新 風のふくままに 

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榛名山-相馬山から天目山縦走2019.10.27(写真付き)

2019-10-27 | ハイキング・登山

0月13日の瑞牆山登山はJRの運休で延期していたが、中央線の復旧が思いのほか時間がかかり、まだ無理そうとのこと。代替え案の奥多摩方面も道路陥落と断水で無理。比較的台風や豪雨の被害の少ない群馬方面の山でそろそろ紅葉が見ごろという榛名山ロープウェイの情報で、たぶん交通も大丈夫そう、ということで、今日榛名山に登ってきた。

リーダーと仲間2名総勢4人。バスが8時半しかなく、特急谷川で行くと時間が余る。皆明日は仕事が控えていて、早く帰りたいとのことで、タクシーを使うことにした。

タクシーの運転手さんは昔(当時は凍結していたそうだ)榛名湖にスケートに行ったとかでよく歩いて通った道のほうが近いとのことで、ユウスゲ園の近くに出たので、相馬山登山口の駐車場に止めてくださった。8700円。バスの2倍はかからなかったので助かった。運転手さんによると熊も猪も蛇もでるとのこと。熊鈴をリーダーにつけていただいた。まあ、ワイワイガヤガヤ行けば大丈夫だろうけれど。

しかし、ユウスゲ園から相馬山の登山口の詳細な地図がなくて、たぶんこっちだろうと車道をあるいていったら、どうも松之沢峠あたりに出たらしい(なかなかこのことがわからなかった)。

笹藪をかき分け、そこから磨墨(するす)岩の横を通る。

磨墨峠のあずまやに出て小休止。紅葉の榛名富士が美しい。

そこからしばらく上るとヤセオネ分岐にでた。

すぐに鳥居があり、岩の修験道らしい急斜面を登る。途中長い梯子があり、結構間隔があいていて、私には垂直に近く感じた。

槍ヶ岳の穂を経験しているリーダーから見たら、槍ヶ岳のほうが本当の垂直だったとのこと。道々紅葉のきれい木がある。

2本目は少し短く、3つ目はさらに短い梯子で、太く大きな鎖が置かれているところは、少し手掛かりに触る程度で登れた。

最後の鳥居をくぐると平たんになり、祠があった。

小屋のように見える神社があって、白装束の方々が休憩なさっていた。山頂には団体客が変わりばんごに相馬山の標識を手に写真を撮っていて、私たちも集合写真を撮っていただいた。

山頂からの南側の展望 

街並みが見える。高崎方面かしら?それとも渋川のほうかな?

まだ10時半ごろだし、混みあっているので食事は下のほうでとることにして歩き出すが、間もなく団体さんも降り始めた。

幸い下りも何とかスムーズに梯子を降り、すぐに分岐にでて私たちはまた墨磨峠の東屋の休憩所に向かった。そこで小休止を取り、団体さんの間をすり抜けて降りていらした友人たちと合流。

結局最初の松之沢峠あたりにでたので往復したことになった。タクシーでヤセオネ峠まで行ってもらったら、時間短縮できましたね。

そこから、道路を渡って、山道に入る。しばらく緩い広葉樹林の中を歩くが、階段が多くて参ります。

紅葉 ウリハカエデかな

黄葉 カエデらしい

団体さんは榛名富士のほうに向かったようだ。三ッ峰山の分岐の小さな標識を見て、七曲峠を探して歩くが、七曲峠まで1キロとかの標識はあっても、七曲峠自体の標識は見当たらず、再度道路を渡ったところが七曲峠だったらしい。

ここから天目山への道ものぼりの階段が多くて参る。日差しも出てきて、あまりに暑くなって、私は半そでになった。地図では20分と出ていたが疲れもあり、とても20分では登れなかった。

樹幹に榛名湖が見えてきた。

この辺りは榛名湖の景色がきれい。地図にも木の階段と書かれている通り、階段の連続でした。やっとのことで天目山頂上にたどり着いた。風もなく穏やかな最高のランチ日和。持ち寄りのおにぎりやおかずをいただいているうちに雨がぽつぽつ降り始めた。幸いすぐに病んで、そのまま食事ができた。さっき入道雲が気になったけれど、その時は薄い黒雲だったが、だんだん雲が多くなってきた。

天目山山頂の南側の展望

食事を終えて、急階段の天神峠への道をたどる。

急斜面の階段を下りて、しばらくしたら登りになり、これが氷室山かしら?と思ったが、何も標識がなく、一度道路のそばまで下がって、また階段状の登りになった。また階段状の登山道の急降下を始めているうちに、雨がぽつぽつし始めた。

今度は黒い雲が広がり、ひどくなりそうだったので、レインウェアの上着を着こみ、ザックカバーを付けた。大きな葉っぱがまだ残っている木のわきで雨宿りをしていたが、風も出て気温も下がり、じっとしているより下山したほうがよさそうということでまた滑りやすい木の階段の降りた。何しろ滑りやすいので、慎重に歩く。かなりの降りになり、榛名湖も榛名富士も雨に煙ってしまった。とても10分では降りられず、慎重に歩いているうちに雨はやんできて、また榛名湖の周囲の山々も見えだした。紅葉の木々も雨に洗われて一層鮮やかになった。こちら側はミツバツツジだろうかつつじの紅葉もきれいだった。写真を撮る余裕はなかった。

天神峠の大きな灯篭のようなものが見えてやっと門のようなものの間を通って車道に出たら、そこは天神峠のバス停だった。

2時20分ごろ。時刻表を見たら、10分ほどでバスが来るみたい。榛名湖バス停に行くと間に合わないかもしれないので、そこで待機した。おかげで何もお土産は買えなかった。榛名湖のメインを見ることもできなかった。何しろバスは一時間に一本だから次だと予定通りとはいえ、遅くなる。

バスが時間通りにきて、乗り込んだ。すっかり雨でぬれて冷えたので、バスの車内の温かさが助かった。

途中榛名営業所というところでバスはしばらく停車したが、特に案内の放送もなく、しかしトイレに行く人もいたので、仲間もトイレに向かった。ちょっと何分休憩しますとか言ってくれればよいのにね。あるいは私たちが寝ていて気付かなかっただけなのかしら?

ともかく1時間半で高崎駅に着いた。遅くなったら高崎市内が渋滞したかもしれない。

予定の1時間前の電車に乗ることができて、早めに帰れたので良かったです。

山の天気は本当に変わりやすいですね。ちょっと寒気が入って天候不安定という予報もあったのだが、下山の途中の短い時間だったからよかったけれど、長く続いたら、冷え切ったことでしょう。私たちは甘く見ていて、レインウェアのズボンのほうを持たないで来た人が多かったけれど、やっぱり持ってきたほうがよかったです。

紅葉はあと、1週間くらい後のほうが良いかな?今がいいところなのかな?

当初のコースの逆になり、階段上りが多かったのですが、最初に相馬山の難関を通過でき、逆でよかったという意見が多かったです。最後の土砂降りの雨の中、滑って転ぶ人もいなくて、無事下山できて幸いでした。皆さまお疲れ様でした。 

 


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