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成田 正の楽屋入り口 by STHILA COMMUNICATIONS

胃とオーディオと燎さん

2009-11-16 22:51:23 | ●Weblog

 海外取材に飽きたのとオーディオ熱のブリ返しとで、ここのところすっかり籠もりがちな中、胃腸の検査に行った病院の近くにある、今年で6年目になるヴィンテージ・オーディオ・バー「Cafe Tone」に初めて入って、ジャック・ダニエルのシングル・ロックを3杯呑んだって、金曜に内視鏡検査なので、これって一種の見納め呑み納め、やぶれかぶれの感じもあった。が、タンノイのGRFなどイイ音を聴かせてもらうと、金曜の結果次第では定期券購入みたいな顛末がやってくる予感がした。家から歩いて10分ちょいなら、多少呑みが過ぎても帰りにまさか倍はかからないし、第一そんなに呑んだら音模様が見えなくなってもったいない。とか黙考しつつ、取材のない日の門限までに帰宅して粗食を済ませ、今朝Amazonから速攻で届いた『恋はフェニックス~イージー・リスニング・ジャズ・ギター/川崎燎』を聴いて、こういうのだけとつき合えれば、胃弱も何とか生き延びられるのではないかと。もちろんそれは、いんちきなイージーでなく、正しいイージーだからなのは言うまでもない。ウェス・モンゴメリーのA&M/CTI3部作が大受けした訳も、改めてしみじみ再三再四、重ね重ね良く分かった。