新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

西沢渓谷バスツアー

2012-06-13 | ハイキング・登山

今日は、以前格安バスツアーの話をした同窓会の仲間と西沢渓谷バスツアーに参加した。早割で2525円。良く見たら帰り温泉に寄るそうで、その費用は自己負担とあった。入る入らないは自由だが、入らないと時間を持て余してしまいますね。

それで団体割引になるというので、温泉入場券も購入。実質は3125円となった。

皆で集合して新宿でバスに乗り込み、平日で空いている中央高速を通って行ったが、高尾のあたりはガスがかかっていた。

ところが笹子トンネルを抜けると青空が広がっていたのにはびっくり。山々もくっきり見えて、この分だと暑くなりそう。

勝沼からフルーツラインを通り、雁坂峠の手前の道の駅三富の駐車場にバスは着いた。そのあたりは曇っていて過ごしやすそう。雨が降らないと良いなと思いながら、準備をして西沢渓谷入り口まで歩く。

添乗員さんがしっかり準備運動をしてくださいと言っていたのだが、ほとんどの人は準備運動しないまま歩き出していた。私たちも普段ハイキングしない人たちが多かったので、忘れてしまった。

東沢山荘で草もちを買い求める。後で食べようと思って。

去年の夏に私は来ていたので、ちょっと大変だということは分かっていたが、皆はふうふう言っていた。

バスには、若い山ガールの格好をした女性たちや、まあ中高年のグループや単独行の方などもいらした。中におじいさん、おばあさんに連れられた小さな女の子もいたが、どうだったのかな。

このツアーは基本はフリーなので、それぞれの脚力に合わせて歩けるから良い。添乗員さんは多分最後の人に合わせて歩いたのだろう。私たちは全然コースでは見かけなかった。

たった40人のツアーだから、ちょっと離れると自分たちのグループだけになってしまう。

最初のうちはところどころにヤマツツジの花びらが落ちていて、見上げるとまだ咲き残っていた。

                       

慣れない方たちもアップダウンの多い渓流沿いの道を何とかいろいろな滝を楽しみながら、最後の七ツ釜五段の滝の下の方杖橋ところまでたどり着いた。そこで小休憩。例の草もちを頂く。前に来たときはこの先でどしゃ降りに遭ったのだが、今日は大丈夫だった。

なれいの滝               三重の滝

   

                

  

                       

   

龍神の滝

恋糸の滝                      貞泉の滝                

       

名もない滝

  

蛙岩

          

鎖のある岸辺

 

  クルマバソウ              苔のミニ庭

    

シナノキ

       

                   

 

                    

橋の先の崖には白いウツギが満開。

     

                  

七ツ釜五段の滝も今日はよく見えた。前は上り口あたりでイワタバコを見たような気がしたが、今日はなかった。

   

     

七ツ釜五段の滝の滔々とした流れを見ながら急斜面を登って行く。

七ツ釜五段の滝の最上部

                  

小さな滝を渡るところもある。途中渓流の脇の岩場に下りるところがあり、岩の上で弁当を食べている人がいた。

    

上がって行くと、不動滝が見え、そこからは階段を上る。

   

両側にシャクナゲが見られ始めるが、咲き残りの花は残っていなかった。少し花殻が残っていて、1-2週間前なら楽しめただろうが。あいにくそのころは土曜日で格安ではなかったのだ。

登りきるとテーブルがあり、展望台になっているが、甲武信岳は雲の中。そこで各自持ってきたお弁当を頂いた。横では管理のおじさんが施設の管理をなさっていらした。ありがとうございます。

  

 今日は曇りで涼しく、温かいお茶をを持ってきて正解だった。横では男性のグループがお湯を沸かしてカップラーメンを食べていた。男性はカップラーメンが好きですね。

少しゆっくりしてから、雨も心配なので、出発。後はトロッコ軌道の後のなだらかな道を森林浴しながら、歩いた。

    コハクウンボクの葉

     

                        

   大展望台からの景色

     

                        

                    トロッコの見本?

                    

   大久保沢

  

                                                             

途中、笹が生えていた崖があって、ギンリョウソウでもないかしら?と目を凝らしていたら、上の方に妙に白いものが3つ見つかったが、よくわからないし、近寄ることもできそうにない崖なので、あきらめようと横を向いたら、なんと3本ずつの2株のギンリョウソウがそばに咲いていた。手が届くほど近くはなかったけど。

                 イワタバコの葉

                 

皆に教えてあげて、喜んでもらったのだが、通りがかりの男性に声をかけたら、あまり興味なさそうで、ちらっと見てそのまま行ってしまった。すごく珍しいのですか?と聞くので、すごく珍しいというほどでもないから、そういったら素通りしたわけ。

   

また、淡々と歩く。ところどころにシャクナゲの群落があるが、狂い咲きの花は見られず、残念だった。花殻はあるので、結構咲いていたらしい。

いつかシャクナゲの季節に来たいものだ。ミツバツツジの咲き残りもこちら側にはあったので、もう少し前ならミツバツツジもきれいだろう。

高度が下がるにつれ、ヤマツツジが見られるようになって、最後は道路に出た。橋を渡って、最初の東屋の所に出た。そこでまた小休止。集合時間には少し間があったので、残っていたお菓子などを頂く。

       キイチゴの花

       

                            

         

                              栃の花

                              

それから、東沢山荘の前にでて、さらに道路を渡り、道の駅で野菜などを買った。集合時間に間があったので、燕の観察。忙しそうに何回もヒナに親鳥が餌をやっていた。

時間になったのでバスに乗り込みほったらかし温泉に。私は熟睡。

ほったらかし温泉はよく宣伝で見晴らしが良い温泉の写真を見ていたが、初めてだった。

             

昔キャンプ場があって、温泉がでて、ほったらかしで誰でも無料で入れたので、ほったらかし温泉という名前になったのだとか。その後整備して有料になったそうだ。こっちの湯とあっちの湯があるが、片方ずつ払わないとならないそうだ。こっちの湯の方が古くて小さいが空いているというので、私達はすぐにこっちの湯に入った。

こっちの湯は5時で終わりだそうだが、私には十分。まあ、友人にはちょっと不十分だったかもしれない。若い女の子たちは内湯に気が付かなかったのか、露天風呂の洗い場を使っていたが、今日は寒いくらいだったので震えていた。シャワーのお湯はあまり熱くはなかったので。しかもその子たち、露天のぬるい方の湯に入っていたが、風邪ひかなかったかな?

露天風呂からの展望は勝沼とかの街並みが一望でき、その向こうには多分南アルプスなどの山々と、晴れていたら富士山が見えるそうだが、雲が多くて富士山は見えなかった。

露天風呂は2段になっていて、下の浅い風呂は子供用かもしれないが、高い蛇口からお湯が勢いよく出ていたので、誰もいないし、打たせ湯として使わせていただいた。

まあ、マッサージもできたし、熱い湯の方で良く温まってから、出た。

まだ時間があったので、皆で軽食を取った。私は揚げ温玉というものとうどんを食べた。後は寝て帰ろうと思ったのだ。そうそう外に、眺望のトイレというのがあって、これがなかなか快適そうだった。

帰り、富士屋ホテルや、笛吹フルーツ公園の様子などバスの窓から見ることができた。そのあたりの外灯、かわいいさくらんぼの形とかブドウの形になっていると添乗員さんに教わってみて見たら、確かにかわいかった。

同窓生と一緒で楽しかったが、バスの中でほとんど眠れなかったのが残念。同窓の皆様、お疲れ様でした。良い森林浴になりましたね。筋肉痛が残りませんように!ところで戻った東京が寒いので驚きました。

なお、このツアー秋の紅葉シーズンも格安の早割がある。温泉は残り時間の関係でどこになるのかはその日のお楽しみらしい。

おまけ

東沢山荘への帰路の途中て見つけた花 

ジシバリ

       イワハタザオ

                 

 ほったらかし温泉の庭の花(ハーブ?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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