新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

伊豆ヶ岳から子の権現(詳報)

2015-03-22 | ハイキング・登山

今日(21日)は友人の登山グループに参加して総勢9名で伊豆ヶ岳から子の権現へのハイキングコースをたどった。

コースをあらかじめ調べたら、アップダウンの繰り返しでかなりハードそう。大丈夫かな。ついていけるかちょっと心配。

伊豆ヶ岳は子供が昔小学5年生の時に担任の先生に連れられて登った山だったが、どんな山かは知らなかった。しかしなかなか急斜面の上り下りがあり、岩場ありで、結構大変だった。子供はどのコースを取ったのかしらね。良く20人くらいの子供を先生1人で連れて行ったものだと今更ながら感心してしまった。

ハードコースで少々お疲れなので、今日はこれまでにするが、飯能から正丸までの間、車窓からは満開の紅白の梅が楽しめた。今日は歩き初めに小雨が降ったりして、山頂あたりからは霧がでて幽玄な雰囲気。空気が冷え込んで寒いくらいだったが、天気が良ければ気持ちの良いコースだと思った。最後は吾野ではなくて西吾野に出たが、偶然前後して歩いていた南らんぼうさんの参加された団体さんも同じコースだった。

詳報

池袋を7時5分発の快速急行で正丸駅へ。

集合写真を撮ろうと近くにいらっしゃった方に声をかけたら、快く写してくださったのだが、皆さんはみなみらんぼうさんではないのかとおっしゃる。らんぼうさんですか?とどなたかがお声をかけたら、ご本人でいらっしゃった。ありがとうございました。何も気づかず、失礼いたしました。

駅のそばの斜めになった下りにくい階段を下りる。近くの梅がきれい。

ガードの上の方に正丸峠・伊豆ヶ岳への案内があった。

ガード下をくぐりしばらくは舗装道路を歩く。

余り花の情報がなかったのでまったく期待していなかったのだが、いろいろと春の花を見ることができた。

ダンコウバイ?

白い梅の香りが漂う。

川に張り出したキブシ

ミツマタ

民家の紅梅とミツマタ

民家の黄梅

ヒマラヤユキノシタのつぼみ

途中安産地蔵尊があるはずだったが見逃してしまった。

登山口入り口 馬頭尊の祠があった。

小沢に沿ってゆるやかに登る。

  

名栗元気プラザって?多分正丸峠側?しばらく迷うが、地形的には伊豆ヶ岳は反対の左手だろう。

鉄板の橋を渡る。

大きな岩

やっと伊豆ヶ岳の文字が出てきた。

道は木の根と岩まじりの急坂となり、フーフーいう。その後少し平らになった。小雨もぱらつく。本格的な雨にならないと良いのだが。。。

霧が立ち込めてきて、なかなか素敵。

岩だらけの道を進む。

なかなか手ごわい岩山だ。

 展望はないが霧の景色もなかなかのもの。

 

たどり着いたのは五輪山と書かれていた。案内書などには五輪山の事は出てこない。不思議。

ここでも近くの方に集合写真を撮って頂き、少し下ったら、伊豆ヶ岳で有名な鎖場の男坂の入り口に出た。男坂は禁止ではないものの落石危険と書かれていて、下りてきた人も落石があったとおっしゃっていたので一部の人たちには多少未練があったが、団体として皆で安全コースを行くことにした。

こちらには入らず右手をしばらく登ると途中に女坂への分岐があったが、女坂は崩落しているとのことで通行禁止になっていた。

真ん中の中間道も結構急斜面でロープ場などを息を切らせながら登る。

鎖場から登って来た道を右に見る。

頂上手前の大岩

あちら側が頂上らしいが、まだひと登りある。

  

伊豆ヶ岳の小屋の女性主の碑があった。

 

伊豆ヶ岳の分岐の標識と伊豆ヶ岳の由来

山頂(851M)あいにくの天気で展望は全くなかった。晴れていたら奥多摩秩父の山並みが見えるらしい。

  

伊豆ヶ岳は混みあっていたし、まだ10時過ぎたばかりなので、昼食はもう少し先ですることになった。小休止でおやつをいただいた。

その先、滑り易い急斜面の下りが続いた。

天目指(あまめざす)峠への道標。しかし山伏峠も地図には載っていない。どこなのかな?

急斜面を下りる。

今度は階段状の登り。

休憩所があった。古御岳頂上のようだ。雑木林に囲まれていて、新緑のころはきれいだろう。親子連れが東屋で休憩なさっていた。ベンチもふさがっていたので先を急いだ。

このあたり落ち葉の積もった広葉樹の林が続くが岩が赤いのが面白かった。

今度は荒れた階段状の登山道が続く。

吾野まではまだまだ遠い。私たちは西吾野に出ようと話しているが。

ここにもツチグリがある、と友人が教えてくれた。上の方に見えるのは枯れたツチグリらしい。茶色になると目立ちませんね。

やっと子の権現の標識が出てきたがバカに傷んでいた。

尾根道に馬酔木が増えてきた。

馬酔木の実

馬酔木の花(花付きの良くないものが多かった)

高畑山に着いた。

あまり広くはないし、展望も一部しか開けていないが、ベンチがいくつか置かれていた。ここで昼食タイムとした。気温は5度で、じっとしているとどんどん冷えてきた。実質的なリーダーの方が、お湯を沸かしてコーヒーを入れてくださった。寒いので私も一口だけ頂いた。私は友人が持参してくださった熱いスープを分けていただいたが、寒い時には暖かいものがありがたいですね。

寒いから30分程度で食事を終わらせ、子の権現に向かう。

 

箒のような倒木

急には見えないけれど、結構急な山道。

大きな木の下に林道が見えてきた。天目指峠の由来が書かれていた。鰻が関わっているとか!こんな山の中で?

分岐(反対側はたしか山道と書かれていて、分かりにくい)と峠の標識

    

天目指峠の由来の説明(看板ちょっと拭いてあげたくなりますね)

天目は豆柿のことでアマメと言うそうだ。この辺に多かったらしい。指は焼畑耕作法の事なのだそうだ。面白いですね。

林道のわきには東屋もあったが寄らずに、林道を渡ったところから子の権現への登山道を登る。またまた急斜面。

アブラチャンかしら?黄色の花が見られた。

急斜面を降りる。

  

このあたりで小休止。この後、先に行ってしまった仲間を1人で追いかけて行ってしまったので、私も皆さんにご心配をおかけしてしまった。行けども行けども追いつけず、私も突っ走ってしまった。二股とかなかったので、大丈夫だと思ったのだが。すみませんでした。

また階段の道

子の権現はまだかな?鐘の音が何回か聞こえてきたが。

愛宕社のお社

  

ここは子の権現と竹寺との分岐のようだ。以前来た時とは違うルートみたい。

荒れた登山道だ。

やっと展望の開けたところに出た。空が少し明るくなってきた。

こちらは別の場所からの展望。どこの山?伊豆ヶ岳方面かしら?

前に見た大きな仏様の手のところには紅白の梅がきれいだった。

やっと子の権現についた。

先に行った方も見つかった。途中で仲間を待つと体力がどうなるか心配で突き進んだとか。まあ、行方不明にならずに良かったです。私もそう思われたらしいけれど。

吾野に出ずに、以前私たちが登った西吾野に降りることにして、淡々と下山。飛ばして歩いたせいか、左ひざが痛んで来て、下りはちょっとつらかったが、一か所軽い登りがあって助かった。

車道にでて信号を渡り、駅に向かった。そのあたりは梅が多くてなかなか良い景色が続いた。それに西武電車が通りかかり、次にはレッドアロー号も通って、絵になった。

色々ありましたが、長い行程をほぼ標準時間で下りられて良かったです。楽しい山行きを企画していただきまして、ありがとうございました。同行の皆さま、ありがとうございました。今日は久しぶりの筋肉痛です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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2 コメント

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Unknown (まご)
2015-03-24 13:26:58
ピーもおばあちゃんと山に登りたいと言っています。
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Unknown (kaze_fuku_sun)
2015-03-30 20:12:58
暖かい日に行きたいですね。いつになるかな?
返信する

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