殊能将之著『ハサミ男』
美少女を絞殺し、研ぎ上げたハサミを首に突き刺すという猟奇連続殺人犯を
マスコミは「ハサミ男」と呼んだ。ハサミ男は三人目の被害者を決めて尾行し、
いざ犯行に及ぼうとしたとき、自分の手口を真似て殺害されたその少女の
遺体を発見した!
いったい誰がなぜ?みたいなところから、ハサミ男は調査を始めます。
んで、警察側の人間の視点も入り交じりつつ、警察の捜査と
ハサミ男の調査が展開していくのだけど。
ハサミ男って!!! タイトルが完全なミスリードだ!
でも、実際にありそう。こんな残虐で力のいりそうな犯罪を起こすのは
男性という先入観を抱いてしまいそう。そして、主人公のしゃべり方がぜんぜん
違和感ないのと、もう一人の遺体発見者の混ぜ込み方がうまくて。
は~、やられたな。まさかまさかのどんでん返しでした。
おもしろかったけど、最後、また殺人の犠牲者を見つけたっぽい
終わりなのが怖い……。
美少女を絞殺し、研ぎ上げたハサミを首に突き刺すという猟奇連続殺人犯を
マスコミは「ハサミ男」と呼んだ。ハサミ男は三人目の被害者を決めて尾行し、
いざ犯行に及ぼうとしたとき、自分の手口を真似て殺害されたその少女の
遺体を発見した!
いったい誰がなぜ?みたいなところから、ハサミ男は調査を始めます。
んで、警察側の人間の視点も入り交じりつつ、警察の捜査と
ハサミ男の調査が展開していくのだけど。
ハサミ男って!!! タイトルが完全なミスリードだ!
でも、実際にありそう。こんな残虐で力のいりそうな犯罪を起こすのは
男性という先入観を抱いてしまいそう。そして、主人公のしゃべり方がぜんぜん
違和感ないのと、もう一人の遺体発見者の混ぜ込み方がうまくて。
は~、やられたな。まさかまさかのどんでん返しでした。
おもしろかったけど、最後、また殺人の犠牲者を見つけたっぽい
終わりなのが怖い……。