孫や娘の成長を陰ながら見守る気分(未経験だが)。1994年生まれの二十歳が、クインシー・ジョーンズのサポートで新作を完成。昨日、話を聞いたら、あまりのしっかり加減に心底までズキズキとやられた。アートとエンタメとビジネスの相関図が、もうインストールされてサクサクと動いているらしい。しかもそれが全然嫌らしくないのは、そこも天賦の才能かも知れない。今夜から3日間、ブルーノート東京で公演。見ておかないと次にどうなるか分からなくなる。新作の方は、ハービー・ハンコックの〈ウォーターメロン・マン〉とクインシー・ジョーンズの〈ソウル・ボサノヴァ〉のキモをサンプリングした、シングル・カット曲〈サムシング・ニュー〉が楽しい。