ちびずマムのマイペースな育児・料理・翻訳日記

2007年生まれの1号くんと2010年生まれの2号くんに振り回されつつ、自分の夢もなんとか追っていきたい、ちびたちのマム

「脱ひよこ」はいつなのか!?

2013年11月27日 | お仕事にまつわること
プロフィールでは、まだ「ひよこ」と謳っていますが、いったいいつ「脱ひよこ」
になるのか。

ちょっと考えてみました。
いえ、以前から考えていました。

以前は、年収が●円を超えたら脱ひよこ、と思っていたのですが、
今のままでは超えないことに気づきました。●円とは社会人時代の年収です(笑)。
1ワードおいくら、で翻訳している実務翻訳者では、
どれだけ仕事量を増やしても、ボーナスはありません
ので、●円に到達することはありません。しかも、仕事量を増やすにも
限界があります。ましてや家には3歳児がおります(来年から幼稚園ですが)。

そんなわけで、当初勝手に考えていた「年収●円以上で脱ひよこ」は
ありえないことになりました。

では、自分の名前で訳本が出たら「脱ひよこ」なのか?
私の場合、本当に運がよく、まだ翻訳学校に通い始めて2年経つか経たないか
の時点で、(翻訳学校とはまったく関係のない会社さんの)書籍翻訳の
トライアルに合格し、訳本を出すことができました。それまでは
トライアルを受けまくって、無謀にも(?)多少の仕事をするほか、
ボランティアの翻訳などをして「翻訳歴」をでっちあげて(?)いたような
状態でした(いえ、決して偽装ではありませんっ←ちゃんとボランティアと
表記していましたから)。

訳本は出ましたが、それでも翻訳学校では訳文に赤が入りまくって
返却されてくるので、やっぱり「自分はまだひよこ」だと思っていました。

長男の出産を機に学校を辞めましたが、先生から「あなたはもう十分な
実力をつけたから卒業よ」とは言われませんでした(ぱぱっと産んで
ぱぱっと戻っておいで、と言われてました(笑))。

そんなわけで、私の自己評価は翻訳学校時代のままです(いえ、多少は成長した
と思いたいですが)。

それに、今でも納品した訳文をチェッカーさんに直されることが
あります。ちょっとした表現の違いでも、「あ、直されてる訳文の方がいい」
と思います(そんな自分なのに、別会社でチェッカーの仕事をしていていいのか、と
いつも苦悩しています)。

なので、やっぱり向上心と自戒の意味を込めて、自分はまだ「ひよこ」だと
考えていたいと思います。

ごるぁっ!

2013年11月26日 | お仕事にまつわること
私、納品した翻訳物について「あ、やっぱ、これちょっとイマイチだったんで、直させてください」ってコーディネーターさんに連絡したことはありません。

ぎりぎりになるような量はできるだけお引き受けしないようにしているし、
できるだけ寝かせてから再度見直して提出するようにしています。
(その場合、品質ではなく睡眠時間を削ります)

なので、納品時の訳文が、その時点の自分の中ではベストなのです。

もちろん、月日が経ってから読み直すと、「うげげっ」と思うことは
あるのですが・・・。

でも、今回の翻訳者さん、ひどすぎますっ。校閲のお仕事なのですが、
いったい何回「訂正させてください」って連絡してくれば
気が済むのでしょう。

もうこっちは校閲を済ませてしまって、納期まで寝かせている状態なのに、
なんだかイライラです。

タイトな納期の案件をがんばってお引き受けしたんですかね?
それとも、提出後に神が降臨しちゃったんですかね?

とりあえず、訂正、もうなしにしてくださいっ。

でも、ま、この翻訳者さんの成長への努力を認めないといけませんね。
私だって、まだまだなんですから。

印税のお話

2013年11月21日 | お仕事にまつわること
予定していた仕事が入ってこなかったので、ちょっと時間ができました。
で、たまには真面目なこと(?)を書いてみようかと思います。

長男が生まれてからは仕事量が減り、疎遠になった会社もあるため、
自称翻訳者レベルの零細翻訳者になりかかっていました。なので、
幼稚園のママさんたちには仕事のことは話していませんでした(零細すぎて
恥ずかしいから(笑))。

一年ほど前から仕事が徐々に増えてきて、さらに今年から幼稚園に
二歳児教室ができたこともあり、自然な話の流れで、自宅で仕事をしている、
ということを話すようになりました。

で、書籍翻訳をしている、と言うと、「稼いでるんちゃうん?」と
訊かれるんです。それがまったくの誤解であることを、声を大にして
言いたい!

そりゃ、ハリー・●ッターとか訳せばスイスにマンション買ったりできる
んでしょうけど、私のような実務翻訳者ではそんなことはありません。

読む人の限られた文献ですので、初版時の印刷部数も少なく、重版ということも
いまだかつてありません。普段の翻訳では1ワード(もしくは1枚)×単価
で仕事をしていますが、書籍翻訳では「定価×印刷部数×一定割合の印税」
になります。

一冊訳すのに掛かった時間で報酬を割ろうものなら、とんでもないことになります。
ダンダリンがやってくるんじゃないでしょうか(笑)。

総ワード数(数えられませんけど)で割っても、ものすごくむなしいことになります
(のでやりません)。

そんなわけで、書籍翻訳をしているイコール稼いでいる、というのは誤解なのです。

じゃあ、なんでやるんでしょうね。好きだからなんですね。厄介ですね(笑)。

で、ちょっと話が逸れます。
ひところ、Kindle上陸で、出版業界に黒船が! とか騒がれました。
電子書籍作家としても印税のお話を。

こちらは「定価×実売部数×一定割合の印税」です。

新聞の社説か何かで読んだのですが、電子書籍の方が印税が高いので、
作家にとってはプラスになる、と。

私の場合も、確かに電子書籍の方が印税が高いです。が、何しろ、実売部数です。
しかも「翻訳書籍の定価>電子書籍の定価」の状況では、
結果は言わずもがな、ですね。

じゃあ、なんでやるんでしょうね。好きだからなんですね。もう本当に厄介ですね(笑)。

睡眠時間削って、納期開けはボロボロになって。それでも、少しでもいい
翻訳を、いい書籍を、と思って身を捧げるわけです。
Mでもないとやれないかもしれませんね。

もちろん、実力のある超売れっ子翻訳者さん、作家さんの場合では、
全然違うと思います。というわけで、これはすべて私の場合のお話です。
ほかの訳者さん、作家さんの事例と
異なる可能性があることをあらかじめご了承ください。

あかん、怠けそう

2013年11月20日 | お仕事にまつわること
小説の初稿を提出してしまって、書くものがないのです。

最近の私の仕事スタイルは、「ここまで訳したら、小説を書いていいよ」
的な感じになっています。ので、ご褒美の小説がないと、どうにも仕事が
はかどりません。しかもしかも、校閲のお仕事。うぎ~。

あ、だめだめ。お仕事はありがたいものなのだから、感謝して取り組まねば。

とはいえ、翻訳の仕事を納品してしまって、「さあ小説を書くぞ」となると、
今度は小説が進まないのです。

結局のところ、どっちもが適度にないとだめなようです。

なんか、そんなふうになってしまいました。

どっちも必要。どっちもないとダメ。

私、実務翻訳者だったはずなのに。

つかの間の休息

2013年11月18日 | 日記
セラピー受けて体調が絶好調になり、睡眠時間を削ったせいで
今不調(こら)。

それはさておき、今週はベビースイミングや3歳児検診などの仕事以外の
予定で忙しく、1社さんをお断りしてしまったため、今の今、
つかの間の休息中です。

小説も書き上げてチェック待ちなので、こんなに何もすることがない
のは久々かも。でも、久々すぎてゆっくりできない(なぜか不安)。

次男くんがお昼寝中なので、録りためていたCSIでも見ようかなぁ。
でも、もうすぐ長男くんが幼稚園から帰ってくる。
たまには子どもとじっくりお話してみようか(でも、きっとすぐ
教育テレビを見たがるのだ(笑))。

ようかいしりとりの歌、一緒に聴いてみようっと。