ちびずマムのマイペースな育児・料理・翻訳日記

2007年生まれの1号くんと2010年生まれの2号くんに振り回されつつ、自分の夢もなんとか追っていきたい、ちびたちのマム

澤村御影『准教授・高槻彰良の推察 民俗学かく語りき』

2019年01月29日 | 読んだ本(日本語)
澤村御影著『准教授・高槻彰良の推察 民俗学かく語りき』

子どもの頃、死者の祭りに迷い込んでしまったために、その代償として、
嘘を聞き分けられる耳を持ち、それゆえに孤独になってしまった大学生の深町くんが
主人公です。なんとなく受けた民俗学の講義。担当する准教授・高槻に、レポートで不思議体験を
書いたら、呼び出しをくらい……怪事件を収集する高槻の助手を、バイト代につられ、
引き受けることに。

3つの怪事件が収録されていて、そのどれも、深町くんや高槻准教授が経験したものとは
違って、人間が引き起こしたものでした。最初の不動産屋の動機は……大人として
ちょっとどうなのって感じでしたけど(笑)。

事件そのものよりも、深町くんと准教授のやりとり、そして、准教授の謎の
紐解き方がおもしろい。ついつい読み進めてしまいたくなる、読ませ方のうまい本だなぁと
思いました。

読みやすくて、つい気になって読まされてしまう。そういう文章のファンになりました。
澤村さんのほかの作品も読む予定。

楠谷佑『無気力探偵~面倒な事件、お断り~』

2019年01月20日 | 読んだ本(日本語)
楠谷佑著『無気力探偵~面倒な事件、お断り~』

高校生探偵、と聞けば、誰を想像するでしょうか?

工藤新一? 金田一一? 
いずれにしろ、積極的に事件に首を突っ込んじゃうタイプ(大人になった金田一青年の
物語はそうではないようですが(笑))。

しかし、今回の作品では、タイトルの通り、主人公は「無気力」な高校生。
彼が無気力になった原因は、プロローグにある通り、お母さんが殺された事件の
犯人のトリックを暴いたけれど、お父さん(刑事)が権力に屈して
事件は自殺として片づけられたから。

無気力でやる気ないところがときどき描写されていますが、息をするように(というと
言い過ぎかもしれませんが)、謎や気になることがあれば、つい推理or推測してしまう。

そんな主人公・霧島智鶴(登場人物の名前が……なかなか。熱海警部補とか指宿警部とか。
温泉行きたくなりました)が、事件に巻き込まれるのですが、なんか……悲しい事件が多いです。
ほかに解決策はなかったのだろうか、みたいな。

それはそうと、伏線があちこちにちりばめられていて、冒頭で風が強い、みたいな描写があったら、
本当にそのことが解決に関わっていたり。細かいなぁ(感心)。無駄な文章がない。

でも、プレハブで見つかった彼女は、薬を盛られていたはずだけど、
刺されたことになってる??(P176)

プロローグが第五章でいい方向に進んで、お父さんの真意もわかり、個別の事件と並行して、
彼の過去に関わる事件も真相が明らかになります。

楽しかった♪

2019年01月06日 | 日記
今日は子ども会サッカー部の蹴り初めということで、「親子サッカー」なるものが開催されました。
要は、○年生対○年生の親、という形態で、8分の試合を4回ずつしました。

うちは長男と次男がサッカー部に入っていますので、計8回試合に出ました。

やー、楽しかったです。結構本気になって動いて走って守って……ストレス発散になりました♪
ドリブルはできないので、ゴール前で守備に徹しましたですよ(笑)。

基本的に家で座って仕事をしているので、運動する機会もないし孤独だし。
こういう機会でもないと体を動かさないのが大問題……。

明日、筋肉痛大丈夫かな。え、明後日? それは嫌(笑)。

半吉!?

2019年01月01日 | 日記
あけましておめでとうございます!
今年もどうぞよろしくお願いいたします!

さて。本日、近所の神社に初詣に行ってきました。
私の引いたおみくじは「吉」だったのですが、吉なのに、なんかいろいろ悪い。
「○○は悪ろし。△△は凶。」とか。書いてあるのはぜんぜん吉じゃない!
ぜんぜんあかんやん!というので、
もう木の枝に結んで来ちゃいましたよ!

んで。長男がなんと「半吉」なるものを引きました。
半吉!?
初めて聞いた。でも、書いてあることは、吉の私よりもよかったので、
長男は持って帰ってきました。

半吉ってことは吉の半分なのかな~?
それとも大吉と吉の間くらい?

などと家族で話していましたが、ネットでちらちらっと見たところ、
どうやら吉の下らしいですね。

でも! でもでも! 評価がよかったからいいよね!
それに半吉って超レアなおみくじみたいだし!