1号くんと2010年生まれの2号くんに振り回されつつ、自分の夢もなんとか追っていきたい、ちびたちのマム

お堅いモードと柔らかモードの使い分け

2013年03月31日 | お仕事にまつわること
お堅い系の翻訳をすることが多いので、自然と思考回路がお堅くなっているようです。

先日、留学生の体験談のようなものを訳す機会があったのですが、十代の少年の言葉なのに、あやうくorを「あるいは」と訳しそうになりました。

いくらなんでも「あるいは」なんて言わんやろ~(笑)。
と自分でツッコミを入れまして。
まあ、気づいて良かったです。

小説を書いていたときも、読み直して、「あ、お堅い」と思ったことがしばしば。
いろいろな文章に触れて、いろいろな日本語を使えるようになりたいですね。

翻訳学校時代に、「一つの単語から五つの訳語を考えつかなければならない」と講師から言われました。もちろん、それはある単語に、辞書の一番上に出てくる訳語だけでなく、一番下に出てくる訳語もあるのだという意味もあるでしょう。でもそれ以外に、文脈に応じてふさわしい訳語を選ぶことも含まれるわけです(「たくさん」がいいのか「多数」がいいのかなど)。

まあ、そんなことはみなさんご存じのことでしょう。

小説を書いていて、さっきの段落でこの言葉を使ったから、同じような意味で違う表現はないかなあ……とよく考えたわりに、やっぱり同じ単語を使っていたりするので、自戒の意味の日記でした。

仕事のお供からの逆襲!?

2013年03月29日 | お仕事にまつわること
仕事のお供って何ですか?

今の私の仕事のお供はもっぱら「スルメ」です。あのイカを干したかた~いやつ。

以前はキシリトールガムとかコーヒー(with milk)とかだったのですが、子どものおやつも兼ねて、スルメをでかいボトルで買いました。

それをカミカミしつつ仕事をしていたら……
「うぐっ」
なんとスルメの脚の尖った先端が喉に突き刺さったのです!

しかも途中からぽっきり折れてしまったので、噛んでいたスルメを引き抜いたところで、刺さった先端は取れません。

しばらくもだえながら咳き込んでいたら、ふやけて取れてくれました。

ふぅ~。冷や汗もんだったぜい。

そういえば、魚の骨が喉に刺さったときって歯医者さんで取ってくれるって聞いたことがあるんですけど、本当でしょうか。でも、「スルメが刺さったから取ってください」って歯医者さんに行くのは、かな~り恥ずかしいです(笑)。

大沢在昌『売れる作家の全技術』

2013年03月25日 | 読んだ本(日本語)
大沢在昌『売れる作家の全技術』

おすすめされて読みましたが、とってもためになりました(いや、ためになります)。
文章や描写についての部分では、翻訳者としてもよく耳にすることが書かれており、ほうほう、とうなずくこともしばしば。

翻訳小説を読むことが多いので、人称、視点のことは(小説を書く上で)すごく勉強になりました。日本の小説では「神視点」はほとんど認められていないというようなことが書かれていて、改めて日本人作家の小説と翻訳小説を読み直してみると、「ああ、ほんまやな~」と。

英語の小説もそれなりに読んでいますが、今まで一人称で書かれている本には一度しかお目にかかったことがありません。それも犯人が主人公で、いかに完全犯罪を作り上げていくか、というような内容でした。

でも、手元にある日本人作家の(書籍の)小説はなんと全部一人称だったのです! 犬が「俺」で語っていたりもします。電子書籍のものはそうでもなかったですが。

本を読むとき、内容以外にも気をつけて読むとおもしろいなあと思いました(でも、たいがい内容に夢中になって、そんなとこにまで気が回りませんが)。

重なるときは重なるのだ

2013年03月02日 | お仕事にまつわること
めったに仕事の打診がない(半年に1件くらいしかない)某翻訳会社さん。そこから依頼があるのは、不思議と私が別会社さんの仕事でアップアップしているときなのである。

今回も久々に打診があったけど、私は別会社さんの案件を抱えていて、やっぱりかなりアップアップ気味だった。これこれの内容でこれこれの分量のときの最短納期を教えてくれ、と言われ、ぎりぎりできる範囲で回答したら、やっぱり「納期が遅い」ということで依頼はなくなった。

PTAの役員決めのための集まりもあったうえに、徹夜や子どもをほったらかしにする必要があったので、断られたのはそれはそれでありがたいのだけど、でもどうしていつも忙しいときにしか打診してくれないのだろう。

こんなことが続いていると、そのうちきっとまったく依頼されなくなっちゃうんだろうな。

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