新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

高尾山 道迷いで大回り

2018-11-03 | ハイキング・登山

今朝起きたら抜けるような青空。昨晩の天気予報では、曇りがちとあったけれど、これはどこかに出かけないと!と思ったが、親の食事の用意は何もしていなかったので、とりあえずは朝食の後、あるもので昼食づくり。洗濯も出遅れて、干すのが遅くなり、出かけたのは結局10時ごろ。

高尾山について、ごった返す売店で買い物をしてから稲荷山コースに入った。もじみ祭りが始まって快晴の連休なので、ケーブルカー乗り場はかなりの列だった。

稲荷山コースもぞろぞろと登る。子供連れも多い。途中結構色づいている紅葉も見られた。

朝の内は寒いかと思ったが、日差しは暖かく、登るにつれて暖かくなった。結構暖かそうなセーターなどを着込んだ若い女性もいらして、暑いだろうなと思う。

展望台で写真を撮った。

たくさんのハイカーの話声を聞きながら、上り下りしながら進む。倒木が2本ほどあった。一本はまたぐだけだったが、一本はくぐった。

6号路との分岐を過ぎた。後30分ほどで頂上というところあたりで、そうだ、キジョランンの実ははじけたかしら?と巻道に行こうとカップルが入って行った道に続いたのだが、すぐに通行止めになって、下に降りる階段があったので、皆でそちらに降りたが、広場のようなところに出た。倒木かスズメバチの為に通行止めだったのかな?

広場には標識があり、国道方面?とふれあい館方面に分かれていて、私はふれあい館の方に進んだのだが、カップルと後からいらしたもう一人の方は元に戻ったのか、ついてはいらっしゃらなかった。その方が正解でしたね。

広い林道が緩やかに続くが人っ子一人いなくて、ちょっと不安になる。クマはいないが、イノシシはいるらしいから、襲われるかも。それでクマ鈴をつけて鳴らしながら歩いた。途中若い女性が反対側からいらしたので、この先山頂の方に行けるかしら?とお聞きしたら、うなづいたので、ほっとしながら歩いたのだが、行けども行けどもふれあい館にもたどり着かず、不安。

やっと建物らしいものが下側に見えて、ほっとしたが、標識を見ても、高尾山方面という標識はなく、さらに林道を行かないとならないみたい。ふれあい館の施設は使えずトイレも使用できないと書かれていた。

地図は持って来ていないし、駅のパンフレットももらいそこなったから何もない。そういえばGPSをオンにすれば、現在地が分かるかなと思って、地図ソフトを開けて見たが、うまく作動しない。電波が弱いみたい。

途中のミニ滝

細い山道が上の方に続いていたので、辿ってみた。靴の後もあったが、かなり細くて危なっかしい道。こんなところで足を滑らせても助けに来てもらえそうにないわね。少し登ってみて、木に赤や白いひもが結んであるけれど、作業道かもしれないので、引き返すことにした。危ないのでストックも出して降りた。まあ10分位のことだけれど。

仕方ないので、また静かすぎる林道を歩く。アサギマダラが見えたのでカメラを向けたら、空高く飛んで行ってしまった。道路には黄色の蝶だか、蛾だかが止まっていた。

それからしばらく行くとつがいの鳩が居て、私が近づくと飛んで行った。崖からの清水などを見ながら、上に行く道を探すがない。山のリーダーにラインメールして迷子になっているみたいと書いたが、気づかないみたい。残念!

途中の紅葉

桂の黄葉がきれいだった。

それでも歩き続けていると上の方から人の声らしきものが聞こえてきた。どこかハイキングコースにぶつかったのかしら?林道わきに2株かな?きれいなリンドウの花が咲いていた。

しばらく進むと、標識があり、高尾山頂方面とあった。そこを入ると鉄塔の所に何組かのグループがいらした。

私はそのままハイキングコースに行こうかと思っていたら、1グループが出発されて、センボンヤリがどうこうと話されていたので、センボンヤリがあるのかしらとそちらに向かった。

確かにセンボンヤリの秋の花(丸いタンポポの綿毛のような花?)が見られた。それからやっと安心してお弁当を広げて食べた。そのあたりは日当たりが良く、いろいろな紅葉がきれいだった。

すぐ横にはイイギリの赤い実が鈴なりになった大木があり、きれい。

それから、日陰の道を少し進むと私より少し年配の女性?が一人でこちらの方にいらしたので、マイナールートですね、とお声を掛けたら、リンドウが咲いているという情報で来てみたとのこと。きれいに咲いていますよ、とお伝えしたら嬉しそうにそちらに向かわれた。

私はそのまま進むと、先行の方が植物に詳しい方がいらして、同行者にいろいろ説明されていて、私も聞かれた女性からまたお話を聴かせていただいた。切り株の赤い葉はツタウルシだそうだ。清水の所に茂っているのはヤマミズだそうだ。

切り株のツタウルシと山芋の黄葉

ヤマミズ

途中ににコンクリートの小さな橋があった。

途中で見られたキイチゴ

かなり緩やかな道をたどり、少し登ると見慣れた奥高尾の道で両側にススキの茂る階段状の道が見える。一丁平に向かうようだった。大垂水峠への分岐の標識があった。

一丁平に向かおうと思って階段を上ったのだが、果たして一丁平の方だったか分からなくなり、もう階段を上る元気もなくなって、センブリの花を探しながら後戻った。

また分岐の所に戻ってよく見たら、やっぱり一丁平への道だったのだが、まあもみじ台に戻ろう。

道々アザミの色が鮮やかで目を楽しませる、足元の脇の方にはセンブリの可愛らし花が時々姿を見せるが、誰も若い人たちは興味を持たないようだ。地味な花だからね。

こちらの方にもセンボンヤリが見られた。春に来たら白い春の花が見られますね。

遠くにイヌショウマかなまだ咲いていた。

それからそのセンブリを探しながらススキの根元にナンバンギセルってないのかしら?と思いつつ歩いていたら、少し遠かったが、なんとそれらしいものが一株見つかった。もうだいぶ終わりかけだけれど。来年その季節に来てもその場所を見つけられるかしらね?ぼけてしまったけれど。

センブリ

道々の野菊

道々の10両と100両

それからやっともみじ台にたどり着いたが、お茶屋さんには冷たいものはないみたいだったので、そのまま素通り。富士山も見えなかったし。

それから山頂下で、巻道に行こうかと思ったがお手洗いにも寄りたかったので、階段を上って山頂へ。すごい人ごみで、山頂脇の階段はすべて人々が食事に使っていて通れたのはスロープの方だけだった。

山頂からももちろん富士山は雲の中。それでソフトクリームだけ買って、4号路の方に移動。

4号路は滑りやすいという注意書きがあって、軽装の人たちが心配そうにしながら降りて行った。私も後を続く。また子供連れやグループなど外国人も多くてにぎやか。

途中倒木もあり、それをくぐるのも子供には楽しそうだった。つり橋も若者に人気の様子。皆楽し気だった。

つり橋

ところどころにあったスズメバチ営巣のため通行止め

谷のあたりには、倒木がまとめられていた。今年は台風の影響で倒木が多いようだ。メインルートは通れるようになっているが、巻道は通れない所も多いみたい。

そして霞台にでた。こちらも人々でにぎわっていた。私は琵琶滝コースに行こうかと思ったが、標識がなくなっていて、登山道へ出るところも柵が作られて狭まっていて、通らない方が良いかなと思った。

それに天狗焼を久しぶりに食べたいなと思ったのでケーブル駅の方に出た。しかしケーブル待ちの列で広場は一杯。天狗焼の列はバーベキューレストランへの階段に続いていた。30分以上待ちそうだけれど、」どうしよう?悩んだけれど、疲労回復を兼ねて、並ぶことにした。

予想通り30分以上並んで、購入。今は一人12個までとなっていた。私は必要個数だけ買って、自分の分はすぐ食べられるようにしていただいた。

それを食べながらリフト駅の方に抜けて、こちらも人々がリフト待ちしていた。まあ今日の冷え込みはたいしたことがないので大丈夫そうだったが。1号路を下りる人たちも延々と連なっていて、コンクリートの急坂で、皆足が痛くなり、昔私がやったように、後ろ向けに降りる人たちも結構いた。

途中から私は急坂をジグザグに歩きだしたら、あとに続いていた若者のグループもまねしたらしく、これはラクだと言いながら歩いていたようだ。

コンクリートの道はつらいですね。やっぱ琵琶滝コース行った方が良かったかな?スズメバチが営巣しているので通行止めになっているところがあったし、昔、琵琶滝の近くでスズメバチらしい蜂がいて怖かったことがあるので、一号路の方が安全だったかな?

まあ、何とか清滝駅に出て、またまた混雑している駅への道をたどり、そのままホームに向かい、止まっていた電車に乗ったが、結構立っている人たちも多く、私は最後部に移動して、何とか老人席に座ることができた。相当に疲労していて、熟睡。無事に最寄り駅で降りることができた。

今日は競馬とラグビーで途中駅に停まると言っていたが、そのあたりは夢の中だった。

3時ごろには帰り着くつもりが6時近くになってしまって、バタバタの1日でした。

なお、後でビジターセンターの情報を見たら、南高尾山稜は倒木が多くて、通行が難しいと出ていた。京王線では広告が出ているけれどね。紅葉のピークはやはり20日ごろかしらね。そのころは冷え込む日もありそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする