もとdaregaitsdoco.com

成田 正の楽屋入り口 by STHILA COMMUNICATIONS

♪CDの音

2009-04-18 00:13:34 | ●Weblog
 訳あってXA7ESを持って相島技研にお邪魔した。すると、通常CDならSCD-1の上を行く再生能力があるんじゃないかと嬉しいお言葉。やはり、D-Clockに換装してもらったおかげと思いきや、相島さんいわく、いや、それ以上に機器の素性の問題だろうと。嬉しさのあまり帰ってすぐやったのは、アンプにしか使わないままほっておいた電源ケーブル、ゾノトーン初代グランディオへの差し替え。そして次にTUNAMIに戻してまたグランディオへ。聴いたのは『マイ・フーリッシュ・ハート/キース・ジャレット』の〈フォア〉。TUNAMIとは評判通り、たっぷりと低域を出してくるはずが、グランディオの方がなお出てきたのにはびっくり。そのうえ、ベースのエッジが滑らかに立つものだから、ディジョネットのバスドラとのカブりで団子状になるところがすっとほどけたのにも参って、しかもさらにいちばんのびっくりは、ピアノ・ソロ・パートの左手の動きが気持ち良く浮き上がってきたこと。ただ、ALLIONのT-125svに関しては、オヤイデの単線電ケ(EE/F-S 2.6)の勝ち、というのはアンプだけ200V仕様になっていることと関係あるんだろうか、と。おっとそういえば、この単線電ケをCDPに使ったことがなかった。ゴールデン・ウィーク進行の締め切りラッシュを抜けたら、アルコール抜きでいってみよう。写真は、クロック換装と同時にやってもらった制振箇所。あれからもう2年とは光陰矢のごとし。