新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

仙台城(青葉城)址と東北大学植物園

2012-07-09 | 旅行

日曜日はビジネスホテルで前日に購入したおにぎりなどを食べてから、8時に出発。前もってバスの時間など調べればよかったが。

駅にでてバスターミナルの案内板を見るが、よくわからない。まずは駅のロッカーに荷物を預けよう。コインロッカーを探す。駅ビルの中に入ったのでなかなか見つからなかった。ビルの外側にロッカーが並んでいた。そばのずんだ餅の店でバス乗り場のことを聞いたついでに冷やしたずんだ餅が美味しそうだったので購入。天気は回復して蒸し暑い。

バスの切符売り場で、仙台城へのバスを聞いたらループル仙台で行けるというが9時にならないと出ないので、路線バスを聞いて乗った。バスの時間があったので、待つ間にそのずんだ餅を食べてしまった。城址公園で食べようかと思っていたのだけれど。

その路線バスはなんだか大回りして向山の住宅街とか、八木山のTBC(東北テレビかしら)前とかレジャーランド、動物園などを通って仙台城址前にやっと停まったので、もう9時を大分過ぎていた。TBCと聞いたときこんなところにエステの本社があるのかしら?と思ってしまったのだが、アンテナなどを見て放送局だと分かった次第。

バスを降りて、案内もあまりなく、車が入って行く道路際に小屋があって学生さんっぽい若者たちが詰めていたので、聞いたら、すぐ上が城址らしく、次に乗ろうとするルーブル仙台のバス停もそこにあるという説明。ほっとした。多分車の誘導のために詰めていたのかな?ありがとうございました。

ちょこっと坂を登ると鳥居があって神社になっていた。えー!仙台城址ではないの?といぶかりながら進むと、人がたくさんいてそこが仙台城址だった。

護国神社では、赤い毛氈を敷いて結婚式の準備だという通りすがりの方の声が聞こえた。

それから、さらに南側に進むと、展望がひらけて、角の立ち入り禁止の所に青葉城址の標識が立てられていた。あちこち震災の被害で石垣などが崩れていて、復旧工事が行われているようだった。

近くから荒城の月の歌が聞こえてきた。誰か合唱の練習でもしているのかしら?と行って見たら、土井晩翠の胸像と歌碑があり、機械で歌が流れていたのだった。

荒城の月は作詞の土井晩翠は仙台出身で、仙台城をイメージして作られたらしいが、作曲者の出身地九州の日田の岡城などでも荒城の月の記念碑を建てているらしい。

広場の中央に伊達正宗の騎馬像があった。

     

崖の下を見ると石垣が美しかったが、そこここが工事中で南側の道路は通行止めのようだった。

展望は西南の方は海の方まで見え、東の方には朝日を浴びて目立つ白い巨大観音が見えた。あれはなんだろうか?後で調べたら、どこかの成功者が立てた高さ100メートルもある観音様だそうだ。一応寺院になっているらしい。それはそれで見学も面白いそうだが、だいぶ遠いみたい。

            かすかに海も見える

            

                   

                   異常に目立つ白い観音像

                                                               

伊達正宗はこんな眺望のよいところに城を建てたのですね。もちろん城は眺望が効かないと城の意味がないだろうけど。資料館に宮城県の案内書があったので、頂いて帰ったのだが、それを広げてみないまま、植物園に向かったのは失敗だった。バスルートなど乗っていたのに。

            

                         

バス停に戻る途中、白無垢の花嫁さんが写真撮影していらした。紋付袴の新郎さんもそばに待機していて、おめでたい雰囲気。近くにはお祭りの格好をした子供たちの団体も。お囃子にでも参加するのか、全然別のことで来ているのかは確かめなかったけど。皆可愛らしかった。

復旧工事の小屋

この奥の方に滝があるらしいが、通り道はなかった。

           

 

ループル仙台のバスは少し遅れてきた。レトロな、とは冊子に書かれていたが本当にクラッシックな作り。たくさん下りる人がいたので、前方から写真撮れば良かったのに、乗り込んでしまって失敗。

植物園は割とすぐだった。(と言っても歩くと30分くらいかかると言われた。)南口が便利というのでそこで下りる。この植物園は仙台城のお裏林といわれ、水源の保持のために大切にされてきたそうで、今も珍しい植物などがあり、全体として天然記念物なのだそうだ。

丘の上は東北大学の工学部などがあって、バスの運転手さんに聞いたデーリー山崎で植物園の入場券を購入。教えていただいた通りその前の道を西に向かうと、入り口のゲートがあった。係り員でもいるのかと思ったら、その入場券を機械に入れるとゲートが開くようになっていた。

入ると、案内図があって右は本館入り口まで45分、左の東側のルートは30分とある。それと震災で通行止めのチラシが置かれていたので、手にするが見ないままに短時間で済む東側コースをたどった。西側や中央のコースはややけわしく、こちらは震災の影響で通れない所もあるようだった。

とにかく急がないと帰りのバスに乗り遅れると、一部走ったり(人がいなくて寂しかったこともあるけれど)しながら、たまに木々の名前を確認しながら急いで山を下りて行った。

                         

  巨大杉

        

ここを登るのは大変だ。下りで良かったと思いながら、20分くらいで下りついて、芝生の広場に出た。ここには絶滅危惧種の草花が栽培されていた。それでキキョウが絶滅危惧種なのだと知った次第。

                

芝生から坂を下りてロックガーデンに出た。ロックガーデンは崖沿いにいろいろな花も咲いていて、なかなか良い風情に作られていた。

 (ピンボケだったけど津軽フジ)  

エゾノイヌナズナ

ガンコウランの中に見える赤い実は何の実かしら?コマユミにも似ているが葉っぱが違うようでもある。

     

ロックガーデンの様子

                   シャクナゲ

                 

      ベンケイソウ

      

  ホタルブクロ

       

               

   チダケサシ

   

                            水の流れ

                               

    葦の原   

        

また坂を登って広場にでて本館のゲートを出る。人気はなくバス停も見当たらない。

出口あたりのナナカマドの花

   

  植物園本館

                 

それから大慌てで外にでて、バス停らしきものを探すが、見当たらない。学生さんに聞いて大学のバス停を聞いて歩いているとタクシーが来合わせたので、乗り込んで駅に向かった。

 二の丸跡    

何とか余裕をもって帰りの高速ツアーバスに乗り込むことができた。晴天の東北道は快適で、予定よりも早く新宿に着いた。 

 

 

 


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